発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

幼稚園時と同じこだわり再び。

創造力が乏しく同じ遊びを繰り返す傾向がある言われている自閉症ですが、シュウはシュウなりにいろいろな遊びを思いついているようです。よくそんな事思いつくなぁ・・・と驚く事も多いmamemuchiです。こんにちは。

シュウがトランポリンの表面に画鋲を刺しまくって、迷路(?)を作っていました。

f:id:mamemuchi:20180604050846j:plain

トランポリンの生地の表面には、メッシュっぽく小さな穴がたくさん開いていまして。その穴に、いい感じに画鋲を刺して道筋を作っています。

f:id:mamemuchi:20180604051108j:plain

そこにスーパーボールを置き、道を辿らせているのです。「ゴールはここ!」って決めて。なかなか楽しそうに遊んでいました。しかし、こちらも更に楽しんでいました↓

f:id:mamemuchi:20180604051350j:plain

何だかわかります?これね、トランポリンを下から見た図なんです。画鋲の先が沢山出ていますでしょう?何かこの状態、やけにシュウのツボにハマったみたいで・・・シュウは「ハリがいっぱいだよー(笑) おかあさん、さわってさわって!いたい?チクっていたいー?」とハイテンションで私に針に触るよう要求してきました

私が手のひらを針に当てて「あっ!痛い痛い!」と痛がって見せたら、大喜びしてケラケラ笑っていました。シュウは毎日楽しそうです。

 

さて、私は毎日小学校までシュウを迎えに行っています。下校は集団下校でみんなと一緒に歩くのですが、シュウはどうしても遅れを取りがちなのでね。危険がないように毎日私も付き添っているというわけです。

私は毎日時間に余裕をもって家を出るので、大概シュウよりも先に集団下校の集合場所(運動場)に到着します。しかしつい先日は、うっかりしていて時間に余裕がなくなってしまいました。まずいまずい、遅れる。慌てて家を出て、小学校へ向かいました。ものすごく急いだおかげで、集団下校の出発時間ぴったりくらいに小学校へ到着しました。

今日は運が良い事に子供たち、まだ全員集まっていないようでした。セーフ。

 

さて、シュウは・・・いました。運動場の中心あたりで先生と遊んでいます。私はシュウの方へと歩いていきました。私に気付くシュウ。

 

わたし:ごめんごめん。ちょっと遅くなっちゃった。

 

シュウ:んっ!んっ!(怒)

 

シュウは突如怒り出し、唸りながら私の後方を指差しました。

 

・・・ああ、いつもの所に戻れって事ね。

 

シュウは自閉症児の例に漏れず、こだわりが強い子です。私は普段、お迎えの時は運動場端のイチョウの木の横に立っています。そして、校舎から出てきたシュウが私の所に来て、そこから一緒に運動場の中心の方へ行くのです。

シュウにとって、私の立ち位置はイチョウの木横だけなのです。シュウの許可なく勝手に運動場の中心まで来る事は禁忌なのです。

私にとっては正直どうでもいい事ですが、本人にとっては重大案件。指示通りイチョウの木の横まで後退しました。それでもシュウはしばしプリプリと怒っていましたが・・・その後何とか機嫌は直りました。何て面倒な奴。

 

今回、「んっ!んっ!」だけで何故すぐにシュウの意図がわかったかと言いますと・・・幼稚園時代も同じこだわりがあったからです

シュウは私の立ち位置に大変うるさい奴で、うっかり普段と違う場所に立とうものなら泣き喚いて怒り狂っていました。小学生になってもそのこだわりは健在のようです。

 

うん。面倒くさい!

 

これからは遅れないようにします。それでは!

 

↑我が家にあるのとは違う物ですが。トランポリンは良い遊び道具だなと思います。