発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

シュウのレゴ小学校。

連日のすさまじい暑さの中、あなたはどのようにお過ごしでしょうか。不要な外出は控えたいmamemuchiです、こんにちは。いつになったら落ち着くのでしょうか、この暑さは・・・。

ちなみに暑い時には水分と塩分が大事と言いますが、私はローソンのこのパンが好きです↓

f:id:mamemuchi:20180723060018j:plain

焼チーズパンお値段税込み125円271kcal。中のチーズクリームが、塩気が効いてて美味しいのです。スイーツ系のチーズクリームと言うより、おかず系と言いますか。チーズ味が濃くて私好みなのです。あ、発汗ネタと強引に絡めて紹介しただけなので、特別に塩辛いというわけではないですよ!ちょうど良いバランスのとれたチーズクリームでございます。

 

さて、今回はシュウが作ったレゴ作品を紹介したいと思います。まずはこちらをご覧ください↓

f:id:mamemuchi:20180723061708j:plain

何だかお分かりでしょうか?後ろから見たらこんな感じです↓

f:id:mamemuchi:20180723061847j:plain

ほんやら堂のぬいぐるみ「なまけたろう」の頭と背中に、セロハンテープでレゴが貼り付けられております。これね、通学帽とランドセルなんですよ。我が家の小さななまけたろう達は、どうやら小学生のようです。

 

そしてこちらは机と椅子↓ なかなか上手な出来だと思います。

f:id:mamemuchi:20180723062947j:plain

 

そしてこれはテレビ。教室内にあるテレビです↓

f:id:mamemuchi:20180723063129j:plain

この画像では剥がしてしまっていますが、「ボールをぶつけてはいけません。」という注意書きの張り紙を貼ったり、テレビ画面部分にセロハンテープを貼り付けて画面保護ボードを再現したりもしていました。実物に忠実です。

 

そしてこれ↓ これはちょっと何だかわかりませんよね。

f:id:mamemuchi:20180723063432j:plain

これね、教室の天井を再現した物らしいです。等間隔に白い直方体のレゴが並んでいますでしょう?これは電気だそうです。そして電気と電気の間には、サイズの小さいレゴが。これは扇風機だそうです。いろいろ考えますね~。

 

これらの小学校アイテムを使い、シュウは教室を作り上げました↓

f:id:mamemuchi:20180723063915j:plain

登場していないアイテムもありますけれどね。テレビの横の物は、黒板だそうです。黒板の下に散らばっているレゴはチョークですね。黒板横のなまけたろうは通学帽もランドセルもつけていないので、先生なのでしょう。

 

レゴを買ってすぐの頃は、興味はあるものの何を作ればいいのか・・・という感じだったシュウ。現在は↑のように、小学校関連の物を積極的に作っていますね。それだけ、小学校という場所がシュウの中で定着してきたのでしょう。

小学校の天井のような、私には思いつかないような物を作ったりもするので、レゴで遊ぶシュウを見ているのは楽しいです。

長期休みは子供の相手をするのもなかなか難儀ですが、夏休みはまだ始まったばかり。毎日笑って過ごせたらなと思っています。暑すぎる夏ですが、あなたも楽しく過ごしてくださいね。

それでは今回はこのへんで。

↑小さいお子さんがいる家庭では是非とも装着をおすすめします。テレビ画面の保護ボード。我が家でもシュウが固い物でカンカンと叩いたり、テープ類を貼り付けたり、落書きしたり・・・保護ボードのおかげで画面本体が守られています。

 


 

親子給食会後片付け編

終業式も終わり、子供達は夏休みに突入しましたね。シュウも無事1学期を終えました。驚いたのは、約3か月という短い期間の間に、連絡帳を丸々2冊使い切った事です。びっくりです。他の方々がどの程度の頻度で連絡帳を使っているのかはわかりませんが、さすがに1学期だけで2冊は多い方なのではと思います。困った事、トラブル、特記事項、相談事・・・いろいろ多いmamemuchi&我が子です。こんにちは。

 

さてさて。前回前々回と親子給食会について語りました。今回が親子給食会編ラストです。

普段の食べっぷりと比べると、かなりゆっくりなお食事だったシュウ。体調が良くないのか、それとも好物の麺類ですら給食の物は苦手なのか・・・と心配した私。そんな私に先生は言いました。

 

多分ね、食器を自分で返しに行きたいからわざとゆっくり食べてるんですよ。

 

