発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

思いやりのある子たち。

100円ショップのキャンドゥに行ったらたまたま見つけて、思わず買ってしまいました↓

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きのこ柄の保存容器です。可愛くないですか?? きのこ柄が可愛くて好きな まめむち です。こんにちは。

さて、今回紹介するのは金ピカの包装が目を惹くチョコレート、トラパです↓

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高級チョコっぽい見た目ですが・・・100円ショップのキャンドゥにて、各108円でした。原産国スペインの板チョコです。

まずはミルクチョコ

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うん、美味しい! よく、「外国のお菓子は甘さがキツイ。味がクドイ。」みたいに聞きますが・・・チョコレートは食べやすい物が多いように思います。極端に癖のあるチョコには遭遇した事ないですね。安心して食べられます。

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1枚100g、535kcalです。

 

お次はクランチ

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表面からはクランチが全く見えなかったので、割って片方を裏返しにしてみました。

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ミルクチョコにサクサク食感のクランチが加わって、こちらも美味。1枚100gで527kcalです。

 

さてさて。少し前に、今年度最後の授業参観に行ってきました。見に行ったのは支援学級です。支援学級のみんなは、リコーダー演奏・研究発表・図工の作品発表・運動・・・等々、自分の得意な事や頑張った事を披露してくれました。

 

シュウは、九九の暗唱と縄跳びを披露してくれました。九九は途中何か所か、間違えたり飛ばしたりしていましたが・・・本人はそれに気づかずやり切っていました

周囲のみんなは、シュウ本人が自分で気付いて「ん・・・?」とならない限りは何も言いません。シュウが「・・・あれ・・・??」となった時だけ、「7×6だよ。」等と助け船を出してくれていました。

 

支援学級は色々な子がいますが、1人とても賑やかな子がいます。明るく活発な笑い上戸で、子供らしくてカワイイA君です。この日、A君はいつにも増して賑やかでした。保護者も加わっていつもより人数が多くなっていて、雰囲気が違うからでしょうか。パタパタと動き回ったり、大声で笑ったり、わざと調子はずれなピアニカ演奏をしてみたり。

 

他の子の発表中や演奏中も、大きな笑い声をあげていました。

 

自閉症やADHDの場合、こういう事はよくあります。本人は別段、わざと他の子の発表を邪魔しているわけではありません。意地悪でやっているわけではないのです。

そういう事を保護者や先生は当然よく分かっています。

けれども子供達はどうでしょうね。「うるさいんだよ!」「静かにしろ!」等と思わないのでしょうか。

 

結果的に子供達の誰1人として、A君に対して嫌な態度を取る事はありませんでした

 

A君の大声に対して耳を塞ぐ子はいましたが、本人に何か言うわけではありませんでした。シュウは「今のは音量注意です!」と言っていましたが、心の底から憤慨しているような感じではありませんでした。

 

自分の発表中にA君が大声を出し続けたせいで、A君に妨害されたような感じになってしまった子でさえ、何も言いませんでした。淡々と発表を続けていました。

 

「よくある事。」と思っているのか、慣れてしまって何も思わないのか。「しょうがないよね。」と思っているのか。

 

実際の所は分かりませんが、私は「何て雰囲気の良いクラスなんだろう。」と思いましたね。

 

ここで誰か1人でもA君を責める様な言動を取ってしまったら。楽しい発表の時間が、嫌な雰囲気の時間に変わってしまいますよね。

 

こういう場面でも険悪な状況にならないのは素晴らしいと思います。

 

優しさや思いやりがある子たちです。

 

縄跳びが得意で難しい技も出来る6年生に対しては、「これやって!」「あれやって!」と下級生たちがリクエストしていました。リクエストに応えて平常心で技を披露する本人に対して、ギャラリーは大盛り上がりでした。シュウも「〇君はなわとびすごいんだよ。」と日頃から言っています。

 

この支援学級は、とても空気感の良いクラスだなと思いました。

 

だからこそ、6年生の卒業は寂しく思います。どういう雰囲気のクラスになるかはメンバー構成次第ですし、上の学年ほど全体に与える影響は大きいですよね。6年生たちは皆、良いリーダーで、良いお手本だったと思います。

 

数年後、シュウが6年生になり、卒業を控えた時期になった時。「シュウ君、もう卒業なんだな。寂しいな。もっと一緒に過ごしたかったな。」と名残惜しんでもらえるような子になっていれば

 

こんなに嬉しい事はないなと思いますね。

 

6年生の卒業まで残り1ヵ月もないですが、皆で楽しく過ごしてほしいなと思います。

 

それではまた。