発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

ガムテープに侵食されていく生活空間。

シュウがガムテープを使って、私の快適な日常生活を本格的に妨害してくるようになりました。そろそろ困ってきています。こんにちは、mamemuchiです。

前回は、シュウはテープ類が好きという話をしました。その時にはまだ、姿見の一部にガムテープを貼るだけで済んでいました・・・が・・・ついにシュウが、無駄にやる気を発揮しました

見てくださいよ、これ。前回はまだこの程度だったのが

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こんなふうになってしまいました。

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本格的に見えねぇ!!!

 

いったい何がそんなに楽しいのか・・・「みえなくなっちゃったよー。」と言って、シュウは上機嫌です。そして姿見だけではなく、他の物までターゲットにし始めました。

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↑パソコン。「もうつかえないよー。」と、笑顔のシュウでした。

 

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↑レンジ。扉だけでなく、時間や温度が表示される部分まで隠されている・・・。

 

いずれもものすごく使いにくいのですが、剥がそうとすると怒るシュウ。それでも何とかパソコンのガムテープだけは剥がす許可がもらえました。おかげでこうしてパソコンを使えております。・・・キーボードがベタベタするけどね・・・。

 

新しいガムテープがすぐになくなりそうです。シュウがテープ類を無駄に大量消費するので、我が家では高価格なテープ類は絶対に買いません。もったいない。

 

ちなみにこのパワーアップしたテープ遊びの最中も、案の定シュウはキレました。ガムテープがくっついてグチャグチャになってしまったからです。

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「どうなってるんだ(怒) どうなってるんだこれぇ~!! なにこれ?!なんでこうなるんだぁぁ~~!!! あぁ!!!ふたつになっちゃったぁ~~~(テープが縦に裂けて、元に戻せなくなった)!!!」

と、シュウ絶叫。最終的には「もう貼らないっ(怒)!!!」と叫び、ガムテープをぶん投げました。

そして、怒りを動力源として家中を猛ダッシュ。ガムテープの所に戻ってくると、ガムテープを蹴飛ばしました。そして再び走り出し、怒った勢いに任せて日めくりカレンダーを1枚ベリっと剥がしました

何で(笑) しかもこの時、何枚も1度に剥がしてしまわぬよう、丁寧に一番上の1枚だけを選択していました。我を忘れてパニック状態かと思いきや、意外と冷静さも残っています。

 

その後もしばし荒れ続けていましたが、時間をおいて再び、ガムテープによる封鎖業務を再開していました。

 

疑問なんですけど。6~7歳くらいの子供って、こんなに毎日の様に激しく怒るものですか?生きてれば、子供といえども嫌な事くらいあるっていうのはわかるんですけど。でもこんなに毎日のように、格ゲーだったら超必殺技出しまくれそうな勢いで怒りゲージがMAXになるって、あんまりないように思うんですよね。

幼稚園で他の園児の様子を見ていても、大声で泣き叫んで暴れまわる子っていません。年長さんはもちろんですが、年少さんでも見た事ありません。

 

シュウは幼い頃から(今もまだ6歳ですが)、キレてばかりの人生を送っています。発達障害児感情コントロールが苦手というのはわかっているのですが・・・。こんなに怒ってばかりだと、本人もしんどいのではないかと思います。大人だって、怒るのは疲れるじゃないですか。気分も良くないですし。キレたくてキレてる人っていないと思うんですよ。

安定した穏やかな気持ちで生活していく為に、この怒りっぽい特性は何とかしたいところなのですが・・・。難しいんですよねぇ。全て先回りして上手く処理してやるわけにもいきませんし。

それでも今は大分マシになったんですけどね。一時期は本当に、1日中泣き喚いているような状態でしたから。シュウは少しでも気に入らない事があると、すぐに泣いて怒りを訴えてきていました。

言葉がものすごく遅かったので、泣くしか術がなかったという事なのでしょうが。言葉を喋れない赤ちゃんと一緒ですね。しかし理屈ではわかっていても、毎日毎日ちょっとした事でビービーギャーギャー騒がれて、私のイライラも限界まできていましたね・・・当時は・・・。

それを思えば、今はかなり状態が改善されてはいますが・・・。

 

まぁ、今日は家のどこにガムテープが増えるのか・・・当座の心配はそっちです。発達障害児は創造力が乏しいと聞きますから、自分で遊び(こちらからしたら嫌がらせ)を考え出しているのは喜ばしい事なんですけどね。

それではまた!

