発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

1日入学に行ってきました。

こんにちは。好きな味の新商品は、ついつい試したくなってしまうmamemuchiです。今回はこちらです。

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ニチレイさんの今川焼です。あんこやカスタードクリームが定番として売られていますよね。こちらのクリームチーズバージョンはたまたま発見しました。チーズ好きなので購入しました。

まずは自然解凍で、まだ中身に冷たさが残っている状態で食べてみました。しょっぱい系と言うよりは、甘い系ですね。チーズアイスっぽくもあり、レアチーズケーキっぽくもあります。

レンジで軽く温めた物も食べてみました。中身がトロリとして、これはこれで美味しかったです。けれども冷たい方がチーズ感が強いので、私は冷えた状態の方が好みですね。

税込み278円で購入しました。定番味よりはお高めですね。カロリーは1個154kcalです。ちなみにこの今川焼、地域によって呼び方が違いますよね。私の地元東北では大判焼きって言ってました。

 

さて、先月の話になりますが行ってきました。小学校の1日体験入学です。本来であれば保護者と子供は別行動なのですが、私はシュウと行動を共にしました。シュウは支援学級入学の予定ですから、そのあたりの事情は先生たちも理解してくれているのでしょう。

「シュウ君と一緒にいてくださっても大丈夫ですよ。保護者向けの説明会の内容は、また別日に説明しますので。シュウ君の為に支援の先生を付ける事が出来ればいいのですが、人数の都合上ちょっと難しいので・・・。」と言っていただけました。ですから、お言葉に甘えさせてもらいました。

けれども実際には支援の先生が1人、ずっとシュウについていてくれました。先生たちも何かと忙しいでしょうに、何とか都合をつけてくれたのですね。ありがたい配慮で、嬉しかったです。

 

受付を済ませると、新入生たちは現1年生が待つ教室へ。そして、現1年生たちの発表を見たり、工作をしたりしました。最初のうちは一応発表に目を向けていたシュウ。しかし少しすると興味をなくしてしまいました。教室内のストーブに注目し始めました。ストーブのランプや温度表示なんかが大好きなのです。

工作は、先生の助けを借りながら完成させていました。作ったのはコマです。他の子達は完成させたコマを回して遊んでいます。しかしシュウは、机と机の間にコマを入れてみたり、床に落下させてみたりして楽しんでいました。楽しみ方がちょっと違う・・・。まぁこういう事に絶対的な正解はないですけどね・・・。

 

現1年生たちとの交流の後は、上級生に連れられて校内探検です。新入生数名+上級生数名で、音楽室やら図書室・理科室等を見て回りました。

図書室では「自由に本を見てもいいよ。」と言われ、みんなは各々興味のある本を手に取っていました。しかしシュウは本には興味を示しません。図書室内の机に夢中でした。机をくっつけたり離したりして1人楽しんでいました。それとストーブ。じーっと魅入っていました。何がそんなに楽しいのか・・・。

ちなみにこの校内探検、あらかじめルートが決められていて、時間も限られています。ですから、新入生たちが行ってみたい所へ行けるわけではないんですね。しかしそんな事情は知らないシュウ。みんなとは逆方向へと進もうとしました。上級生は「こっちだよ。」と言って、軽くシュウの背を押して誘導しようとしました。

しかしこれにシュウは従いません。どうしても反対側に行ってみたいようです。強行突破で進もうとするシュウ。それを阻止する上級生。

 

シュウ激怒。

 

床に倒れ込み、「はなせ!はなせぇ~!!さわるなぁ~~!!!」と泣き叫びました。上級生はあくまでも、軽く押したり軽く体を掴んだだけです。しかも、故あっての事です。しかしシュウからしたら、不当な拘束を受けていると感じるのでしょう。

一般的な観点から言ったら、全く不当ではないのですが。

 

ですが、そこが自閉症児の特性。そのような周囲の事情なんて受け入れられないんですね。

ちなみに身体を触られて嫌がる場合「感覚過敏で軽く触られただけでも痛みを感じてしまう」のが原因という事もあるようです。しかし、シュウの場合はこれには当てはまらないように思います。どちらかと言えば皮膚感覚が鈍感な方ですので。シュウはとにかく「やりたい事を阻止される」のが嫌なのでしょう。

