発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

発達障害児、入学式を乗り切った。

こんにちは、今回もセブンの抹茶お菓子を紹介します。mamemuchiです。

f:id:mamemuchi:20180410055918j:plain

抹茶クッキーです。食感しっとり系ですね。サクサクタイプが好きな人は違和感を感じるかも。私はサクサクもしっとりも両方好きです。ホワイトチョコの硬い噛み応えが良いです。クッキー自体がしっとり食感なので、良いアクセントになっています。

抹茶特有の渋みはあまり感じなかったですね。小さい子でも食べられると思います。そして、通常のクッキーよりも塩気を感じました。気のせいかなぁ・・・?私は塩レモン味とか塩バニラとか好きなので、問題なかったですけど。

f:id:mamemuchi:20180410060453j:plain

お値段税込み127円、241kcalです。大きなクッキーなので、食べ応えありました。

 

さてさて、ついにシュウの小学校生活がスタートしました。行ってきましたよ入学式。当日は良い天気で気温もそれほど低くなく、卒園式同様天候には恵まれましたね。

学校に到着すると、まずは1年生の教室へ。人数が少なく1クラスだけなので、誰と同じクラスになるかというドキドキはありません。全員同じクラスです。まぁシュウの場合はそもそも支援学級なんですがね。

ちなみに支援学級在籍とは言え、この日は通常学級で過ごしました。入学式で並ぶ際も、通常学級の子と同じ列でしたね。

 

入学式が始まるまでは、教室にて学用品の説明を受けたり先生の紹介があったり、呼名の際の返事の練習をしたりしました。シュウは一応自分の席には着いたものの、常に私が手をつないでいなければいけない状態でした。離れると怒ります。慣れない環境、慣れない人達の中なので不安だったのでしょう。

そしていよいよ入学式がスタート。新入生は廊下に整列し、保護者は先に会場へ。この時シュウに、「お母さんあっち(会場)に行ってもいい?シュウはみんなと並んで歩ける?」と聞いてみました。シュウは少し考えるようにした後、「うん。バイバイ。」と私に手を振りました。

さっきまでは「おかあさんおかあさん」だったのに、結構あっさりです。常にベッタリかと思いきや、意外と「去る者は追わず」タイプだな・・・。

 

入学式自体は1時間くらいだったでしょうか・・・長かったですが、結論から言えばシュウはものすごく頑張りました。みんなと並んで入ってきて、椅子に着席しました。名前を呼ばれた時には返事をして立ちました。余計な大声を出したり離席したりもありませんでした。

ただ、身体のどこかしらは常に動いている状態ではありましたね。じっとしているのが苦手ですから。頭を前後左右に振ったり、後ろを振り返ったり。靴を脱いでそれで遊んだり。椅子をゆすったり、顔の前で手を動かしたり。椅子からグダ~っと滑り落ちるような姿勢になっていたり。

けれども、席から離れて歩き回ったりはしなかったのです。そこにいなければいけないという事はわかっているのですね。けれどもそれはシュウにとって苦痛な事です。その為、歩かなくてもできるやり方で気を紛らわせていたのでしょう。知らない人からしたらそれは、やる気がないとかふざけてるとか感じる行為かもしれません。けれどもそうではないのです。真剣に向き合っているからこそのこれらの行為なのです。

 

式の後は写真撮影をして、その後再び1年生の教室へ戻りました。そして学用品に名前を書いたり、配布物の説明を受けたりしました。入学式に全力を注入したシュウは、この時点で疲れ切ってしまったのでしょう。ついに機嫌が悪くなり始めてしまいました。

私のネームペンの扱いひとつ、私の立ち位置ひとつに対していちいち難癖をつけてきます。荒れ始めました。

その様子を見た支援の先生が「ここにいるのがしんどかったら、支援学級の方に行きますか?」と声を掛けてきてくれました。もともと、「今日は通常学級で一緒に過ごしてもらうけれども、キツかったら支援学級に移動してもかまいませんよ。あっちの方が人数も少なくて静かですから。」というような話は頂いていたのです。

私はシュウに「ここにいるの嫌?静かなお部屋に行く?」と聞いてみました。シュウは「いく。」とポツリ。私は大量の配布物や学用品を抱えて、シュウや支援の先生と共に教室を出ました。

 

支援学級の教室では在校生が授業を受けている最中でしたが、シュウはそこで過ごさせてもらいました。これから一緒に学校生活を送る事となるその子達とは、すでに顔見知りです。昨年度、体験に来た際に会っているのです。そのおかげか、彼らは「よろしくー。」と穏やかに受け入れてくれました。シュウの心も平穏を取り戻しました。

さきほどまでの不機嫌はようやく治り、ニコニコしながら声を出したり教室の様子を見て回ったりしていました。

 

こういうのを見ると、やっぱり大人数だといろいろとしんどい部分があるんだなぁ実感しますね。

 

シュウが機嫌良くしている間に私は、配布物の説明等を受けました。そしてその日は帰宅しました。

式自体はものすごく頑張ったけれども、その反動で終了後がグダグダというのは、卒園式と同じパターンでした。けれども、卒園式よりも更に成長したなと私は感じています。卒園式は何度も練習を重ねた結果上手に出来ました。しかし入学式の場合、練習はありません。いきなり本番です。それでも最初から最後まで参加できたというのは素晴らしい事です。

ただ、準備はしていました。入学式前日、入学式会場や教室の下見に行かせてもらったのです。シュウに飾り付けが終わった教室や会場を見せて、明日はここに来ると教えました。式の進行順や、座る位置、私のいる場所も教えました。学校に来てから帰るまで、どういう順番で何をやるのか、どこでやるのか等も教えました。

そうやって、当日を迎えました。その結果、練習がなくても良い結果が出ました。やっぱりスケジュールを教えておくのは有効だなぁ思いました。

 

子供の入学式に不安を感じているあなた。いざという時どう対処するかの打ち合わせや、パニックになった時の居場所の確保、下見、スケジュールの可視化なんかは有効策だと思います。うまく取り入れてみてはどうでしょう。

 

ちなみに入学式って、胸元にお花をつけたりしますよね。シュウも配られましたが、それを付ける事は断固拒否でした。まぁいいんだけどね、花くらい・・・。でも、記念に取っておこうかなぁ?

f:id:mamemuchi:20180411085231j:plain

↑ 使用される事なく終わったお花・・・。 

 

それではまた次回!