発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

高等養護学校②仕事が続かないパターンも多い。

シュウが独立した子供部屋で生活するようになって以降、彼の寝言を聞く機会が無くなりました。そこにちょっとだけ寂しさを感じている まめむち です。こんにちは。

さて、今回紹介するのはこちら↓

業務スーパーにて購入したフォレストクラッカー プレーンです。以前紹介したオニオン風味の姉妹品ですね。

内容量は168g。100gあたり514kcalです↓

1箱に、個包装が7個↓

個包装1個の中身は、6枚のクラッカー↓

個包装1個24gあたり約123kcalです。

マリービスケットみたいな、甘い香りがします。味も甘い系ですね。こちらは裏側↓

シンプルな味ですが、私はそのままでも、充分美味しく食べる事が出来ました。

価格は税込み213円でした。

 

さてさて、前回の続きです。高等養護学校ではやはり、そのカリキュラムの厳しさからか・・・中退者もいるようです。

もちろん先生達も、学校生活に苦戦している生徒さんを放置はしません。出来る限りのバックアップはするそうです。ただ、生徒さん本人の気持ちが付いてこないとなるとね。もうどうにも出来ないとの事です。

 

そうなんですよね。結局重要なのは、本人の気持ち。意思。「就職するぞ。自分で生活費を稼いで、自立するぞ。」という強い思いが無いと、周囲がどんなに尽力しても、実を結びません。

 

私は仕事柄、作業所やアルバイトに行く精神障害者・知的障害者の方と接した事があります。続く人はコンスタントに続いていました。けれども続かない人は、どこに行っても続きませんでしたね

作業所に名目上在籍だけはしているものの、結局何かしら理由を付けて1回も行かなかった人もいました。でも、「しんどいから、体調が悪いから休む。」と言っていた割に、日中遊びに行く元気はあったり・・・

ちょっとした不調で「今日は○○が痛いからやめとく。」と、すぐに休んでしまう人もいましたね。その人は色々なアルバイトに手を出していましたが、どこも続いていませんでした

適性を考えずに給料だけで判断し、合わないバイトを選んでしまう人もいましたね。その結果上手く動けず、自信を無くしてしまったり・・・。

 

実際にそういう人たちを見ていると、強く思うんですよ。

 

「苦難に立ち向かい、乗り越えていく力って必要。心や体が壊れてしまうほど頑張る必要は無いけれど、多少のストレスには対処していかないと、経済的自立なんて不可能。将来に向けて、『障害者だから。』と不必要に甘やかさず、徐々に力を付けさせる事が重要。」と。

 

将来福祉の力で手厚く守ってもらえるような重度の方とか、実家がお金持ちで死ぬまで面倒見てもらえるような方とかはね。例外ですけれど。「自分で何とか出来ますよね?」という判断を世間からされてしまう軽度障害者は、ある意味過酷な人生です。

福祉の力には頼れない。けれども、定型発達の人ほど様々な事に適応していけるわけじゃない。定型発達の人に近付く為には、かなりの努力が必要。

 

軽度障害者のシュウも、きっとこの先、苦労は多いでしょう。上述した彼等彼女等もきっと、過酷な人生。

 

高養はそういう、「保護者に守られながらの生活と、自力での生活のギャップ」を埋める手助けをしてくれる場所だと思うのです。

だから入学して3年間を有意義に過ごせれば、きっと大きな力が付くでしょう。ただその為には、本人の頑張りが欠かせない。

 

シュウに、そこまでの覚悟はあるのか。乗り越えていける潜在能力はあるのか。

 

悩みます。親の立場だと、ものすごく悩んでしまいます。シュウ本人は高養の説明を受けて、別段悪感情は抱かなかったみたいですけれどね。「自分には無理かも・・・。」みたいな、臆する気持ちにはならなかったようです。「高養も視野に入れる。」と言っていました。

 

でもなあ~、高養に入学したら、進路は「障害者枠での就職」の1本のみ。ここが気になる所ではあるんですよね・・・。

長くなってきました。続きはまた次回。前回も書きましたが、高養は各校詳細が異なる様です。全ての高養が、私の話みたいな所ではありません。ですから私の言う事は、参考程度に聞いてくださいね~。

それではまた。