 

それまでの私は口出しや手出しはせずに、グループの後ろを静かについて歩いていました。しかし気持ちが不安定になってしまったシュウは、号泣しながら私に体当たりしてきました。こうなってしまうと、いくら上級生とは言えどもシュウの制御は不可能です。

ここに至るまでは上級生の頑張りにお任せしていましたが、先生と私とでシュウを何とか落ち着かせました。

しかしその後も頻繁にグループから外れようとするシュウ。先生が「あ!みんなはもうあんなに進んでる!競争だよ!」とシュウを奮起させたら、シュウはダッシュでみんなを追いかけました。しかし追いつけなかったので、またもや床に崩れ落ちて荒れ狂いました

 

びっくりするほど面倒くさい新入生ですね。

 

こういう時って、上級生たちはシュウの状態をあらかじめ聞かされているものなのでしょうか。それとも事前情報なしで世話係をしてくれているのでしょうか。後者であれば、何で自分が担当している新入生だけこんなにも聞き訳が悪いのか、不思議でしょうがないでしょうね

内心イラっとくる事もあったでしょうに、怒らずに仕事を全うしてくれた上級生に、ただただ感謝です。その上級生は5年生でした。私が5年生の時なんて、あんなふうに落ち着いて下級生の面倒なんか見れなかったと思います。

 

まぁそんな感じで、前半は比較的落ち着いて取り組み、後半は荒れ狂って、1日入学は終了しました。

 

1日入学に不安を抱いているあなた、大丈夫ですよ。心配な事があれば学校に伝えておけば、配慮はしてくれると思います。本格的に通い始める前に、少しでも学校の様子を見ておけるのは良い事だと思いますし。周囲に「こういう子もいるんだ。」って事を知っておいてもらうのも大切です。ただ、トラウマ級の嫌な思いだけはさせませんよう・・・。これをやっちゃうと、後々に響くんですよね・・・。

それではまた~。

 
 

発達障害、微妙にズレた表現をする。

シュウが「Google Play」の事を「グーグルはじめ」、「いつの間に通信(3DSの機能)」の事を「いつのかんにつうしん」って言います。「Play」は「始める」という意味で使われますし、「間」は「かん」という読み方ありますものね。

「あの文章ではこういう読み方だった。じゃあ、この文章でもきっとそうだろう。」という考え方が出来ているのですね。応用力がついてきているのです。正誤で言ったら今回の場合、間違いではあるのですが。けれどもこのような、予測する力がついた事自体は嬉しく思っているmamemuchiです。こんにちは。

ちなみに「ヴォルゲロム(カービィに出てくるキャラクター名)」は「ヴォ」の読み方がわからず固まっていました。

 

シュウは↑のように、表現の仕方が独特だったりします。

 

以前、とあるおもちゃ屋さんへ行った時の事です。恐竜や蛇の、結構リアル志向な人形がありました。わたしはそれらを手に取り、シュウに近付けてみました。「ガオーッ!食べちゃうぞー!」みたいなノリで。しかしその見慣れない奇妙な人形は、どうやら苦手なシュウ。

「ちょっとやめて!どうぶつはもってこないで!」と拒否。

 

・・・動物・・・。・・・いや、間違ってはいないですよ?蛇も恐竜も動物でしょう。しかし、大抵の場合、「蛇」は「ヘビ」と称しません?「恐竜」は「きょうりゅう」って言う気がしません?ちょっと変わってるなぁと思いました。

 

生き物の呼称だけではなく、人の呼称も変わっているシュウ。道行く下校中の小学生たちを見てこどもがあるいてる。うるせえなぁ(笑)」と言いました。・・・はい。たしかに小学生は子供だと私も思います。大人でも老人でもないし、赤ちゃんでもなければ青年と言うほどの年齢でもないでしょう。

しかし。しかしシュウも確実に「子供」です。しかも幼稚園児のシュウは、小学生たちよりも年下の子供です。そのシュウが、小学生たちを「こども」と称するのは違和感があるような・・・。