あなたも経験ありませんか?給食って、時間が決まっているじゃないですか。決まった時間になると、食器・食べ残し・食缶・バット等は全て給食室に返さないといけません。

そうなると、時間を過ぎても食べている子はどうなるか。そうです、食べ終わり次第、自分の分だけ個別に返しに行かなければいけません。

以前の給食時、たまたまシュウがそういうパターンになってしまった事があったのだそうです。それがどうやら、シュウ的には楽しかったみたいなんですよね

「給食ワゴンを持って行っちゃう時間を過ぎても食べていれば、自分の分だけ自分で給食室に返しに行けるんだ。」と学習してしまったシュウ。それ以来、わざとのんびり食べるようになったらしいです。毎回ではないようですがね。

 

・・・何が楽しいんですかね・・・?

 

私には正直楽しさが理解できません。自分の小学生時代を思い返してみても、やっぱり理解できません。居残り給食パターンになってしまうと、どっちかっていうと恥ずかしい感覚だったように思います。周囲の子も「あいつまだ食べてたんだ(笑) 一人で返しに行ってる(笑) クスクス・・・(笑)」みたいな感じだったように思いますねぇ。あと、単純に面倒くさいというのもありましたし。

もしかしたら現代っ子もそんな感覚でシュウを見ているかもしれませんが、シュウはそんな周囲の反応はどこ吹く風。全く気にしません。居残り給食を狙ってわざとチマチマと時間をかけて食べ、喜々として自分の食器を抱えて上機嫌で給食室に向かうのだそうです。

 

不思議な奴。

 

これも先生から聞いた話ですが、以前シュウが、牛乳を残して他は全て食べ終えていた時があったのだそうです。牛乳を飲むシュウに先生は「もうこれ(食器)は片づけちゃうね。」と声をかけ、シュウの食器を給食ワゴンに戻そうとしたのだそうです。

シュウは牛乳片手に「だめぇ~(怒)」と激怒したそうです。

給食ワゴンが去った後に、自分で持っていきたいのです。それを狙ってゆっくり食べてたんだから、余計な事するなという事です。

 

何が面白いのか全くわかりませんが、面倒な奴だなと思います

 

まぁそんなわけで、のんびりと給食を食べ終えたシュウ。食器を持って、嬉しそうに給食室へと向かっていきました。

 

さて、食器類は全て給食室へと返すのですが、牛乳パック。これだけは別なようです。水洗いして切り開き、保管しているようなのです。エコを意識した行動をしているんですね。給食の準備と同時に水洗い用の水も教室に準備されます。水を入れたバケツが置かれ、側には紙パックを切り開くハサミも。

私も紙パックを洗おうと、バケツの方へ。すると上級生のC君(4年生)が私の側に来ました。

 

シュウ君のお母さん、手が濡れたら帰る時大変でしょ?僕、洗ってあげるよ。

 

C君はそう言って、私の紙パックを代わりに洗ってくれました。

 

ものすごい紳士的。

 

世の男性諸君、こういうさりげない優しさや気遣いって重要ですよ(笑)!

 

C君、給食中は児童7人の中で断トツのうるささだったのに。思いやりの心もしっかりと持っているようです。

そうそう、給食はシュウが所属する知的クラス3人と自閉症情緒障害クラス4人が一緒に食べたんですがね(プラス私と先生で合計11人。)、知的クラスがやたらうるさく、情緒クラスはお行儀よく黙々と食べるという極端な状況になっていました

あ、誤解しないでいただきたいのは、これは障害特性というわけではありません。ただ単に、個々のキャラの問題だと思います。

 

まず積極的にうるさいのが、前述のC君。同じ知的クラスであるシュウとYちゃんは、それにつられてうるさくなるっていう感じでした。先生が途中で「ほらほら。もうC君とYちゃんはちょっと席を離しなさい。」とか言っていました(シュウは2人の向かいに座っていました)。

対する情緒クラスの4人は、多少のおしゃべりはするものの大変お行儀が良い。静かに食事を進めていましたね。

 

物静かな子、おしゃべり好きの子、性格はいろいろですが・・・見事なまでにクラスのカラーが違うので笑えました。給食が終わってから先生に「賑やかな給食でしたね。」と感想を伝えたところ「3人いなくてこれなので。普段はもっとすごいです。」との事でした。

今日は知的クラスのメンバーのうち半数の3人が行事で不在だったんですよ。不在のメンバーもなかなかの賑やかな子達なので・・・普段の給食はさぞかし楽しい(うるさい)んだろうなと思います。

 

ちなみに食器を給食室に戻し終えたシュウは、雑に牛乳パックを洗い、雑に歯磨きをしました。その後、給食後の日課である作文(日記)に取り組んでいました。作文を終えたところで私は学校を後にしました。

 

とりあえず楽しい給食タイムを過ごしているようで安心しましたね。昔のように「残すのは絶対に許しません!何が何でも完食しなさい!」というような事もないみたいですし。調理形態によっては野菜も少しは食べられるようになっているみたいですしね。

楽しい親子給食会でした。

それではまた!