テープ。

シュウが「みえなくする。」と言って、姿見にガムテープを貼っていました

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本当は全面に貼り付けるつもりだったのでしょうが・・・面積が大きいので途中で力尽きたみたいです。

姿見の次は襖にもガムテープを貼り始め、「ここはとおれないよ。」とか言っていました。襖の引手をガムテープで封鎖し、壁から襖にかけてもガムテープをベタベタ。私が開けにくそうにしているのを見てご満悦でした。

子供ってわけのわからない事ばかりしますね。こんにちは、mamemuchiです。

 

シュウはガムテープも好きですが、マスキングテープやセロテープも好きです。空き箱におもちゃを詰め込み、マスキングテープで封をしては「おとどもの(お届け物)でーす。」と私に渡してきます。

テープ類で遊んで上機嫌なシュウですが、機嫌が悪くなる瞬間があります。それは、テープが上手く切れず、ぐちゃぐちゃになってしまった時です。切ろうとした箇所で上手く切れず、じゃあもうちょっと伸ばして別の箇所で切ろうとするも、それも上手くいかず。苦戦しているうちにテープは無意味にどんどん長くなっていき、テープ同士がくっついたりシュウの身体にくっついたり・・・。

こういう時、「(上手く出来ないな・・・)お母さんやって。」みたいになれば問題ないんですよ。でも、シュウはキレます。怒涛の勢いでキレます。

顔を真っ赤にして泣きながら、

「もぉ!もぉお~~!! できないできない!!!もぉしらないぃ~~!!やめたやめた!もうや~めたぁぁ~~~!!!!!」

・・・と、語彙が少ないなりに精一杯の悪態をつきます。

 

私が切ってやっても、しばらくはイライラがおさまらないようで・・・しばし荒れ狂っていますね・・・。失敗を必要以上に重く受け止めてしまっているのでしょうね。「テープが上手く切れない」というだけの事なのに、もはや物事全てが上手くいかないかのような気持ちになってしまうのでしょうか・・・。

シュウは失敗にすごく敏感で、テープの件以外でも、上手くいかない事に対しては物凄く不機嫌になってしまいます。この傾向は、発達障害児にはありがちらしいです。目に見える事を優先的に考えてしまいがちなので、何か失敗してしまうと、それだけで頭が一杯になってしまうのかもしれません。

実際には、そこまで重くとらえなくてもいいような失敗が多いんですけどね。私からしたら・・・。

 

ガムテープやマスキングテープはベタベタとくっつきやすく、シュウの怒りを買いやすい代物ですが、その点セロハンテープは比較的楽だったりします。手先が不器用なシュウでも簡単に切れます。

少し前のシュウは、テープと言えばセロテープでした。いろんな所にベタベタベタベタ・・・無駄にテープを減らしてくれていました。シュウはセロテープを心の底から信用しているようで「セロテープ=万能接着剤」のように考えているフシがありました。

どんな物でもセロテープさえあればくっつくと信じていたのです。

3DSとタッチペンをつなぐ、「伸縮性のあるコイル状の部分」がちぎれてしまった事がありました。よくわからないあなたは、固定電話の電話機と受話器をつなぐ部分を思い出してください。あれの縮小版です。

この時シュウは、ちぎれた部分を合わせてセロテープを巻きつけていました。そして、これで大丈夫と思ったシュウは、早速タッチペンを使おうと引っ張りました。しかしセロテープの粘着力程度では、引っ張る力には耐えられません。あっと言う間に、再びちぎれてしまいました。

納得いかないとでも言いたげな表情を浮かべたシュウでした。

 

別の日には、何故だかはわかりませんが、パズル(小さいピースの方じゃなくて板面の方)を壁に貼り付けようとしていました。でもパズルの板面って、そこそこ重量があるじゃないですか。紙みたいに軽いわけではありません。しかしセロテープの威力を過信しているシュウは、絶対出来ると信じてセロテープを使い始めました。

60ピースという、それなりに大きいサイズの板面を壁に押し付けるシュウ。3~4cmほどに切ったセロテープで2~3ヶ所ペタペタと留めました。紙のポスターを貼る時みたいな感覚です。

しかしシュウが貼りたいのは紙ではなく、厚みも重さもある物です。セロテープは板面の重さに耐えかねて、板面すぐさま落下。

シュウはやはり不満顔。

 

もっとセロテープを長めに切り、たくさん貼れば何とかなったと思うのですが・・・。シュウはそこまで頭が回らなかったようです。

 

またまた別の日には、嬉々として「ねえねえおかあさん。かぎかけちゃったから、あかないよー。」と報告してくるシュウ。こんな事をしていました。

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観音開きの扉の取っ手にセロテープが巻かれています。開かない・・・。

 

何でこういう事ばかり思いつくのでしょうか?