おまけに「うるせえなぁ(笑)」などと、こちらがひやりとするような事をサラっと言ってのけています。しかし、小学生たちが極端に大騒ぎしていたわけではありません。男子集団なので、多少の悪ふざけはしていましたが。「うるさい。」と苦情が来るほどではなかったです。シュウは「賑やかな状況」を表現する言葉として、「うるさい。」と言っているだけなのです。他の表現を知らないのです。決して小学生たちを不快に思っているわけではないのです。語彙が少ない為に、このような表現になってしまっています。

 

これと似たような事は他にもあります。ある日、自宅に郵便物が届きました。配達員のおじさんから荷物を受け取る私。その側でシュウはおとのこからもらった?おとのこからもらったの?」と言いました。

はい。これは、「男の子から荷物をもらったのか?」と言っているのです。男の子・・・。・・・うん、これも完全な間違いではないです。配達員のおじさんは性別=男ですからね・・・。

しかし私の目から見た配達員さんは、完全に「おじさん」です。おじいさんではないですが、ギリギリ男の子表現が許されそうな若者でもありません。どこからどう見ても、完全無欠のおじさんです。

シュウはまだ、年齢に考慮した呼び方は会得できていないようです。

 

まぁこれって、逆パターンよりはマシですね。「お兄さん」を「おじさん」と呼んだり「お姉さん」を「おばあさん」と呼んだりする方が、相当に気まずいですもんね・・・。

 

シュウの不思議表現はまだあります。「トイレでおしっこをする」事を「おしっこをもらす。」と言うのです。これについてはどうしてそう言うようになったのか、原因不明です。私も周囲の大人もそういう表現はしませんし・・・。「もらす」という事は「おしっこが出ている」という事ですから、100%間違いではないですが・・・うーん・・・。

 

植物にあげる水についても、独特の表現をします「エサ」と呼ぶのです。私が「チューリップにお水あげなよ。」なんて言うと、「あー・・・エサ?」と返ってくるのです。エサ・・・。「植物が生きる為生長する為に摂取するもの」という意味ではまぁ・・・。でも植物にとってのエサって、どちらかと言えば水よりも肥料では・・・?

 

どれも完全に間違っているわけではないんですよね。ある意味では正しいと言いますか。細かく言ったら違うけど、ザックリ分けたら間違いとは言い切れない・・・みたいな。

この手の表現のズレは、定型発達の子でも良くある事でしょうね。それとも、来月から小学生という年齢では、もうあり得ない・・・?? ・・・まあそうだとしても(汗)、正しい表現を習得する一歩手前まで来ているという事です!

 

少々難はありつつも、ここまで喋れるようになった事は大きな成長です。

それでは今回はこのへんで。

 

スタジオで写真を撮ってきました。

業務スーパーアミカにて、今回はこんなのを買ってきました。甘いものがやめられないmamemuchiです。こんにちは。

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トリュフチョコです。味は→ココナッツ・→ストロベリー・オレンジ→キャラメル・ブラウン→ヘーゼルナッツです。

キャラメル以外は、パッケージ記載の断面図と実物の断面図に違いがありますね。けれども、美味しいです!「○○味」と名の付く物って、言われないとその味とわからないような場合も多いじゃないですか。風味が薄かったりして。

けれどもこちらのチョコはどれも、風味がしっかりとしていて特徴が出ています

どれも美味しいですが、私が最もおすすめするのはキャラメルです。こちらは本当に中身がとろ~りとしていて滑らかです。

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お値段は・・・すみません。レシートを破棄してしまい、わからなくなってしまいました。でも、たしか税込みで500円台前半くらいだったはずです。「安いじゃん!」って思って手に取った記憶がありますので。

500gも入っていますからね。お買い得かなと思います。個包装も高級感ありますし、チョコや甘いもの好きなあなた、ぜひお試しあれ。

カロリーを計算してみたところ、1個あたりおよそ78kcalってとこです。内容量の割合としましては、ココナッツとストロベリーが多めでしたね。

 

ところで・・・行ってきました。写真スタジオに。シュウの小学校入学&誕生日の記念写真を撮りに。これまでの経緯に関しましてはこちらをどうぞ。

スタジオ到着後、まずは衣装選びです。シュウに「この中で、着たい服ある?」と聞いてみました。シュウはそれほど興味もなさそうな表情で衣装を一瞥し「きたいふくは、あるわけがない。」と言い放ちました。