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

SONIC<ソニック> とっても丈夫な連絡袋 2カラー gs-7158-snc
価格:437円(税込、送料別) (2018/7/22時点)

↑連絡袋もいろいろありますが、個人的には中身が見えるタイプが使いやすいと思います。

 

↑給食(食事)つながりで歯ブラシスタンドのご紹介。直置き式や水受けトレイがあるタイプは、水が溜まりやすいです。宙に浮くタイプが衛生的で好きです。 

親子給食会 食事中編。

毎日毎日ひどい暑さですね、まだ7月なのに。何か、毎年暑さがひどくなっていくような・・・?こんな時期は冷たい物が美味しいですね。猫舌なのもあってか、1年を通して基本的には冷たい物好きなmamemuchiです。こんにちは。このアイス、知っていますか?

f:id:mamemuchi:20180718085912j:plain

フタバ食品株式会社さんのモナカアイス、ダンディーです。私は業務スーパーでしか見た事がないのですが、あまり流通していないのでしょうか。これね、モナカとアイスの間のブラッククッキーチョコがザクザク食感で、すごく気に入っています。ゴリゴリザクザクした噛み歯えのある物が好きなんですよ~。

アイスがちょっと柔らかくなったタイミングで食べた事があったのですが、それでもブラッククッキーチョコはザクザク感がしっかりと保たれていました。

f:id:mamemuchi:20180718090454j:plain

カロリーは高めで382kcal。そのぶんボリュームや食べごたえは十分です。お値段は税込み105円です。

 

さて、前回は親子給食会の準備の話をしましたね。今回は、みんな揃っての食事中の時の話をしたいと思います。

給食当番として準備を終えたシュウ。先生や子供たちが全員そろったので、「いただきます。」と食べ始めました。本日のメニューうどん・かき揚げ・茹でたオクラ(マヨネーズ付き)・牛乳です。前回話しましたが、盛り付けの時点でシュウはオクラを拒否したので、実質はうどん・かき揚げ・牛乳の3品ですが。

 

シュウはまず、袋に入ったソフト麺を手に取りました。そして袋を破くとそのままソフト麺にかじりつきました

 

何故?味見?毒見?

 

汁に入れないと味気ないだろうに・・・。汁に入れるよう促したら素直に従っていましたが・・・。ちなみにシュウは麺類は好きですが、具は苦手です。肉なら食べますが、それ以外の具は食べません。盛り付けをした先生もそれはわかっているので、汁を器に盛る時点で野菜を避けてくれています。

しかし多少の野菜はどうしても器に入ってしまいます。小さな小さな野菜のかけら、それをシュウはいちいち見つけます

「あ、これ・・・。」「これはいらない。」等と呟いては先生に野菜を取り除いてもらっています。塊ならともかく小さなかけらなんて、口に入ってもそんなに味は強くないと思うのですが・・・シュウはどうしても気になるのでしょうね。

 

うどんを少し食べると、今度はかき揚げに取り掛かりました。かき揚げなんて、それこそ野菜メインなメニューです。シュウには無理なんじゃないかなぁ・・・と思いながら私は様子を見ていました。

 

シュウはかき揚げの正体を見破るために、容赦なくかき揚げを分解し始めました。

 

見る見るうちにボロボロの無残な姿になっていくかき揚げ。シュウはシュウなりに、かき揚げの構成食材を確認しているようです。何やらつまんでは取り除いています。けれども傍から見ていると、かき揚げはグチャグチャになりすぎていて、何がOKで何がNGなのか全くわかりません

かき揚げの分解分類に取り組み始めて少しするとシュウは、「これ。うごいてるのはいやだ。」と言い始めました。動いてるの??

