発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

2019夏 秋田帰省⑩ 高市青果店&七夕絵どうろうまつり。

仁別レジャーランド、東北ニュージーランド村、天鷺遊園、スイス村・・・等々、自分が子供の頃に遊びに行った事のある秋田県内の施設が軒並み潰れていて、帰省の度に寂しい気持ちになる まめむち です。こんにちは。

↑で挙げた施設は、どれもそれなりに規模が大きかったですが・・・もっと小さい、日常生活に根付いていた場所も無くなっていて、それも悲しいですし。

私は秋田県湯沢市で幼少期を過ごしたのですが、田町のアイスキャンディー屋さん(通称たまキャン)、いとい(駄菓子屋さん)、フミオ(キレイ系インテリアも扱う、ちょっと大人っぽい雰囲気があるおもちゃ屋さん)、本屋さん、雑貨屋さん、よく行っていたスーパー。全部、無くなりました。

東北の田舎ですからね。今現在そこで暮らしていない私が言っても「お前が言うな。」ではあるのですが・・・過疎化は深刻です

 

けれどもそんな厳しい状況の中で、今も変わらず営業を続けているお店があります。湯沢駅前のアーケード街に店舗を構える高市青果店さんです↓

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ただ、「青果」とありますが、私は青果を購入した事はありません。私が好きなのはオランダ焼きです↓

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向かって右側がオランダ焼き、左側は期間限定のインド焼きです。オランダ焼きはハムマヨネーズが入った大判焼きでして、昔からあります。聞く所によると、秘密のケンミンショーで取り上げられた事があるみたいですね。

ハムは縁が赤いタイプで、昔ながらのハムって感じがします。1個税込み100円なので、お手頃価格です。ちなみにオランダ焼きという名前の由来ですが、中身のハムを風車みたいに並べているからだとか。風車と言えばオランダですもんね。

 

期間限定のインド焼きは、その名から連想する通りカレーが入っています。ハムも入っていますが、マヨネーズは無いようです。カレーは結構しっかり入っているのですが、何故だろう・・・旨味が薄い

辛さがほぼ無いので、小さい子も食べやすいのはメリットですが。・・・でも、カレーのカレー味と言うか旨味が薄く、目を閉じて食べたら正直な所・・・何だかよく分からないです私は断然オランダ焼きの方が好きですね~。お値段は税込み150円です。

 

ちなみにこの高市青果店さん、たこ焼きも美味しいですよ↓

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6個入りで税込み200円なので、1個あたり約33円ですね。このたこ焼き、揚げたこ焼きなんですよ。ですから表面がカリッと香ばしくて、良いですよ~。

 

そして、高市青果店さんはまだまだこんなもんじゃありません。夏はかき氷も人気です

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高校生の頃は、学校帰りに友達と寄ったりしていましたね~。懐かしい。今回の帰省でシュウと一緒に食べてきました。ここのかき氷はソフトクリームも乗せられるのがポイントです。私は当時の様に宇治金時ミルクソフト(税込み480円)」を選びました。

シュウにもソフトクリーム乗せを勧めてみましたが、「おなかいっぱいになっちゃうから。」との事で。シュウはいちごミルク(税込み300円)」を食べました。

 

ちなみに偏食児シュウは、かき氷はイチゴ味しか食べません。イチゴ味の練乳がけが大好きです。

 

↑ではガラスの器ですが、店外で食べたい場合は使い捨て容器に入れてくれますよ。


それと、これは完全に余談ですが。この画像の右端↓

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オランダ焼きの横にチラリと写り込んでいるのは田舎名物(?)イナゴの佃煮です(※高市青果店さんで購入したのではない)。私がムシャムシャ食べているのを見て、シュウは完全に引いた表情をしていました

 

「マジかよ・・・。虫じゃんそれ・・・食って平気なの?」みたいな心の声が聞こえてきました

 

美味しいよ。小魚の佃煮とかと変わらんよ。

 

さて、そんなわけで。今回の秋田帰省では、湯沢市の七夕絵どうろうまつりにも行ってきました。

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湯沢の「七夕絵どうろうまつり」は、元禄15年(1702年)、秋田藩佐竹南家七代目義安公に、京都の公卿鷹司家から「おこし入れ」された 姫君が、京都への想いを五色の短冊に託し、青竹に飾りつけたのが始まりと言われています。 
300年以上の伝統があって、湯沢三大まつりの一つでもあるんですよ。

 

七夕のお祭りは全国各地でありますが、湯沢の七夕の特徴は「絵どうろう」。こんな風に、美しい絵どうろうが沢山並ぶんです

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この絵どうろう、制作には時間がかかります。ものすごく手間がかかるんですよ。私も小学生の時だったかなぁ・・・描いた事があるんですけど。大変でした。どれくらいの制作期間だったか具体的には覚えていないのですが。1ヵ月以上かかったように思います。

 

この絵どうろう制作。初心者には描き方を指導してくれます。制作場所は、公民館みたいな広い所でした。そこで各々が自分の作品を仕上げるのです。絵どうろうは大きいですから、各家庭で制作保管運搬をするのは難儀なんですよ。

完成させると、祭り当日は必ず飾ってもらえます。ただ、やはり作品である以上、出来不出来の差はありますから。「ハイレベルな作品ほど目立つ場所に飾られる。」というのはありますね。

 

私は子供の頃からこの絵どうろうまつりを楽しんできたので、笹飾りや吹き流しだけの七夕まつりは物足りなく感じてしまいますやっぱり七夕は華やかな絵どうろうがなきゃ始まらない!

 

普段は過疎っぷりが凄まじい湯沢ですが、この時ばかりは沢山の人が中心地に集まります。県外から見に来る場合も、場所はすごく分かりやすいです。湯沢駅を出て真っ直ぐ進めばすぐです。

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地図が小さくて分かりにくいですか?大丈夫。駅を出ればすぐに分かりますから。分からなかったら、そこら辺を歩いている人を捉まえて尋ねてみましょう。

 

次回は、今回の帰省で撮影した絵どうろうを紹介しようと思います。

 

それではまた。

 

↑今川焼、回転焼き等・・・様々な呼び名があるようですが、私は大判焼き派です。

 

↑ウォールステッカーの七夕飾りもあるんですね。季節毎にインテリアを変化させたいあなたにおススメ。