 

あ、そうですか。すみません。くだらない事をお聞きしてしまって。

 

シュウは興味をお持ちでないようでしたので、私が2着選びました。着替えを終えて、撮影開始です。

案の定、めちゃくちゃふざけるシュウ。

前回と全く同じ状態です。撮影がなかなか進みません。そこで私は言いました。

 

「ふざけるんだったら、アイスは無しだよ。お利口さんでお写真撮れないんだったら、アイスは買わないよ。」

 

それを聞いたシュウすぐに態度を改め、スッとまっすぐに立ちました。アイスはシュウの大好物。効果絶大。

100円ちょっとのアイスでこうも聞き訳が良くなるとは、何て費用対効果が高のでしょうゲームソフトとかじゃなくても良かったんだな。

 

ちなみに撮影はいくつかの背景の前で撮ったのですが、桜の木と一緒の撮影もしました。その時スタッフさんはシュウに、「この花は何?」と声をかけました。シュウは「ピンク。」と回答しました。間違ってはいない。

植物に関しては名前を知らない場合が多いので、色を答えてしまうんですよね。これまでにも「これ、何ていうお花だろう?→きいろいおはな。」「これ、何ていう葉っぱかなぁ?→みどりのはっぱ。」なんていうやりとりをよくしていました。

けれどもこれも成長の証なのです。もっと小さい頃のシュウは、分からない事を聞かれると無反応かおうむ返しするかのどちらかでした。それが今は「何か聞かれている。自分は何かしら答えなければならない。」という事をわかっているのです。

しかし、「質問されていて何かしら回答しなければならない事。」はわかっていても、質問の意味が理解できなかったり、質問の意味は分かるが答えがわからないという場合も多いです。

そんな時のシュウは「連想ゲームのように、その物事に関係した事を言っていく」ようです。その為今回の場合も、「目の前の花について何か聞かれた→目の前の花はピンク色だ→ピンク」となったのでしょう。

 

そんなふうに、ふざけたり真面目になったりちょっとズレた会話をしつつ、撮影は何とか無事終了しました。終わった後はシュウをうんと褒めて、好きなアイスを食べさせました。

 

先日写真が出来上がったので引き取りに行ってきました。今年も節目の時に写真を残すことができて良かったです。シュウがわざとふざけるようになり、ご褒美作戦も通じなかった時期には「節目の時くらいは、毎年ちゃんとした写真を残したいけど。これはものすごく疲れる・・・。もう嫌だわ・・・。こっちの気持ちが折れそうだ。一体いつまで私の心が持つだろうか。」と思っていました。しかし、きっと来年以降も大丈夫そうです。

それではまた。

 

発達障害児、バレンタインに不遜な態度をとる。

こんにちは、mamemuchiです。業務スーパーアミカでこんな商品を買いました。

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「クロスタティネ ココアクリーム」です。結構大きめなチョコタルトが6個入ってお値段税込み300円でした。タルト部分はサクサクでした。チョコは甘すぎず味薄すぎずでちょうど良かったです。形も可愛いですし、おもてなし用にも良いのでは?個包装なのも便利です。

 

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大きめなのでカロリーは高めですね。そのぶん、食べ応えはありますよ。こちらの商品と同じシリーズで、チョコ部分がワイルドベリージャムになっている物もありました。そちらも美味しかったです。ジャムの水分のせいなのか、材料比や製造方法が違うのか、それとも私の気のせいか・・・チョコバージョンと比べて、タルト部分がしっとりしているように感じました。

 

チョコと言えば・・・あなたは先月のバレンタイン、どのように過ごしましたか?シュウは幼稚園のお友達Uちゃんから友チョコをもらいました。しかしせっかくのプレゼントなのに、シュウは大変不遜な態度をとっていました。

その日の降園時、Uちゃんはお母さんが持ってきたチョコを受け取り、シュウに渡そうとしました。しかしシュウは受け取ろうとしません。Uちゃんが手にしている物品に対して、不信感を持っているのです