 

ちなみにこの扉の横には同じような扉があるのですが、そちらは次のような状態でした。

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私の腕時計が取っ手にかけられています。何なんだこれは・・・意味がわかりません。まぁ、意味なんて無いんでしょうけど。本人はとてもとても楽しいらしく、一人で大笑いしていましたが。シュウの笑いのツボが、いまいちわからなかったりします。

 

こうして日々テープ類を無駄に大量消費しているシュウの為に、私は常にテープのストックを切らさぬよう、日々気を付けているのです。

それではまた!

 

発達障害、パズルも完璧な形を好む。

こんにちは、業務スーパーで↓のようなお菓子を買ってきたmamemuchiです。

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「スパイスケーキ パールシュガー」です。お値段税込み298円でした。前々から見かけて気になっていた代物です。

食べてみた感想は・・・まず、スパイスはそんなにきつくなかったです。表面のパールシュガーがジャリジャリとして良い食感でした。

ケーキ生地自体はどんな感じかと言いますと、硬めで噛み応えがありました。ケーキというよりは、硬めのパンという感じでした。高級志向ではなく、素朴なお味ですね。最初からカットされているのは便利でした。普段使いのおやつにどうでしょう?

 

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↑ 原材料にライ麦粉とあります。たしかに、ライ麦パンっぽい感じかも。

 

さて。私は以前、「完璧な形にこだわるシュウの話」をしました。今回はそんなシュウの、パズルに関する出来事を話したいと思います。

シュウはたまにパズルをします。↓のような、よくある普通のパズルです。

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ちなみにシュウは、パズルのやり方にもこだわりを持っています。パズルという物は、バラバラになったピースを嵌めていく物だと思います。「これじゃない、あっちかな・・・?」なんて、試行錯誤しながら絵を完成させていくのって楽しいですよね。

しかしシュウはちょっと違うのです。シュウがパズルを開始する際のピースの配置は、以下の通りです。

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キレイに揃ってる!!

 

そうです。完璧な形を愛するシュウは、バラバラな状態のパズルなんて嫌なのです。パズル開始前は毎回毎回、完成済みのパズルを「えいっ!」と勢いよく床にひっくり返します。そしてピースの配置が崩れないように、そっと板面を持ち上げます。そうすると、↑のような(パズル遊びの根本を覆す)美しい配置となるのです。

 

このパズルに関して、シュウが激怒した事がありました。幼稚園にて、年少の頃の事です。

 

その日シュウは、パズルをしようと準備をしていました。パズルを持ってきて、床にひっくり返し、ピースをキレイに出しました。さぁ始めよう!・・・とした時です。

同じクラスのKちゃんが、シュウの側に来ました。そして、キレイに並んだピースの中から、1枚のピースを手に取ったのです。

せっかく美しく並んでいたピースなのに、そこだけポッカリと欠けてしまいました。シュウの怒りは一瞬で頂点に達しました。

 

シュウは泣き叫んで怒りました。慌てて手に取ったピースを元に戻すKちゃん。しかしシュウの怒りは収まりません。完璧な形を好むと同時に、予定を崩されるのは大嫌いなシュウ。すぐに元に戻したにしても、ピースの配置が崩れたという事実は消えないのです。

号泣しながら怒り、パズルを投げたり蹴ったりして荒れ狂うシュウ。先生がパズルを元に戻しても怒りはなかなか静まりません。

 

ちなみにピースを取ったKちゃんは、意地悪で取ったわけではありません。シュウと一緒にパズルで遊ぼうと思っただけなのです。シュウの邪魔をしようと思ったわではないのです。何の気なしにやった事で、まさかここまでシュウが怒るなんて。完全に想定外だった事でしょう・・・。

 

結局シュウはしばらく荒れた後、ようやく落ち着きを取り戻しました。正気になった後は、再びパズルを始めました。

 

困ったシュウです。いや、わかってるんですけどね。本人にとっては大事な事なのでしょう。けれどもこういう融通が利かない部分が、付き合いにくいと思われてしまう由縁なんだろうなぁ・・・と「1度地雷を踏んでしまうと、問題の件を修整しても機嫌が直らない。踏んだら一発アウト。というのが厄介な所です。

けれどもどうか、こういうタイプを敬遠しないでいただきたい。今回の場合も、シュウはKちゃんの事が嫌いなわけではないのです。あくまでもその時の行いに、受け入れがたい部分があっただけなのです。お友達と楽しく遊べれば、シュウも嬉しいのです。

