発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

授業中行方不明事件④出来ない自分。

先日授業の一環で魚釣りに行ったシュウ。帰宅した彼に「魚釣れた?触れた?」と聞いた所、「触れるわけないじゃん! 生きてるんだから!!という返事が返ってきました。それを受けて、「そもそも生き物全般が苦手だから、死んだ魚だったとしても触れなかったんじゃないかな・・・。」と思った まめむち です。こんにちは。

さて、今回紹介するのはこちら↓

業務スーパーさんにて購入したグリッシーニ クラシックです。

透明な袋で2つに分けられた状態で入っていました↓

内容量125gを2分割ですから、1袋あたりは63gくらいになるはず。・・・ですが、試しに量ってみたら、どちらも80gくらい入っていましたね。

こちら、440mlのペットボトルと長さ比較した図↓

そのロング感が分かりますね。お味の方は超シンプルでして、一言で言うならスティック型クラッカー。軽い塩味が付いている程度のザクザク食感スティックです。

1袋目はそのままボリボリ食べちゃいましたが、2袋目はチーズソースを付けて食べました↓

グリッシーニ自体はクセのない薄味ですからね。甘い味付けとしょっぱい味付け、どちらも合うかと。

価格は税込み159円でした。

 

さてさて、その後のシュウがどんな様子かと言いますと・・・気持ちを吐き出すことで多少スッキリしたのか、現在は比較的落ち着いています

短気なのは相変わらずですし、勉強もそれなりに苦戦してはいます。けれども、不登校にはなっていませんね。トラブルが皆無なわけではありませんが、何とか折り合いをつけて頑張っている様子です。

 

とりあえずは一段落・・・といった所でしょうか。

 

けれども今回の事で私は、「ああ、ついにきたか・・・。」と思いましたね。

療育時代に知り合った先輩お母さんが、以前言っていたのです。

 

「大きくなると、『出来ない自分』を自覚するようになる。」と。

 

子供が小さい頃って色々大変です。しかし、じゃあ成長したらラクかと言ったら・・・そんな事はないですよね。大きくなったらなったで、これまでとは別種の大変さが発生します。

 

今回の騒動は、シュウが成長したからこその出来事だったのだろうなと思っています。彼は知的障害児ですが軽度ですからね。何も分からないわけではありません。周囲と自分との差は、好むと好まざるとに関わらず自覚しているでしょう。

定型発達の子だって様々な困難にぶち当たるのですから、元々ハンデありのシュウは人一倍山あり谷ありです。

 

それともう1つ、かつて療育の先生が言っていた事があります。

 

「小学校5年生くらいまでに習う事柄は、身に着けていないと苦労する。将来自立して暮らしていく事が困難になる。」と。

 

それを言われた当時、シュウはまだ幼稚園生でした。そのため私は「小5ってまだまだ先だな~、理屈は分かるけれど、何だかピンと来ないな。」と思い、それ以上その話を掘り下げる事はありませんでした。

 

ですから憶測にはなりますが、先生の言う「小5までに習う事柄」というのは、勉強の事だけではないのだろうなと思います。生活習慣や人付き合い、思考や行動等々・・・勉強以外の諸々も含まれているのでしょうね、きっと。

 

そのあたりの事は、小学校高学年くらいまでに基本形を身につけておかなければならないという事でしょう。

 

・・・たしかに納得・・・。・・・だって・・・若い頃の自分と現在の自分って、別人みたいに変わったりはしてなくないですか?

経験を経て考え方が変わったりとか、落ち着きが出たりとか・・・そういう変化はあるにしても、根本的な部分はそこまでトランスフォームしていないように思うんですよね

 

良くも悪くも地続きです。

 

あと、勉強に関してもね。納得しました。進学校に行きたいとか大学進学・留学・・・そういう場合は別として、日常生活を送る分には小学校で習う範囲さえ習得しておけば何とかなりますよね

そういう面でもシュウは今、岐路に立っているのだなあと痛感しました。

ここを乗り越えられるか、折れてしまうか。重要なターニングポイントなのかもしれません。

 

・・・とまあ、そんなわけで。まだまだ心配事は尽きませんが、ひとまずは落ち着きを取り戻したシュウでした。

ではでは。