 

シュウは普段から、見慣れない物が苦手です。得体の知れない物体は触りたくないし、自分に近付けてほしくもないのです。警戒心が強いのです。

これまでにも、発表会の衣装を着たがらない(だって見た事ない服だから ※カッコ内はシュウの心の声の予測)・制服の試着を拒否(これも見た事ないし)・運動会のキラキラポンポン(チアの方が使ってるようなアレ)を持ちたがらない(やけにキラキラシャラシャラしてて形も奇妙。危険物かもしれない・・・)・花束は持ちたくない(巨大だし色も形もいろいろで完全に謎物体)・・・等がありました。

 

Uちゃんが手にしているチョコも、そのように感じたのでしょう。中身はシュウが大好きなチョコレートなんですけどね。そのパッケージが、初見の物だったのです。私が「シュウにくれるってさ。チョコレートだよ。シュウ好きでしょ?」と口添えしても、シュウは信用しようとしません。猜疑心のかたまりです。

シュウにグイグイとチョコを近づけるUちゃん。頑なに受け取らないシュウ。

気まずいから受け取れよ。

 

結局私が代わりに受け取りました。UちゃんやUちゃんのお母さんには「ごめんね。シュウはチョコレート大好きだから、本当はすごく嬉しいんだけど。このチョコレートの包み、シュウは初めて見るんだよね。だから、中身がチョコってわかんないみたい。初めて見る物はすごく怖がるんだよね。でも、チョコってわかれば喜ぶよ。お家に帰ったら食べるね。ありがとう。」みたいに、必死で説明しました。

 

せっかくプレゼントしたのに受け取ってもらえないなんて、悲しいじゃないですか。優しいUちゃんに、そんな思いはしてほしくありません。だから、Uちゃんからもらうのが嫌だとか、嫌いなプレゼントなんだとか・・・そういうわけではないという事はどうしても伝えたかったのです。

 

帰宅後、シュウにパッケージ裏の「チョコレート」という文字を見せました。するとシュウはバリバリと開封し、美味しそうに中身のチョコを食べ始めました。

ほらね、だから私言ったじゃん。中身はチョコだよって言ったじゃん・・・。

 

Uちゃん親子には改めて感謝のメールを送りました。シュウがチョコを食す写真を証拠画像として添付して。Uちゃんは「シュウ君、恥ずかしかったんだね。」と言ってくれているとの事でしたし、Uちゃんのお母さんも「気にしないで。Uも気にしてないよ。」と言ってくれました。

プレゼントをくれた上に気遣いまでしてもらって・・・。優しい人に恵まれて、シュウも私も幸せだなぁと思いました。

 

こんなふうに、警戒心の強さや思い込みの強さから、他者からの善意をすんなりと受け取れない子もいます。でもそれって、その人の事が嫌いとかではないんですよ。臆病なだけなんです。「そういう子もいるんだなぁ。」くらいに、軽く受け取ってもらえると嬉しいです。

Uちゃんからのプレゼントが仮に、アルフォートとか、板チョコとか、アンパンマンチョコとかだったら、シュウは普通に受け取っていたと思います。よく見慣れた、普段使いのおやつですから。

でもせっかくのプレゼントに、それじゃあ味気ないって思いますよね。ですからみんな、趣向を凝らして思いを込めた品を準備するわけですよ。けれどもシュウに関しては、特別な日でも普段使いがベストのようです。

 

ちなみに今月のホワイトデーは、ちゃんとUちゃんにお返しはしました。シュウじゃなくて私がですが。シュウをギフトコーナーに連れて行っても選ぼうとないので、私が選びました。その選んだ品は当然、シュウ初見の品です。スーパーのお菓子コーナーにある物ではなく、時期限定のギフト品ですから。そうなるとシュウは触りたがりません。・・・となると、もちろんシュウがUちゃんに渡すのは不可能です。ですから、「シュウが自分で渡せなくってゴメンね。」と言って、私が渡しました。

そんなわけで、ある意味印象に残ったバレンタイン&ホワイトデーでした。

それではまた!