 

この一件以降も、Kちゃんはシュウを厭う事無く一緒に遊んでくれているようです。思いやりがある子なのですね。本当に感謝感謝なのです。

それでは今回はこのへんで。

東日本大震災。

こんにちは。生まれは東北、シュウを出産したのも東北のmamemuchiです。今日は3・11ですね。7年前の今日、大きな地震がありましたね。私その被害の一部を体験しました。「一部」と言うのは、私がいたのは日本海側だからです。甚大な被害が出た太平洋側と比べたら、被害は最小限だったと言えるでしょう。それでも、沢山の不安や不便を体験しました。今回はシュウの発達障害からは外れて、その時の話をしたいと思います。

 

私は当時、首都圏在住でした。しかし2011年の冬は、里帰り出産の為に東北地方の実家に戻っていました。3・11のその時、私は実家の部屋で父と会話をしていました。

「・・・あ、地震だ。」と感じたのは、小さな揺れが発生した時でした。全く動揺はしませんでした。小さな地震なんて、よくある事だからです。どうせすぐにおさまります。しかし、その時の地震はなかなかおさまりませんでした。揺れそのものも、だんだんと激しくなっていきました。

しかしそれでもまだ、私は平常心でした。父と「何かこの地震随分と長いね~。」なんて話していました。

 

実際その地震で、実家には目に見える大きな被害は出なかったのです。棚の上の物が落下する事すらなかったのです。

 

テレビで太平洋側の甚大な被害を知った時には愕然としました。

 

この大地震は、日本海側の住民にも大きな影響をもたらす事となりました。まず電気やガス、水道が止まってしまいました。これはそれほど長い間ではなかったですが・・・やはり不便でしたし、不安でしたね。

そして、続いてもたらされたのは物資不足でした。まず初めに直面したのはガソリン不足でした。各所のスタンドには長蛇の列が出来ました。長い間並んで待っても、売り切れてしまう事もありました。買えたとしても数量制限付きでした。車社会の田舎では足りる量ではありません。

日用品や食品にも不足は発生しました。スーパーやドラッグストア、コンビニの棚には空白が目立つようになりました。パン、パックのごはん、缶詰、瓶詰、レトルト食品、生理用品、紙おむつ・・いろいろな物が手に入りにくくなりました。結果的に言いますと、飢えるほどではなかったのですけれどね。

それでもそんなガラガラのお店なんて目にするのは初めてで、その不安たるや何と言い表せばよいのかわかりません。私が最も心配だったのは紙おむつの不足でした。

 

シュウの出産予定日が4月半ばだったのです。ですから震災のその時は、あと1か月ちょっとで出産という状態だったのです。これからここは、どうなっちゃうんだろう。シュウが産まれてから、ちゃんと育てられるのだろうか。そんな不安を抱えて日々過ごしていました。

震災後は外を歩く度に、被災地へと物資を運ぶトラックを目にしました。そしてガソリンスタンドの長蛇の列。私が住んでいたあたりでは、家屋の被害はそれほどなかったようですが・・・それでも震災の影響は確実にあったのです。

 

しかしみんなが不安な思いを抱えて日々を過ごしていくうちに、だんだんと状況は改善していきました。実際にシュウを出産する頃には、ライフラインや物資の供給は安定してきていました。紙おむつも買う事が出来ました。シュウの為にストーブを使う事もできました。4月の東北は、まだまだ寒いのです。

 

私が出産の際お世話になった病院には、1冊のノートがありました。出産した人が自由に書き込めるノートです。先輩お母さんの話を読もうと、私はノートを手に取りました。パラパラとめくっていると、南相馬市から来たという方の書き込みに目が留まりました。

被災地では出産などできる状況ではなく、ここへ来た事。ここの病院で受け入れてもらえて良かったという事。記述者の思いが沢山書かれていました。

 

そうなんですよね。まだ出産まで1カ月以上あって、安住の地である家屋が無事で、身内の無事が確認できている私ですら不安だったのです。太平洋側で大きな被害を受けた方の心身の苦労たるや、想像を絶するものだと思います。

 

このような状況での出産でしたから私は、シュウ出産の際の事を思い出す度に、同時に東日本大震災の事も必ず思い出すのです。その逆も然りです。生涯忘れる事はないでしょう。

 

シュウを出産する予定がなかったならば、あの日あの時私はあの場にはいませんでした。シュウを介して、大切な事や忘れてはいけない事を再確認させてもらったように思います。

