発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

発達障害、パズルも完璧な形を好む。

こんにちは、業務スーパーで↓のようなお菓子を買ってきたmamemuchiです。

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「スパイスケーキ パールシュガー」です。お値段税込み298円でした。前々から見かけて気になっていた代物です。

食べてみた感想は・・・まず、スパイスはそんなにきつくなかったです。表面のパールシュガーがジャリジャリとして良い食感でした。

ケーキ生地自体はどんな感じかと言いますと、硬めで噛み応えがありました。ケーキというよりは、硬めのパンという感じでした。高級志向ではなく、素朴なお味ですね。最初からカットされているのは便利でした。普段使いのおやつにどうでしょう?

 

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↑ 原材料にライ麦粉とあります。たしかに、ライ麦パンっぽい感じかも。

 

さて。私は以前、「完璧な形にこだわるシュウの話」をしました。今回はそんなシュウの、パズルに関する出来事を話したいと思います。

シュウはたまにパズルをします。↓のような、よくある普通のパズルです。

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ちなみにシュウは、パズルのやり方にもこだわりを持っています。パズルという物は、バラバラになったピースを嵌めていく物だと思います。「これじゃない、あっちかな・・・?」なんて、試行錯誤しながら絵を完成させていくのって楽しいですよね。

しかしシュウはちょっと違うのです。シュウがパズルを開始する際のピースの配置は、以下の通りです。

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キレイに揃ってる!!

 

そうです。完璧な形を愛するシュウは、バラバラな状態のパズルなんて嫌なのです。パズル開始前は毎回毎回、完成済みのパズルを「えいっ!」と勢いよく床にひっくり返します。そしてピースの配置が崩れないように、そっと板面を持ち上げます。そうすると、↑のような(パズル遊びの根本を覆す)美しい配置となるのです。

 

このパズルに関して、シュウが激怒した事がありました。幼稚園にて、年少の頃の事です。

 

その日シュウは、パズルをしようと準備をしていました。パズルを持ってきて、床にひっくり返し、ピースをキレイに出しました。さぁ始めよう!・・・とした時です。

同じクラスのKちゃんが、シュウの側に来ました。そして、キレイに並んだピースの中から、1枚のピースを手に取ったのです。

せっかく美しく並んでいたピースなのに、そこだけポッカリと欠けてしまいました。シュウの怒りは一瞬で頂点に達しました。

 

シュウは泣き叫んで怒りました。慌てて手に取ったピースを元に戻すKちゃん。しかしシュウの怒りは収まりません。完璧な形を好むと同時に、予定を崩されるのは大嫌いなシュウ。すぐに元に戻したにしても、ピースの配置が崩れたという事実は消えないのです。

号泣しながら怒り、パズルを投げたり蹴ったりして荒れ狂うシュウ。先生がパズルを元に戻しても怒りはなかなか静まりません。

 

ちなみにピースを取ったKちゃんは、意地悪で取ったわけではありません。シュウと一緒にパズルで遊ぼうと思っただけなのです。シュウの邪魔をしようと思ったわではないのです。何の気なしにやった事で、まさかここまでシュウが怒るなんて。完全に想定外だった事でしょう・・・。

 

結局シュウはしばらく荒れた後、ようやく落ち着きを取り戻しました。正気になった後は、再びパズルを始めました。

 

困ったシュウです。いや、わかってるんですけどね。本人にとっては大事な事なのでしょう。けれどもこういう融通が利かない部分が、付き合いにくいと思われてしまう由縁なんだろうなぁ・・・と「1度地雷を踏んでしまうと、問題の件を修整しても機嫌が直らない。踏んだら一発アウト。というのが厄介な所です。

けれどもどうか、こういうタイプを敬遠しないでいただきたい。今回の場合も、シュウはKちゃんの事が嫌いなわけではないのです。あくまでもその時の行いに、受け入れがたい部分があっただけなのです。お友達と楽しく遊べれば、シュウも嬉しいのです。

 

この一件以降も、Kちゃんはシュウを厭う事無く一緒に遊んでくれているようです。思いやりがある子なのですね。本当に感謝感謝なのです。

それでは今回はこのへんで。