業務スーパーにてこんなインスタ映えしそうなパンを見つけました↓
すみません、インスタやってないのに流行り言葉をちょっと使ってみたかったmamemuchiです。こんにちは。
平べったいまん丸で、きれいに3色です。ほうれん草・ニンジン・かぼちゃが練りこまれているようですが、ほんのり甘くて野菜のクセはないです。野菜嫌いでも食べられます。
カラフルさに惹かれて子供も食べてくれるかも。食感は、フワフワ系よりはしっとり系という感じですね。どっしりまではいきません。
税込み104円、2個入り一袋で410kcalです。残念ですが、東日本では売っていないかと思われます・・・。
ちなみに↑で「野菜嫌いな子供でも食べそう。」等と書きましたが、シュウは食べませんでした。偏食児シュウは大多数の子どもとは逆で、カラフルな食べ物は苦手なのです。カラフルなのが平気な子ならきっと大丈夫・・・。
さて。少し前に小学校の清掃活動がありました。子供たちと共に、保護者も校舎や運動場の清掃をしてきました。
各自の担当清掃場所は予め決められておりまして、私は他の1年生の保護者と共に清掃に励みました。清掃中シュウの姿は一度も見かけなかったので、シュウの担当場所は私とは別の所だったようです。
何事もなく清掃を終え、下校時間となりました。私は運動場の隅で、シュウが校舎から出てくるのを待っていました。
しばらくすると、昇降口から出てくるシュウの姿が。いつものようにこちらに向かってきている・・・と思っていたら・・・。
何だか機嫌が悪そうです。
イラついたような表情をしています。
わ~、何なんだろう。面倒くさい。
私の下に到着したシュウは「おかあさんもアクエリアスをのみなさい!!」と言って怒り始めました。
え?いきなり何の事ですか?
シュウの後ろをついてきた先生が説明してくれました。
シュウは他の支援学級のみんなと一緒に清掃に励み、その後は先生が用意してくれたアクエリアスで一服したのだそうです。そしてこの時アクエリアスを飲んだのは支援学級の子どもたちだけでなかったようなのです。子供たちの保護者も一緒にアクエリアスを飲んだらしいんですよ。
だから、「他のみんなはお母さんもアクエリアス飲んでる。じゃあ自分のお母さんも飲むべきでは?」みたいにシュウは思ったんですね、きっと。だからって出合い頭にキレられても全く意味がわかんないですが・・・。
先生は「一緒に飲みたかったんだね。」「シュウ君のお母さんも呼べばよかったね。ごめんね。」「アクエリアス片付けちゃったから、また今度一緒に飲もうね。」等とシュウを説得してくれたのですが・・・
シュウは「・・・ひえぇ~ん・・・。」と泣き出してしまいました。
ええ?!もういいじゃん。どうでもいいじゃん。シュウは飲めたんでしょ?私は別段「私だけ飲めなかったなんてひどくね?!」とか思ってないよ?
先生の話に納得しないシュウに、私も「お母さんはアクエリアス飲まなくても大丈夫だよ。お水飲んだし。」「シュウは飲んだんでしょ?アクエリアス好きだもんね。良かったね。」等と言ってはみたものの・・・泣き続けるシュウ。
キレにキレまくった後さめざめと泣くシュウの一連の様子から、先生は「あ。これは説得通じないパターンのこだわりだわ。」と判断したのでしょう。
「うん。じゃあお母さんにも飲んでもらおうね!アクエリアスは教室にあるから、1回戻ろうか!」とシュウに言いました。そして私と先生はいちいち校舎内に戻り、片付けたアクエリアスと紙コップを再度出して、アクエリアスを飲みました。
そうする事でようやくシュウは泣き止みました。
このシュウのこだわりって、純粋な優しさからくるものなのでしょうか。それとも単なる面倒くさいこだわりってだけでしょうか。
他のお母さん達は飲んでるのに、何で自分のお母さんだけ仲間はずれ?お母さんがかわいそう!お母さんもすごく喉が渇いているかもしれないのに。先生、いじわるしないでお母さんにもアクエリアスあげて!
→優しさ。
え?何で自分のお母さんだけ除外?おかしくね?自分のとこだけ違うって何かおかしくね?!みんな飲んでるならお母さんも飲むべきでしょ?! 「片付けちゃったから・・・。」「飲まなくても大丈夫だし・・・。」知らねえよぉ~!みんなと違うのおかしいでしょぉ~~?!
→こだわり。
前者ならまだ心温まる話でいいけど、シュウの場合は多分後者。
ちなみにシュウや先生の話から察するに、支援学級の児童の保護者の中で、自分の子と別行動だったのは私だけだったようです。私以外の保護者はみんな、自分の子と同じか近い所で清掃を行っていたようです。
何故そのような割り振りになってしまったのか。保護者の清掃場所はPTA役員さんたちが決めます。ですからこれは私の憶測でしかないのですが、おそらく1年生の保護者は人数が少ないからだと思います。
1年生は全学年の中で1番人数が少ないのです。となると当然、保護者の数も少ないという事になります。それに加えて2年生以上の学年にも子供がいる場合は、そちらの学年の保護者としてカウントされるでしょうからね。そうなると更に1年生の保護者は人数が減ります。
その状態で私を「支援学級の保護者」としてカウントしてしまうと、1年生保護者の清掃担当場所では深刻な人手不足となってしまいます。
ですから私は支援学級保護者の清掃場所ではなく、1年生保護者の清掃場所に回されたのだろうなぁと思います。
少子化の余波がこんな所にも。私自身はそれに対して不満はありませんが、シュウは気に入らなかったようです。
予めその旨をシュウに説明できていればまた違ったかもしれませんが、アクエリアスが地雷になるなんて先生も想像できなかったと思うんですよ。
発達障害児のこだわりはいろんな所で発揮されます。
それではまた。
↑シュウはポカリよりもアクエリアス派。私はじっくり飲み比べたことはないですが、どちらも好きです。
|
↑カラフルなパンを紹介したつながりで。こういう遊び心のある商品好きです。
|