発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

放課後等デイサービスって、どんな内容?

8月になりましたね。この季節にぴったりな雰囲気の飲み物を見つけて興味を持ったmamemuchiです。こんにちは。今回ご紹介するのはこちら↓

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ファミマにて購入しました爽快ラムネウォーターです。

 

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ラムネ風味飲料、ラムネウォーター・・・という言い方ですので、本来のラムネとは違うようです。早速飲んでみますと・・・「ラムネ」と名前に入っていますが炭酸ではないです。これなら、炭酸飲料が苦手な方でも安心して飲めますね。

甘さは結構しっかりしています。「○○ウォーター」と名のつく飲料の中には、甘さがかなり少ないタイプもありますが・・・このラムネウォーターはしっかりめの甘さです。そして、何だか懐かしい味・・・。知ってる味だ、何だっけなぁ・・・?

・・・あ!思い出しました!ラムネ系ソーダ系のアイスと味が似ているのです。

 

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この飲み物は株式会社エルビーさんの商品で、500ml入り155kcal、お値段税込み110円です。期間限定商品のようですので、気になる方はお早めに!

 

ところで。あなたのご家庭では、子供たちは放課後どのように過ごしていますか?家でのんびり、学童、習い事、友達と遊ぶ・・・等が多いでしょうかね。シュウは放課後等デイサービスを利用しています。「デイサービスは高齢者が利用するもの。」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実は子供のデイサービスもあるのです。

この放課後等デイサービス(放課後デイ・デイ・・・等と言う事が多いです)、どういうものかと言いますと。一言で言うと「障害児用の学童」でしょうか。

 

障害の種類や度合にもよるので一概には言えませんが、一般的に障害児は、放課後や休日の過ごし方が限定されがちだと思います。

まず、通常の学童。これは利用が難しいです。利用者の数に対して大人の数が圧倒的に少ないですからね。見守りや個別対応が必要な子供は利用しにくいのです。

 

習い事も難しいです。シュウの場合は、先生の指示が通らない場合も多く、特性に合わせた丁寧な対応が必要になります。ですから、グループや集団で行うタイプの習い事では、言い方が悪いですが周囲の足をひっぱってしまうと思います。そうなると、他の子や保護者さんは不満を持つことでしょう。お金を払って来ているのですからね。「あの子のせいで、ちっともレッスンが進まない!月謝がもったいない!」なんて思っても不思議はありません。そういう事態はこちらとしても避けたいのです。

では個人レッスン系の習い事ではどうか。これはねぇ・・・正直、お金がもったいない。どういう事かと言いますとね。発達障害のシュウは言葉が遅く、物事の理解も同年代と比較するとゆっくりです。ですから、習い事に通っても月謝分の事を習得出来ないように思うんですよ。

習い事って、「○○を覚えさせたい。」「△△が出来るようになりたい。」等の目的があって通いますよね。その目的を達成する為に、安くない月謝を払います。そう考えますとね・・・シュウのコミュニケーション力、理解力では習い事はまだ早いかなぁという感じです。

まぁ友達作り目的で習い事をするような方もいるでしょうが、そういう面でもシュウは望み薄ですから・・・。事情を把握している大人の介入なしでは、同年代の子と良い関係を築くのは困難です。

そしてこれはシュウではなく私側の事情ですが、送迎が難しいというのもありますしね。

 

では、「友達と遊ぶ」。これはどうか。これもシュウの場合は難しいですね。

「今日遊べる?」

「いいよ~。」

「じゃあ学校終わったら家に来て。」

「わかった。じゃあまた後でね~。」

 

・・・絶対無理。

 

そうなるともう、「家でのんびり」くらいしか選択肢がないんですよ。まぁ家でのんびりが悪いわけではありませんが、毎日毎日となるとねぇ・・・。私が用事で家を留守にする場合もありますし。

 

・・・というわけで、ここで話はようやく放課後デイに戻ります。放課後デイはシュウのような、放課後の居場所がない子供が安全に安心して過ごせる所なのです。

放課後デイもたくさんありますので、細かい内容は様々です。参考までにシュウが通うデイについて、少し話したいと思います。

 