食材は全部すでに死んでるから動かないだろうよ・・・と思いつつも、シュウの訴えに耳を傾けてみると・・・どうやら玉ねぎの事を言っているようです

 

玉ねぎ以外の食材、人参やゴボウなんかはカリっと揚げられていて硬いのですが、玉ねぎだけはしんなりとした仕上がりだったのです。しんなりしているので、指で触るたびにクニャクニャと動きます。その事をシュウは言っていたのです。

結局シュウは、一生懸命玉ねぎだけを引っ張り出し、残ったかき揚げ(の残骸)は完食しました。

おお・・・これはすごい・・・。何度も言いますが、シュウは野菜が苦手なのです。そのシュウが、食べ方に難ありとは言え野菜を食べました。これは褒めてもいいと思いますね。

 

かき揚げとの格闘が終わると、シュウは牛乳を飲み始めました。紙パックの牛乳です。私の小学校時代は瓶入り牛乳でしたから、重くて運ぶのが大変だったり、落として割ってしまったり・・・トラブルもありました。それを考えると軽くて扱いやすい紙パック牛乳は良いですね~。シュウは牛乳は好きなので、これは問題なく飲み干しました。

 

最後はまだ大量に余っているうどんです。麺類は好きなはずのシュウですが・・・どうにも食が進まない様子です。なかなか量が減りません。何でだろう・・・?汁の味もシュウが嫌うような感じではないですし、嫌いな具は取り除いてあります。普段の食欲から言って、お腹がいっぱいというわけでもないと思いますし。

もしや、麺は好きでも学校のソフト麺は好きじゃないとか?

 

何だろう。どうしたんだろうと少し心配しながら様子を見ていましたが、最終的には完食できました。しかし、かなり時間がかかりました。幼稚園の頃から食べ終わるのは早いシュウなのに、この日は一番最後になってしまいました。

 

極端にスローペースなシュウの様子を気にしていた私に、先生は話してくれました。シュウがどうしてこんなにも時間をかけて食べていたのか、その理由を。

それについてはまた次回。それでは!

↑かき揚げをきれいな丸に仕上げたい時に便利です。

 

↑机サイズのランチョンマット。実店舗ではあまり見かけませんね。このサイズを指定される学校もあるようです。

 

親子給食会準備編。

連日の暑さ、本当にしんどいですね。あなたは体調崩していませんか?暑いよりも寒い方が得意なmamemuchiです。こんにちは。こう暑いともはや扇風機や団扇の風なんて生ぬるくて、あんまり効果を感じませんよね。けれども、少し前にローソンにて購入したこれはかわいいので紹介します。

f:id:mamemuchi:20180717054642j:plain

カービィの団扇です。他にもデザインが違う物がありましたが、私はこれが気に入りました。ちなみに裏はこんなデザイン↓

f:id:mamemuchi:20180717054817j:plain

税込み280円でした。コンビニは、フラ~っと行ってみるといろいろな新商品が出ているので楽しいです。

 

さて、シュウが通う小学校にて親子給食会がありました。給食の様子は気になっていたので、もちろん参加してきました。ちなみにシュウは支援学級に籍を置きつつ、必要に応じて通常学級でも授業を受けるという形をとっています。給食は支援学級で摂っております。

時間になったので私が支援学級へ行くと、シュウは割烹着を着込み、帽子やマスクもつけていました。そして元気よく先生と一緒に給食室へと向かっていきました。そして、11人分の食器や食べ物を乗せたワゴンを押して戻ってきました。

給食室は校舎内にありますが、シュウのいる支援学級からは距離があります。それでもシュウは給食ワゴンを押すのが好きみたいです。それなりの重さになるので一人で押すのは難しく、必ず先生が同行しているようですがね。先生と一緒に押して、楽しそうでした。

この日は上の学年が行事で不在。給食当番はシュウ一人だけのようです。先生がお皿に料理を盛り付けている間、シュウはお盆をみんなの机に配っていました。本日のメニューは、うどん・かき揚げ・ゆでたオクラ(マヨネーズ付き)・牛乳です。

お盆を配り終えたシュウが次に運ぶのは、かき揚げとオクラが乗ったお皿です。しかしシュウは、自分のお皿にオクラを乗せられそうになった途端、言いました。

 

あ、きゅうりはいらない。

 

あ、これきゅうりじゃないですよオクラですよ。まぁ、きゅうりだろうがオクラだろうが、どっちにしたってシュウは食べないのですが。

まぁこのオクラがね、刻まれているわけでもない、何かで和えてあるわけでもない、正真正銘 茹でただけの丸々1本のオクラなんですよ。いろいろと工夫が凝らされたメニューも多い昨今の給食において、こんな直球でワイルドなメニューがあるなんて驚きです。

