発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

支援学級行事 親子遠足 復路編。

夏です。暑いのが苦手なので夏は好きではないmamemuchiです。こんにちは。汗で臭いが気になる、汗で服がベタベタになる、メイク崩れが心配、日焼け対策が面倒くさい、何をしてもただただ暑い(寒いのは着込んだり動いたりすれば何とかなりますが、暑いのは裸になったって寝てたって暑い)・・・等々、理由はいろいろありますが・・・。こいつも非常にうっとおしい。

つい先日、シュウの腕に蚊がとまっているのを目撃。シュウに教えました。するとシュウは自分の腕に視線を向けました。そして蚊を視認するやいなや、怒って叩き落としました

普段から、虫除けもせずに平気で庭に出ては何か所も蚊に刺され、それでも平然としているシュウですが・・・直接体にとまっているのを見るのは嫌だったようです。

 

さて。今回はシュウの親子遠足話第3弾、ラストです。これまでの話についてはこちらをご覧ください。

 

→支援学級行事 親子遠足 往路編。

→支援学級行事 親子遠足 水族館編。

 

帰りの時間になったので、水族館を出た私たち。向かうはバス停です。みんなで歩いているうちに、だんだん距離を離されていくシュウやシュウの後ろを歩いている子達。前を行くグループがバス停手前の横断歩道を渡り終えると、信号は赤に変わってしまいました。

「はやく!はやく!」とソワソワしながら、信号が再び青になるのを待つシュウ。シュウの後ろにいる子達は、落ち着いた様子で待っています。

ようやく信号が青に変わると、シュウは猛然とダッシュ。横断歩道を渡り終えると、そのままの勢いで何故かバス停とは真逆の方向へと走っていきました。

 

バス停付近に立ってこちら側を見守っていた先生が慌ててシュウを追いかけ、捕獲して連れ戻してくれました。

 

バス停は決して分かりにくい箇所にあったわけではなく、シュウの視界にもしっかり入っていたはずですが・・・。何故・・・。

 

その後、全員が無事バスに乗車。来る時よりも乗客が多く、シュウは立ったまま手すりにつかまり、揺れに耐えていました。私はその様子を見て「偉い偉い。」と思っていたのですが・・・降車直前に事件が

 

来る時に引き続き降車ボタンを押し損ねたシュウが、キレたのです(↑のリンク、往路編参照)。

 

他の乗客に降車ボタンを先に押されてしまい、「あ"~!!あ"~~!!」と怒りながら泣くシュウ。

行きのバスで落ち着いた様子だったのは、諦めが良くなっていたからではなかったのか・・・。「まぁ帰りに押せればいいか~。」みたいに思っていたのでしょうか。

 

それでも何とかバスから降りる事は出来たシュウですが・・・すぐに地面に倒れ込み、動かなくなってしまいました。水族館でもそうだったのですが、シュウは機嫌が悪くなると地面に転がって動かなくなるのです。これは普段からそうです。

 

慰めたりなだめたりすると、何とか立ち上がったシュウですが・・・やはり不機嫌はそう簡単には直らず。歩き出してからもずっと荒れた様子。

駅に到着しても気持ちは崩れたままのようで、券売機の前までは行ったものの直立不動。自分でお金を入れて、操作しようという意思は無いようです。

結局、来る時同様、私が切符を買いました。

 

学校では切符を買う練習を頑張っていたというのに、結局一度も成果を発揮できませんでした。残念ですが、まぁそんな時もありますね。水族館内でソフトクリームを買う時は自分で出来ましたから、それで良しとしましょう。

 

不機嫌なまま電車に乗り込み、席に着いたシュウ。少しすると、グッスリと眠り込んでしまいました。とても疲れたみたいです。シュウにとってはいろいろな事があった長旅でしたからね。

 

ちょくちょく機嫌は悪くなってしまいましたが、それでも楽しい一日だったのではないかなと思います。

 

ちなみにシュウはバスの降車ボタンにこだわりを見せていましたが、他の子達は全くそんな様子はありませんでした。中には結構こだわりが強そうな子もいるのですがね。降車ボタンにこだわるのはシュウだけでした。

一言で「支援学級」と言っても、いろいろな子がいて、こだわりも様々ですね。

 

それではまた!