基本的に日曜日以外は子供を引き受けてくれます。祝日や土曜日も見てくれるのはありがたいですね。定員があるので、希望者が多いと毎回確実には入れない・・・という事になってしまいますが。デイの利用を考える場合、そのへんの確認は重要だと思います。

 

希望すれば送迎もしてくれます。シュウのデイでは片道50円で受け付けてくれますね。往復でも100円ですから、何度も利用させてもらっています。

 

そして、子供たちはデイでどのように過ごすかと言いますと。これはデイ毎に特色があると思います。大きく分けると、運動特化型・勉強特化型の2タイプでしょうか。シュウのデイは勉強型ですね。とは言っても、ガッチガチの学習塾みたいな感じではありません。普通に遊んで過ごす時間も多いですから、勉強嫌いでもストレスにはならないと思います。放課後にお世話になる場合は宿題をする事が多いです。休日の場合はデイが用意したプリントに取り組む事もあります。パソコンが得意な子はパソコンに向かったりもするみたいです。

 

放課後・休日共におやつが出るので、それを楽しみにしている子もいるみたいです。市販品のお菓子の日もあれば、手作りおやつの日もあったり。工夫してくれてますね。ちなみに1日あたり100円をおやつ代として支払います。デイの先生の話ですと、「おやつ代という名目ではあるけれど、実際は教材費も含まれている。だから、うちのデイでは教材費を別に徴収する事はない。」との事でした。このへんも、デイによってやり方が違いそうですね。

そして休日の昼食。これはお弁当持参の日もあれば、みんなで調理実習の日もあります。ちなみに調理実習の日は昼食代として200円が必要です。みんなで楽しく料理体験が出来て、おいしい食事ができる。これで200円ですから、素晴らしいです。本来であれば。

・・・残念な事にシュウは偏食児。せっかく調理実習があっても、食べられない事が多いです。その為、デイで昼食を準備する日であっても、シュウはMy昼食持参です。・・・調理の過程だけでも楽しんで参加できればいいなと割り切っています・・・。けれども先日の調理実習の日。シュウに持たせたエプロンと三角巾は、帰宅後も私が畳んだ状態と全く変わっていませんでした。

 

調理すら参加していないと思われます。

 

そしてこれもデイによって違うと思いますが、お出かけの日があったりもします。シュウはまだ一度も参加していませんが、先生たちが子供たちを連れて少し遠出をしてくれるのです。デイの代金とは別に、交通費や入場料等の実費が必要です。行先は子供が楽しめるような場所ですから、シュウも機会があれば参加させたいと思っています。

これもね。障害児の場合、外出が難しい場合がありますから。親がなかなか遊びに連れて行ってあげられない家庭もあります。そういう部分に対してのサポートですね、お出かけの日は。ありがたいですね。

 

・・・とまぁ、シュウが通うデイはこんな感じです。粗悪なデイだと、子供たちを集めてひたすらDVD見せるだけで終了なんて事があるらしいですからね。シュウが通うデイは、いろいろと工夫や配慮をしてくれるので大変ありがたいです。限られた人材と財源の中で、本当に良くしてくれているなぁと思います。

 

デイを利用させてもらえるおかげで、私は用事で出かける事ができます。シュウは放課後も寂しい思いをする事なく過ごせます。学校が休みの日も、刺激のある生活が出来て色々吸収する事ができます。

障害児向け福祉サービスにはものすごく助けられています。感謝感謝の毎日です。

 

放課後デイ利用を検討しているあなた。自治体とのやり取りやらデイとのやり取りやら・・・結構いろいろありますから、早め早めに動く事をおすすめします。今回の話はあくまでもシュウが利用しているデイの話ですから、あなたの家の近所にあるデイはまた全然違うかもしれません。先輩お母さんの話を聞けると、役立ちますよ~。

 

それではまた!

↑普通のラムネアイスも好きですが、ラムネ菓子入りだともっと嬉しいです。