発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

年長時のWISC-Ⅳ結果。

ぐでたま好きなので、こんなの買ってきてしまったmamemuchiです。こんにちは↓

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ぐでたまプリントビスケット カスタード味です。100円ショップのキャンドゥで購入しました。70g入り、税込み108円です。

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いろいろな絵がプリントされているとの事なので、全部並べてみました↓

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65個入っていました。重複している絵もあったので、全部で41種類の絵を見る事が出来ました。81種類の絵があるとの事なので、半分くらい見れたという事ですね。レアキャラのニセたまさんは入っていませんでした~。

味の方は・・・まあ、普通のビスケットでした。よくある感じの味ですね。

 

さて。今から1年ほど前。小学校入学を控えたシュウは、療育センターにて知能検査を受けました。児童向けウェクスラー式知能検査、通称WISC-Ⅳ(ウィスク-フォー)です。その結果を残しているので、今回はそれを公表したいと思います。

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何だかゴチャゴチャと書かれていますね。順番に見ていきましょう。

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チョコチョコと私の書き込みも入っていますが・・・そこも合わせて説明させていただきます。まず1番上、赤線を引いている「WISC-Ⅳ」ですが。これは、5歳~16歳までの子が対象の児童用知能検査の事です。・・・もしかしたら6歳~だったかも・・・?

まあとにかく、子供向けの知能検査って事です!知能検査」って一言で言っても、いろいろな種類があるんですよね。

 

そして、緑で囲んでいる「パーセンタイル」。これは、「100人中、下から何番目か。」という事を表しています。

その隣り、青で囲んだ「信頼区間(90%)」。これは、「測定値の信頼度と、推定される数値の幅。」の事です。

 

これらを元に、「全検査IQ(FSIQ)」の数値(青で線を引いてる所)を見てみると・・・次の様な意味であるという事が分かります。

 

FSIQ(全体的な認知能力)は72でしたが、その検査結果の信頼度は90%です。実際は68~79の間に位置すると推定されます。

100人いるとしたら、下から数えて3番目の認知能力です。

 

・・・・・・まあ・・・頭では分かっていたんですけどね。ハッキリと「シュウ君の立ち位置は、下から数えた方が早いですよ。」と明言されると・・・厳しい現実を突きつけられたような気持にはなりますね・・・。

あ、検査結果や検査実施に対する不満とかではなくて。これは紛れもない現実ですから。まず結果を受け入れないと始まりませんからね。客観的な事実を知っておくのは大切だと思います。

 

ちなみに↑の表の一番右端に「記述分類」という項目がありますよね。「非常に低い」「低い」「平均」なんかは、容易にその意味がわかるかと思います。では「境界域」とは?これは、「知的障害の水準まで低くはないが、平均よりは低い知能指数という事のようです。

シュウはこの境界域が多めですね。微妙なラインにいるようです。表の左側の言葉の意味は、以下のような感じです↓

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そして以下は、具体的な検査結果を文章で記した物です↓

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「質問内容を正確に理解できない」「回答がずれる」「聴覚情報の保持や処理は苦手」等々、「ああ、やっぱりね。」と言いたくなるような評価が記載されています。「普段からそう思っていたけど、シュウってやっぱりそうなんだなぁ。」みたいな。

でも、最後には長所も書かれています!そうなんです。シュウは自分の中でピタっとハマった物事に関しては、キッチリと取り組めるんですよ。

 

最後はこちら。配慮を要する事柄についてです↓

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発達障害の子ですと、共通する部分は多いかもしれませんね。

 

いかかでしたか?シュウは以上の様な知能指数状態で、学区内にある公立小学校の支援学級知的障害クラスに入学しました。小さいトラブルはそれなりにありましたが、入学してから早1年。楽しく過ごしてこれたように思います。

 

もちろん検査結果が全てではありません。検査だけでは分からない部分もあるでしょうし、検査で出た数値が同じだからと言っても個人差はあると思います。

就学先の決め方や基準には地域差があるでしょうし、各家庭による違いもある事でしょう。

 

2019年度入学の世代はもう就学先は決定済みだと思いますが、2020年度入学の子がいる家庭では、「まだ就学先については考え中。」という事もあるかもしれません。

ですからそんな、迷っているあなたの参考になればと思いまして。今回シュウの検査結果を紹介してみました。

参考にしてみてください。

 

ちなみに「IQ」ってよく耳にしまよね。「IQ〇〇の天才」とか。それで私、このWISC-Ⅳの結果を見ながら思ったんですよ。

 

それぞれのIQって、割合的にはどの程度の人数なんだろう?

 

そんなわけで調べてみました。すると、以下の様な結果となりました↓

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シュウのIQは68~79の間なので、↑の表の1番下(非常に低い)と下から2番目(低い)。薄く丸をつけてるあたりという事になります。それぞれ2.2%と6.7%。やはり少数派です。

逆に、「非常に高い」というIQ130以上は・・・2.2%。やっぱり少ないんですね。参考までに、東大生の平均IQは120くらいとの事です。

 

IQ180の金田一とかIQ300のセーラーマーキュリーとかって、やっぱ凄いんだな。

 

ちなみに歴史上の人物ですと、アインシュタインがIQ160~190、レオナルド・ダ・ヴィンチがIQ180~190らしいです。

 

それでは今回はこのへんで。