発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

再度のカギ紛失とタイヤ破損 後編。

せっかくの4連休なのに、私が住む辺りは天気が良くない日が多いです。今年って梅雨明け遅くないですか? 気のせいかなぁ・・・?? 8月は猛暑傾向らしいし、今夏は天気に恵まれなくてガッカリな まめむち です。こんにちは。

 

さて、今回紹介するのはこちら↓

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業務スーパーさんのまぐろカツです。冷凍食品です。

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キハダマグロのフライで、10個入りです。総重量は400gなので、単純計算だと1個40gですね。

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100gあたり149kcalなので、1個約60kcal。まあ食べる際は油で揚げますから、実際はもっと高くなりますけれど。

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味付けはされておらず、そのままだと純粋な魚の味を楽しめます。分厚い衣で嵩増ししてるような事もない、美味しいマグロのフライです。骨が無いので安心。

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ソース・醤油・マヨネーズ・ケチャップ・タルタルソース・梅肉・・・様々な味付けと相性良しです。偏食児シュウも、「美味しい。」と言って何個も食べました。

価格は税込み321円。1個あたり約32円ですね。

 

さてさて。前回までは、こんな話をさせてもらいましたね↓

 

www.syuunoseityou.net

 

www.syuunoseityou.net

 

今回でこの話はラストです。

 

私が自宅でシュウの帰宅を待っていると、彼のタブレットからLINE電話がかかってきました。「『1人は寂しいから戻ってきてほしい。』とかかなぁ~。まあ、そう言われたらさすがに戻るしかないな・・・。」なんて考えながら電話に出ると、聞こえてきた声は明らかにシュウのそれではありませんでした

 

相手は何と、シュウがお世話になっている放課後デイのA先生でした。

 

A先生:もしもし。今、〇〇の前を車で通ったらシュウ君を見かけたので、シュウ君の

    タブレットから連絡しました。シュウ君と男の人が一緒にいて、男の人

    がシュウ君の自転車の修理をしていたんですよ。それで、事故に合った

    のかと思って

 

私は事の顛末を先生に話しました。シュウが自転車のカギを紛失した事、自転車を引きずってタイヤに穴を開けた事、スペアキーは私が届けた事、2回目なので腹が立って私だけ先に帰宅した事、だから交通事故ではない事・・・等々・・・。

自分の心の狭さを報告するようなものなので正直恥ずかしかったですが、嘘を言ってごまかすわけにはいきませんし・・・。

 

その電話でシュウとも少し話したのですが、先生の話とシュウの話を総合すると、「男性は見知らぬ人。たまたま通りかかった男性が、わざわざタイヤの応急処置をしてくれた。」という事の様です。

 

ああ・・・・・・ごめんなさい・・・何か、くだらない事が大事に発展してしまった・・・。

 

その電話を切ってから少しして、シュウが帰ってきました。徒歩ならありえないほどの速さです。件の男性にタイヤを直してもらったおかげで、自転車に乗って帰ってくる事が出来たのでしょう。

 

家に入ってきたシュウは、すぐに話し始めました。

 

「ピンクの車に乗った知らない男の人が、タイヤを直してくれた。」「でも石を踏んじゃったりすると、また穴が開いちゃう。」「ちゃんと自転車屋さんで直さないといけない。」等々。

 

要約すると、「シュウが自転車を押して歩いていると、ピンク色の車が停車して男の人が降りてきた。男の人は知らない人。けれどもシュウの自転車を検めてタイヤの穴を確認すると、その場で穴を塞いで空気を入れ直してくれた。ただ、これは応急処置。長時間の乗車には耐えられないから、後日改めて自転車屋さんに持って行かねばならない。」・・・という事の様です。

 

男性がピンク色の車って珍しいなぁ・・・一般車じゃなくて業者の車・・・? 自転車修理のスキルがあって、尚且つ道具も車に積んでいるなんて・・・一般車だとしたらそれも珍しいし・・・。

 

ですから私は「自転車屋さんとかカギ屋さんとかだったのかな?」と思い、シュウに聞いてみました。

 

「そのピンクの車にはさあ、何か字が書いてた?自転車』とか『カギ』とか・・・。」

 

しかしシュウの答えはNOでした。

 

じゃあ、たまたま通りかかった男性たまたま面倒見の良い性格で、たまたま自転車好きで、たまたま修理道具も持っていたという事なのでしょうか。

 

 

何というミラクル。

 

 

世の中には優しい人がいるものだ・・・。どこのどなたかは分かりませんが、本当にありがとうございました。おかげでシュウは、残りの結構な長距離をラクに戻ってくる事が出来ました。

 

それにしても・・・今回の件で学んだ事があります。

 

それは、「いかに当事者が納得していようと、躾という大義名分があろうと、そんなの第三者には分からない。」という事です。

 

今回のシュウ放置は、私自身は納得して行った事です。けれどもそれって、当然ですが第三者には分かりませんよね。

 

私自身は「この距離なら休憩しつつ歩ききれる。」「気温は比較的高いけれど、シュウはお金も飲み物も持っている。」「緊急連絡手段もある(タブレット)。」「道に迷う事は無い。」「『〇〇をすると、△△という結果になる。』という因果を分からせる。」・・・等の考えがあります。

 

けれども知らない人が見たら、「あの子大丈夫だろうか?」「何か重大なトラブルでもあったのか?」「あの状態でどこに向かってるの?」「放っておいていいの?」・・・みたいに考えますよね。

 

で、その結果・・・今回の様に心配や迷惑をかけてしまう事になります。男性にも先生にも、申し訳ない事をしたなぁと反省しました。

 

TPOにもよりますが、放置する系の躾や対応は避けた方がいいかもと思いました。

 

それでは今回はこのへんで。

 

 

↑骨が無い魚のフライは、安心して子供に食べさせられるのが嬉しい。