 

卒園式が終わりました。

シュウのガムテープ遊びに困りつつも寛大な心で接しようと思っていましたが、ついに先日ガツンと怒ってしまいました。あとになってちょっと反省しているmamemuchiです。こんにちは。

なぜ怒ったのかと言いますと、シュウが私の頭頂部にガムテープを貼り付けたからです。長い髪の毛先の方であれば対処しやすかったのですが。ガムテープは頭頂部の根元部分にベッタリです。引きちぎったらハゲます。ハサミで切ったらそこだけ野球少年並みの短髪になってしまいます。手で地道に剥がそうにも、頭頂部なのでよく見えず手探りです。そしてあと少しで外出しなければなりません

タイミングが最悪、貼った場所も最悪。なかなか取れないイライラと時間がない焦りから、「もうガムテープで遊んじゃダメ!全部剥がしなさい!!」と、怒ってしまいました。

シュウは慌てて、レンジや姿見その他に貼ったガムテープを剥がしていました。

でもシュウは「髪の毛に貼ってしまうといろいろと大変な事になる。」という事が分からなかっただけなんですよね。分かってたらこんな事しなかったと思うんですよ。だから、感情任せに怒ってしまって反省しています。冷静に説明すれば良かったなぁ・・・。シュウはいつものように遊んでただけなのに、ショック受けちゃったかな・・・。

 

・・・なんて思っていたのですが、翌日シュウはこんな事をしていました。↓

 

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ガスコンロの魚焼きグリルにガムテープ・・あ、こいつ・・・

 

全く懲りてない!!!

 

ちなみに私の髪に貼り付いたガムテープは一応剥がせました。結構抜けたりちぎれたりはしましたが・・・。

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そんなわけで、家では困った行動も多いシュウ。しかし先日の幼稚園卒園式では、こちらの予想をはるかに超えて、しっかりとした態度で出席出来ました

卒園式は心配だったんですよ。その辺の事情に関しては、こちらをお読みください。

 

3月に入って卒園式の練習が始まりました。シュウは昨年度とは違い、激しく嫌がる事なく参加しているとは聞いていました。けれども、練習と本番は違いますからね。本番はどうなる事かと思っていました。

しかしそんな私の心配は全く必要のないものでした。およそ1時間の式の間、シュウは1度も先生のサポートは受けませんでした。勝手に立ち歩く事もなく、勝手に喋りだす事もありませんでした。身体をグダグダと動かす事はありましたが、自分がいるべき場所から不必要に移動する事はなかったです。

 

誘導されなくてもペコっとお辞儀をして入場し、着席できました。卒園証書も壇上までもらいに行けました。そして私に渡して、自分の席へ戻れました。

歩くべき時に歩き、立つべき時に立ち、座るべき時に座り、喋るべき時に喋り、黙るべき時は黙る。これらが出来るって、何て素晴らしいのでしょう。たった1年で、よくぞここまで大きく大きく成長したものです。

この1年、成長を感じる機会はいろいろとありました。でも最後の最後にまで、あんなに年長さんらしい姿を見せてくれるなんて。たとえ障害があったとしても、人よりうんと遅めの成長の仕方だったとしても。それでも人は変わっていけるんですね

 

シュウの成長を噛みしめつつ、卒園式は終了。園児も保護者もいつもの保育室に戻りました。シュウは卒園式を終えて、集中力ややる気は尽きてしまったようです

立つべき時に座り、座るべき時に立ち、歩くべき時に止まり、止まるべき時に歩き、歌うべき時に歌わず、床に寝転び、先生作の折り紙作品がプレゼントとして配られてももらおうとせず、先生に渡す花束を持つ私に「それ、もたないで!!」と激しく怒り(シュウは警戒心が強く、見慣れない物が苦手。花束が異様な物に見えたと思われる。)、園児たちがグループに分かれて先生たちに花束や色紙を渡す時にも、床に寝たままで参加しませんでした

 

本当の最後の最後は、いつものシュウに戻っていました。

 

・・・ずーっとピシっとしてるのは疲れますもんね・・・。

まぁそれはともかく。お天気にも恵まれて、良い卒園の日となりました。小学校は大きく環境が変わるので心配は沢山ありますが、とりあえずは楽しい春休みを過ごしたいと思います。

それではまた!