発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

給食

早くも2018年になって半月が過ぎましたね。こんにちは、mamemuchiです。シュウの今日のお弁当はサンドウィッチです。ゆで卵チーズ、コロッケ、あんこの3種類。

前回はシュウの偏食について書きました。今はお弁当ですので、シュウが食べられる物だけ入れています。ストレスなく食事が出来ていることでしょう。ですが、4月からはついに小学生。給食スタートです。心配です。自分が小学生だった頃のメニューを思い出してみると、シュウが食べられそうなのは白ご飯と牛乳くらいです。

ちなみにシュウは学区の小学校に通います。就学相談や発達検査等々の結果、「学区の小学校の支援学級が適切ではないか。」という結果に至ったのです。「養護学校に通うほど症状が重いわけではないけれど、普通クラスでは困難が多いだろうな。」と思っていたので、納得の結果です。

まぁそれはともかく、給食です。今はそうでもないようですが、私の時代は「自分のクラスから給食の残りを出さない事に命をかけてる」っぽい先生が結構いました。大人になった今にして思うと、謎ですね。食べられる量には個人差がありますし、適量にも個人差があります。ラーメンや冷やし中華のスープまで残さず飲むように指導されましたしね。それはいくら何でも塩分摂り過ぎだろうに・・・。

そもそも、苦手な物を強引に食べさせられても好きにはならないと思うんですよね。大人だって好き嫌いはありますし。何故子供の時分だけ、ああも杓子定規に完食しなければならなかったのか・・・まぁ時代ですね。時代によって、常識や流行って変わるじゃないですか(育児もそうですよね)。あの頃はそれが当たり前だったのでしょうね。

 

そんな風に、昔の状況やシュウの食習慣を考えると不安で不安で。小学校の見学に行かせてもらった際、先生に相談してみました。ありがたい事に学校側は「給食がストレスになって、その結果学校に通う事自体が嫌になる。」のは好ましくないとの考えでした。強引に完食させるような事はしないとの事で、それを聞いて安心しましたね。

先にも書きました通り、嫌な物を強要してもあまりメリットがありません。シュウの場合も、嫌な物を無理に食べさせても吐いてしまいます。苦しい思いや嫌な思いが残るだけです。まぁ・・・シュウは見た目で判断するので、食べず嫌いなだけの場合も多々あるのですがね・・・。

でも、これも単なるワガママとは違うと思うんですよ。大多数の人が「そんなに悪い物ではなさそうかな。」と思うような料理でも、シュウにとっては「生理的に受け付けないレベルで嫌な物」なのです。

例えば、日本人は芋虫やら昆虫やらをパクパク食べるような習慣はありませんよね。それらが習慣になっている地域の人から「美味しいから食べてみな。」と勧められても、口に入れるのってかなりの勇気がいると思いませんか?

あとは、一時期「飲尿健康法」なるものの名を耳にした事ありません?それを実践している人から「そんなに悪い味じゃないよ。健康にもいいからやってごらんよ。」とか勧められて、サクっと実践できます?

中には「平気だよ。」って方もいるかもしれませんが、私は正直難しいです・・・。シュウの偏食も、そういう事だと思うんですよね。理想は勿論「好き嫌いなく何でも食べる」ですけど。とりあえず現時点ではちゃんと成長していますし、食べられる範囲で食べていってくれればいいやと思っています。

そう。シュウは偏食のわりに身体は大きい方なのです。4月生まれというのもあるでしょうが、クラスでは多分1,2位を争う背の高さです。そして炭水化物に偏り気味ですが、肥満というほどではないですし。ガチムチって感じかなぁ・・・。よく動きますしね。

偏食で尚且つ「痩せていていつも元気がない。動くのもしんどいみたいでボンヤリしてる。病気にもかかりまくる。」とかだと心配ですけどね・・・。シュウは今のところそういう状態とは無縁で。シュウって実は「ビタミンやミネラルが極端に少なくても生きていける突然変異の特異体質」なのでは・・・(笑)

ただ、やっぱり多少心配はしています。栄養面で。その為、オルビスの錠菓を利用しています。サプリメントっていろいろ出ていますが、シュウは錠剤タイプやカプセルタイプ、グミタイプは食べることが出来ません。その点、オルビスさんの出している「ラムネみたいに齧って食べられるサプリ」は重宝しています。カルシウム・鉄分・ビタミンCの3種類が出ていまして、毎食後に1種類ずつ食べさせています。

「栄養は食物から直接摂取するのが一番で、サプリなんて飲んでも効果はない。」という意見もあるのは知っていますが、こういうのって気の持ちようだと思うんですよ。プラシーボ効果みたいな。美味しく食べれて栄養も補えるならラッキーと思って愛用しています。

それでは!

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