 

おかずを配り終えたら次はうどんです。器に汁を入れる先生。シュウは汁物も具も苦手です。具は避けて麺だけ食べますし、残った汁を飲む事もありません。

 

先生:うどんだから汁入れるね。飲まなくてもいいからね。

シュウ:つゆはいらない。

先生:うどんだから、汁がないと味がつかないよ。残った汁は残してもいいよ。

シュウ:つゆはいらない。

 

先生は「うどんに味がつくように汁を入れるから、汁に浸ったうどんを食べてね。うどんを食べ終えた後の汁は飲まなくてもいいからね。」という意味合いの事を言っています。しかしシュウは「汁も飲みなさい。」と言われているのだと思っているんですね。

こういう細かいニュアンスをシュウに伝えるのは結構難儀です。言葉が遅いので、複雑な事は理解しにくいのです。結局その後、先生は何とかシュウを説得する事に成功。シュウは自分の器に汁を入れられる事を承諾しました。

 

そんなふうに先生とシュウが手分けして準備をしている間に、他の子達が授業から戻ってきました。みんな揃うのを待っていただきますです。

 

ちなみにこの給食の準備。1年生でも自分たちで行うのだという事に驚きました。支援学級は少人数制であるが故、シュウも1年生ながら準備に加わるのだと思っていましたが。通常学級でも子供たちが準備しているみたいです。

時代の違いか地域性の違いか、それはわかりませんが・・・私が小学生の時は、1年生の給食の準備は上級生がやるシステムだったんですよ。

あ、私の時は給食ワゴンなんてなかったからかな・・・?汁物が入った食缶やら瓶入り牛乳やら、重い物でも全て自分の手で運ばなければなりませんでした。それはさすがに1年生の体格体力ではキツイ・・・という事だったのかもしれませんね。

そう考えると、沢山の物を一度に楽に運べる給食ワゴンは便利ですね~。安全性が高まり、労力削減も出来ます。接触事故だけは要注意ですがね。シュウの場合も、給食ワゴン無しで自力で一つ一つ運ばなければならないとしたら・・・難しかったと思います。

途中で力尽きて落っことすか不注意で転ぶかしてしまう可能性が大きいですね。

 

今回はこのへんで。次回は給食を食べている最中の事を話したいと思います。

↑三角巾はゴムタイプが便利。自分で結べない小さい子でも一人でつけられます。

 

↑景品なんかに便利ですね。団扇のセット売りです。

 

発達障害児シュウと歯医者。

先月のある日の事でした。シュウが「カブトムシいる。」と言いました。私は「まだ早くない?しかも森の中でもない道端で?」と思いつつ、シュウが指さす先を見ました。そこには1匹の虫がいました。

 

 

 

f:id:mamemuchi:20180704052445j:plain

 

 

だんごむしが。

 

え・・・何で?何でカブトムシとダンゴムシを間違えちゃったの??どのへんが似てた? 私はシュウがどれだけ妙な事を言っても全否定はしないようにしています。しかし予想外の出来事に動揺した私。

 

「あ・・・、カブトムシは・・・もうちょっと大きいよね(もはや大きさがどうこうという次元の話ではない)。」

 

・・・という、フォローになってるんだかよくわからない返ししか出来ませんでした。まだまだ未熟なmamemuchiです。こんにちは。

 

さてさて。あなたは定期的に歯医者へ行っていますか?私は行っていません。「特に異常を感じなくても定期的に通った方が良い。」とわかってはいるのですが。実際はなかなか行けてない、腰が重い私です。

しかしシュウは定期的に通わせています。発達障害に限りませんが、障害のある子は定型発達の子以上に歯医者って苦手な場合があります。ですから、慣らす為に定期健診に行かせているのです。

 

事の発端は今よりもずっと小さい時です。私の歯磨きの仕方が甘かったのか、シュウの歯に虫歯が出来てしまいました。最初のうちは薬を塗って様子見で済んでいたのですが、最終的には削らなければいけなくなりました。

当然の事ながら、泣いて暴れて大変でした。今って、「削らない虫歯治療」というものが存在しますよね。けれども我が家の近所には、それを取り入れている歯医者が全くありませんでした。こういうのはやっぱり大都市じゃないとダメなんですかねぇ・・・。

