発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

秋田帰省① 移動編。

小学生って、夏休みになると植木鉢を持ち帰ってきますよね。枯れてしまうのは可哀想なので、無関心なシュウに代わって私が毎日水をあげていました。しかし、帰省の為に長期間水をあげられずにいたら・・・案の定枯れてしまいました↓

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みんながみんな夏休み中毎日欠かさず水をあげられるわけではありません。時期的に、長期間家を空ける人もいます。今年の夏は毎日毎日ひどい暑さで、おまけに私が不在の間、雨は一度も降らなかったようです。せっかくの花がこういう無残な状態になってしまうのは嫌なので、植木鉢を持ち帰らせないでほしいと思っているmamemuchiです、こんにちは。

 

さてさて。上述の通り、この夏は実家のある秋田にシュウと共に帰省しました。滞在期間を長めにしたので、いろいろと楽しむ事が出来ました。今回から何回かは、その帰省の話をしたいと思います。

現在私が暮らす関西から秋田は遠く、飛行機の距離です。これまでの帰省ではセントレアまで車で行っていたのですが、今回は初めて電車で行きました。シュウも成長してきていますからね。公共交通機関をだいぶ使いやすくなりました。あくまでも「シュウがもっと小さい頃と比較して」の話であって、現在も気苦労があるにはありますが・・・。

 

ちなみに私、帰省は基本的に年1回。夏休みにしかしません。それはシュウも理解できるようになっていて、「8がつはおばあちゃんのところにいくよ。ひこうきにのるよ。」と、楽しみにしています。今年も出発の何日か前からスーツケースを引っ張り出してきたりして、早く行きたい様子でした。

 

いよいよ出発当日、家から最寄り駅まではバス移動しました。そして電車に。私は方向音痴で、関西に移り住んでからは電車で遠出をする機会もほとんどありませんでした。ですから内心ドキドキです。乗り間違いをしないか緊張です。

シュウを同行しているし、飛行機は時間が決まっているし、セントレアは混みます。その為、かなり時間に余裕を持っての出発です。途中3回電車を乗り換えて、家からおよそ3時間の道のり(待ち時間も含む)を移動して、予定通りお昼前にセントレアに着いた時にはほっとしました

シュウは電車内ではスマホでゲームをして過ごしている時間が多かったです。ゲームをしているととても大人しいです。

ゲーム万歳。充電が減りまくって、肝心な時に使用不能になってしまうのが難点ですが。 

 

そんなわけで、大きなトラブルは発生する事なくセントレアに到着。空港内の飲食店で余裕を持って昼食を摂り、余裕を持って荷物を預け、余裕を持って搭乗口前の待合室に行けました。

これまで基本年1ペースとは言え、何度もセントレアを利用してきた私ですが、今回初めて気づいた事があります。まぁ自分で気づいたのではなく、先に気づいたシュウに教えられて知ったんですけど。

搭乗を待つ場所に、無料で使えるコンセントがあったんですよ。

今まで全くその存在に気づいていませんでした。これなら充電が減りまくったスマホタブレット、ゲーム機を回復させられます。

 

私のスマホはすでに風前の灯火。シュウがここに来るまでに、ゲームやYouTubeで充電を減らしまくったからです。シュウはスマホを充電してほしいと、私にアピール。私だって勿論充電したい。しかし出来ませんでした。何故か。

 

こんな便利な物があるとは知らず、充電ケーブルはスーツケースに入れて手荷物預かり所行きにしてしまいました。

 

せっかくコンセントがあっても、充電ケーブルなしでは何もできません。シュウにはタブレットを渡し、そちらで時間を潰してもらいました。次回からは充電ケーブルを機内持ち込みするカバンに入れてこよう・・・。

 

さて、そうこうしているうちに搭乗時刻となりました。ゾロゾロと飛行機に乗り込む私たちや他の乗客たち。シュウの座席からは飛行機のプロペラが見えました。シュウはグルグル回るそれをジっと見ていました。換気扇とか扇風機とかタイヤとか、回る物が好きなんですよね。

フライト中はお菓子を食べたりおしゃべりをしたりしながら過ごしました。フライト時間は1時間20分くらいなので、長すぎなくて良いです。あまりにも長時間だとシュウが飽きてきてしまいますから。飛行機は陸路よりも断然早くて素晴らしいなと思います。

 

途中CAさんが、飴を入れたカゴを持って回ってきました。私たちにもカゴが差し出されました。私は黒飴を一つもらいました。ちなみに偏食児シュウは飴は嫌いです。しかしシュウは、いきなり飴を出され、よくわからないまま勢いで黒飴を手に取ってしまいました

困惑の表情でまじまじと黒飴を見つめるシュウ。次の瞬間、通路側に身を乗り出し、すでに通り過ぎているCAさんの背中に向かってシュウは言いました。

 

いらない!ねえ!!これいらない!!

 

声を聞きつけて戻ってきたCAさんに、シュウは黒飴を返していました。

 

いらないならいらないで私に預けるとかすればいいのに・・・。

 

ある意味正直者です。

 

無事フライトを終えて秋田空港に到着すると、すでにおばあちゃん(私実母)が迎えに来てくれていました。私が預けた荷物が出てくるのを待っているうちに、シュウは一人でゲートの外のおばあちゃんの所へ。1年ぶりの再会とは言え、もう完全に懐いているようです。

もっと小さい頃には、やはり記憶が曖昧なのか・・・再会しても慣れるまでに時間がかかっていましたが。そういう心配はもう無用みたいです。

 

空港からはおばあちゃんが運転する車でおばあちゃんとおじさん(私弟)が住むマンションへ。シュウはこのマンションが好きです。出入り口で鍵をかざすとドアが開くのも楽しいし、大好きなエレベーターもあります。おまけにエレベーターには監視カメラがついています。自分が乗っていない時でも、フロアに設置してあるモニターでエレベーター内部の様子が見れちゃいます。

これらの設備を私は全く楽しいとは思いませんが、シュウはものすごく楽しいみたいです。人の興味は千差万別です。

 

さて。これからの秋田滞在中、どんな事が起きるのやら。それについてはまた次回。今回はこのへんで。

 

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↑飛行機内でもらった飴。ちゃんとANAってロゴが入っています。

↑サイズ選びが難しいですが、こういう派手なカバーは間違い防止として便利だと思います。