発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

自閉症、人との距離感が難しい②

「おいしい」とか「まずい」とか、評判になっている物は試してみたくなるmamemuchiです。こんにちは。今回はこちらを食べてみました。

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セブンの宇治抹茶わらびです。ネットで好評なので、食べてみました。内部の黒蜜が、黒糖感強くて美味しかったです。抹茶クリームの抹茶感はそこまで強くなかったですが、表面にまぶしてある抹茶のおかげで、渋みや香りは楽しめました。とても柔らかく、モチモチで美味しかったです。

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税込み120円・131kcalで、お手頃価格、低カロリーなのが嬉しいですね。

 

さてさて。前回は、シュウの距離感のおかしさについて語りました。初対面でもグイグイ行く場合があって、ちょっと気まずいという話でした。しかし、毎回毎回そんな感じというわけでもないんですよ。

シュウは時に激しく他人を拒否するのです。

 

年長時代、とある日の登園時の出来事です。

その日のシュウは特に機嫌が悪いというわけでもなく、落ち着いた精神状態で幼稚園の前までたどり着きました。園の門をくぐろうとしたその瞬間、見知らぬ人がシュウに声を掛けてきました

「これから幼稚園?行ってらっしゃい。」

そうにこやかに声を掛けてきたのは、散歩中といった雰囲気の高齢男性でした。これはよくある光景です。子供好きな年配の方って、こうして話しかけてきてくれますよね。

しかしシュウは声を掛けられた途端に豹変しました

泣き喚き、ダッシュで園庭にかけこみました。そして園舎と塀の間の狭い部分に入り込み、そのまま地面に倒れ込んでしまいました。日陰の冷たい土の上で動かないシュウ。

 

明確な理由はわかりませんが、声を掛けられたことを受け入れがたかったようです・・・。

こういう事、あるんですよねー・・・。何なんでしょうね。シュウに何が嫌だったのか聞いてみても、答えてくれないんですよ。考えられる理由としては、いきなりだったから驚いた・かけられた言葉の意味がわからずパニックになった・このタイミングで声を掛けられるのは想定外で、パターンを崩されて嫌だった・・とかですかね・・・。

 

また別の日には、こんな事もありました。道を歩いていたシュウ。向かいからは見知らぬ高齢女性が歩いてきていました。すれ違う際その人は、「ボク、元気だねぇ?」と微笑みながらシュウの頭を撫でました

 

シュウ激怒。

 

「んんあ~~!」と怒りの声をあげ、怒った勢いに任せて走って行ってしまい、地面に倒れ込みました。

 

この場合は単純に、頭を触られた事が嫌だったのでしょう。怒ったシュウは、頭上を払うような仕草をしていましたからね。しかし、どうして嫌なのかはやっぱりわかりません。普段から他者との身体的接触を嫌がるかと言うと、そういうわけではないんですよ。パニック状態の時の接触や、行動を妨げるような接触に対してはものすごく怒りますけどね。

頭を撫でられた時のシュウは落ち着いた状態でしたから、何故そんなに嫌がったのか・・・。う~ん・・・叩かれたように感じたとか・・・?発達障害児は感覚や捉え方が極端だったり独特だったりしますからね・・・。

 

そんなわけで現在のシュウは、昔ほどの人見知りは無くなり自ら他者に近付く事があるものの、その一方で時に激しく他者を嫌悪する場合があるという、お前一体どっちなんだよ?という状態です。

これ、気まずいんですよねぇ。相手は好意を持って接してくれているのに、こちらは可愛げのない反応・・・。

申し訳ありません。どうか不快に思わないでください「俺、個人的にお前の事が大嫌い。」というわけではないんですよ。決して、そういう意味ではないんです。同じ人でも状況によって拒否したり懐いたりしますし、多分本人なりのタイミングとか心理状態とかが影響しているだけだと思うんです。

全ての発達障害児に当てはまるわけではありませんが、シュウという人間は、他者に対して害意や悪意を持たない人物なのです。あ、これは「うちの子は悪い心を持たない天使ちゃん♪」というわけではないですよ?

自閉症の特性故か、相手の気持ちを推し量るのが苦手なだけだと思います。シュウは自分に敵意を向けてくる人に対しても、ニコニコしながら近づいて行ってしまうのです。子供同士でも好き嫌いって当然ありますよね。私目線だと「あー、あの子シュウの事を疎ましく思ってるわ絶対・・・。シュウ、無駄なトラブル避ける為にもそれ以上は近づかないでおけ・・・。」なんて思ってしまうシーンもあったりします。しかしそんな時でも当のシュウは相手の気持ちに気づかない。

一緒に遊びたくて近づいて、結果仲間に入れてもらえないなんて事になっちゃうんですよ。そういう時、私としてはシュウを可哀想に思っています。シュウを受け入れてくれる子もいるのだから、そういう子と遊びなよと思います。けれども私がシュウの人間関係に口出しし過ぎるのは良くないですからね。ただただ、心の中で応援しています。

 

まあそんなわけで。自分に害意を向けてくる人間にすら嫌悪感を持たないシュウが、自分に好意的な人間に対して嫌悪感を持つとは思えません。

ですから、「発達障害児って、ちょっと変わってるなぁ。」くらいに軽く受け止めてもらえるとありがたいです。

個人的には、話しかけてきてくれる高齢者の方々。高齢者じゃなくてもですが・・・すごく嬉しいです。

それではまた!