そして、「障害児歯科」を標榜している歯医者もなく・・・。仕方なく「小児歯科」として評判の良い所へ行ったのですが、やはりダメでしたね。

 

この経験から、私はものすごく反省しました。歯磨きは念入りにするようになりました。当時のシュウはダラダラ食いする事が多かったので、それも原因かと思い、ダラダラ食いは辞めさせました。

そして、定期健診にも通わせるようになったのです。ちなみに最初に行った歯医者とは別の歯医者です。シュウはやはりその歯医者に対して恐怖心を持ってしまったようで、行くのを拒否するようになったので・・・。別の歯医者で心機一転です。

 

新たな歯医者では、まずは慣らしから始めました。シュウはものすごく警戒していて、うがい用の水ですら「これ、みず?」と疑ってかかる始末でした

診察台の横にズラリと並べられた怖そうな治療器具も、警戒対象でしたね。先が鋭く尖っている物や、ドリルのようになっている物。まぁ大人が見てもちょっと緊張しますよね。

それらを気にして、診察台に寝ようとしないシュウ。先生が「これは使わないよ。置いてるだけ。」と説明しても信用しませんフッ素を塗りに来ただけなので本当に使わないのですが、猜疑心の塊のシュウ

結局先生は「じゃあこれは使わないから片付けるね。」と言って、シュウから見えない場所に器具類を移動させてくれました。それでようやくシュウは診察台に横になる事ができました。

 

バキューム(って言うんですかね?唾液を吸い取るやつ??)も怖がりましたね。手やお腹に当ててもらって痛くないとわかっても、いざ口に入れようとすると嫌がりました時間をかけて時間をかけて慣らしていきました。

 

フッ素等を塗る時に使うピンセットも恐怖対象でした。薬剤を染み込ませた脱脂綿(ガーゼ?)をピンセットでつまんで、チョイチョイっと歯に塗るじゃないですか。この場合の主役は脱脂綿なのですが、シュウの目に真っ先に飛び込んできたのは鋭く尖った先端を持つピンセットの方だったようです。

「あれ(ピンセット)で口の中をグリグリされるんだ。痛いに違いないんだ。」と思ったのでしょうね。拒否しました。

これも先生が時間をかけて説明して、シュウを納得させてくれました。

 

そんなふうに、先生が怒らず焦らずゆっくりと対応してくれたおかげで、現在のシュウは歯医者通いを嫌がらなくなりました。私よりも先にさっさと待合室に入っていきます。先月歯医者に行った際には、私が遅れて待合室に入った時すでにシュウは診察室の中でした

今までは私も一緒に診察室に入っていたのですが、いつもの定期健診であれば一人で大丈夫な様です。少ししたら普通に診察室から出てきました。何事もなく終了したようです。成長したな。

 

ただ、やはり「削る」という行為だけは別物のようで、恐怖心はそう簡単には取り除けないようです。以前の定期健診で「前に別の歯医者で削った部分の詰め物が取れている。虫歯になっているわけではないけれど、少し削って形を整えた方がいい。」と言われた事がありました。

しかしシュウは拒否。先生がドリル(削るやつ。名前がわからないのでドリルと表現します。)を手にするやいなや、ガバっと起き上がって抵抗の意を示しました。「ほんの少し削るだけだから痛みはないよ。」「音が大きいだけだよ。」等と説明しても聞き入れません。

先生がドリルを口に近づけると「おい、やめろ・・・。」と弱弱しく呟いて、弱弱しく先生の手を払いのけました。削る以外の事にはすっかり慣れたシュウですが、ドリルを前にしたら一気に弱気です。

結局、泣き叫ばせてまでして強行するような事ではないという判断になり、削る事はしませんでした。

 

ああ、やっぱり虫歯には細心の注意を払わなきゃいけないし、定期健診も欠かせないなぁと改めて思いました。定期的に診てもらっていれば、仮に虫歯になった場合でも治療の恐怖心は最小限で済みますものね。

 

小さい子をお持ちのあなた、子供がどんなに抵抗しても、歯磨きは妥協しないであげてください。虫歯になって、号泣しながら治療する方が負担です。これはもうね、本当に反省しているんですよ私。あと、面倒かもしれませんが、定期健診も是非行ってほしいなと思います。自分自身は行っていない私なので、「何を偉そうに。」という感じになってしまいますが・・・お子さんは!お子さんは特に!

 

それでは今回はこのへんで。私も定期健診行かなきゃなぁ・・・。