平穏な日常、豊富な物資、家族や友人。そんな物は時に一瞬で崩れてしまいます。小さな不満や愚痴はありつつも日々を平和に過ごしていける事に、改めて感謝したいです

 

被災地の完全なる復興を心より願っています。岩手も福島も宮城も行った事があるのです。なくなってほしくない場所です。

それでは今回はこのへんで。

 
 

シュウ、争いの仲裁に出る。

突然ですが、チーズケーキが好きなmamemuchiです。こんにちは。業務スーパー冷凍のチーズケーキを買いました

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税込みで1600円弱でした。1ホールでこの価格ならお得と言えるのではないでしょうか。総カロリーは2686キロカロリーです。1個あたりなら224キロカロリーですね。

こちらの商品、チーズケーキ部分どっしり甘い系。口に入れた瞬間、バニラの風味がしました。タルト部分はしっとり系でして、甘さの中にほんのりしょっぱさが感じられますね。香ばしさもあって美味しいです。

本来は解凍して食べる物なのでしょうが、私は冷凍のままでも食べてみました。チーズアイスみたいで美味しかったです。タルト部分に関しては、解凍状態よりも塩気が弱く感じましたね。

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総合的に見て、おすすめです!カット済みでの冷凍販売なので、食べたい時に食べたい分だけ出せるのも良いです。チーズケーキ好きなあなた、機会があったら試してみてはどうでしょう?

 

さてさて、前回はブランコについて話しましたね。今回も、ブランコ話をしたい思います。

シュウが年中の頃の事です。その日もシュウは、幼稚園降園前に園庭で遊んでいました。大好きなブランコに乗ってご満悦でした。隣のブランコは空いています。するとその空いたブランコ目指して、園児が2人向かってきました。同じ年中のAちゃん、そして年少のBちゃんです。

ブランコに先に座ったのはAちゃんでした。Bちゃんよりもほんの僅か、早く辿り着いたのです。しかしBちゃんはブランコを諦められない様子。何と、Aちゃんの膝に座ってしまいました。ものすごい自己主張と行動力です。ちょっと感心してしまいましたよ私。

 

しかし当然Aちゃんは「私が先だよー。降りて!」と主張。それでもAちゃんの膝から降りないBちゃん。シュウの隣りで揉め事勃発です。

最初は我関せずの体で一人黙々とブランコを楽しんでいたシュウも、隣りの騒ぎに気付いたようです。ブランコを止めて、2人の様子を見ています。

 

そして、なかなか収まらない騒動を見かねたのでしょうか・・・シュウが行動に出ました。

 

スっとブランコから立ち上がったシュウ。隣りで揉める2人の所へ歩み寄りました。そして無言のまま静かに、Aちゃんの膝に乗り続けるBちゃんの手を取りました。軽く手をひいてBちゃんを立たせます。とりあえずこれで、2人を離す事には成功です。

それからシュウはBちゃんの手を握ったまま、ブランコの順番待ちスペースへと誘導しました。順番待ちの枠へBちゃんを立たせると、Bちゃんに向かって無言で頷くシュウ。Bちゃんがその場から動かないのを見て取って、シュウは無言のまま自分のブランコへと戻りました。そして、何事もなかったかのように再びブランコをこぎ始めました。

 

めちゃくちゃスマートに仲裁した!

 

この一連の行動には本当に驚きました。シュウはきっと「Aちゃんが先に乗ったから。ね?順番だよ?待ってればちゃんと君も乗れるから。こっちが待つ所ね。ここで待ってれば順番来るよ?」とBちゃんに言いたかったのでしょう。

シュウは終始無言でした、Bちゃんに対する接し方に乱暴な所はなく、優しく対応していました。あれだけブランコに拘っていた当のBちゃんも、我に返って冷静さを取り戻したのでしょうか。おとなしくシュウに従っていました。

 

「喧嘩は何とかしなくっちゃ。年下の年少さんには優しくしなくっちゃ。」というような人として高度な感情が、シュウにも芽生えていたのですね。大きな成長を感じた一件でした。

ただ、シュウが2人の仲裁に立っている間にもしも・・・

 

シュウのブランコが他の子に取られちゃったらどうなっていたんだろうと思います。AちゃんBちゃんの騒動どころじゃない大騒動に発展していただろうなって思います。

 

周囲にいた子達が空気の読める子達で良かったです。

 

シュウは成長がゆっくりで、上手に話すのも難しい子です。でも、優しさや気遣いの心は育っているようです

今回はそんなシュウの、ちょっといい話でした。それではまた。