発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

自己中な考えでシュウにキレる旦那。

シュウが美味しいお菓子に対して随分と失礼な事を言っていたので、驚いたmamemuchiです。こんにちは。

f:id:mamemuchi:20180702054144j:plain

カバヤさんのクッキーです。メロンパンを模しています。シュウにも先日あげました。シュウはノーマルのメロンパンクッキーはパクリと食べました。しかし、緑色をしたクリームメロンパンクッキーの方は・・・ものすごく警戒していました

シュウは見た目で判断するタイプでして、偏食が重症なのです。基本的に緑色をした物は口にしたがりません。爽やかな薄いグリーンのかわいいクッキーを前にして、シュウは言いました。

 

「毒メロンはいらない。」

 

あ、毒は入ってないですよ。

 

ちなみにノーマルな方の事は「スーパーメロン。」と称しておりました。マリオの「スーパーキノコ」的な感じなのでしょうかね。

クッキーじゃない通常のメロンパンにおいても、シュウは色を気にします。緑色や濃いオレンジ色をしているタイプは食べません。通常の薄い黄色っぽいのであれば喜んで食べますが。その好みは、クッキーでもやっぱり変わらないんだなぁと実感しました。

緑色のクッキーは、勿論私が全て美味しく頂きました♪ ノーマルの方は全部シュウにあげました。

 

さて。先日私は、シュウのトイレトレーニングについての話をしました。今回はそれつながりで、旦那に関してムカついた話をしたいと思います。

 

シュウが年中の頃、5歳になって少しくらいの時の話です。オムツが外れたのが4歳2~3か月くらいですから、ちょうどパンツ生活になって1年後くらいの頃です。

その日シュウは、お父さん(私旦那)と2人で登山に出かけて行きました。旦那が登山好きでして、たまにシュウを同行させていたのです。

2人は車で家を出発。「そろそろ上り始めた頃だろうか・・・。」と私が思っていたら、旦那からTEL。何と、これから帰ってくるとの事でした。

 

理由は、登山開始直後にシュウがおしっこを漏らしてしまい、着替えも無いからだそうです旦那は「せっかく行ったのに台無しだ!何で早く言わないんだよ!」と、かなり立腹している様子でした。

 

はあぁ~?そこ、怒るとこ?悪いのお前(旦那)じゃね??

 

私は素直にそう思いました。ここで、当時のシュウのトイレ関連事情を説明しておきましょう。

シュウはパンツ生活にこそなりましたが、まだ完璧とは言い難い状況でした。どこにトイレがあるのか分からない状況に置かれると、おしっこを我慢してしまうのです。

自宅・幼稚園・療育センターだけでしたね。尿意を感じた時、自らトイレに行けるのは。この3か所は日々の生活に密着しています。その為、トイレの場所もわかっていますからね。

 

ところがこれが、車中・お店の中・外・知らない施設等だともう駄目です。シュウは自分から言い出せなくなってしまうのです。実際に私もそれまでに2度ほど、外出先でシュウにお漏らしをさせてしまった事がありました。

私は普段から、外出時は2時間おきくらい、水分を多量に摂取している場合はもっと短い間隔で、「おトイレ大丈夫?」とシュウに声かけするようにしていました。しかしその2回は、うっかりしていて時間を失念してしまっていたのです。

シュウはものすごくトイレに行きたいのに、トイレの場所がわからない。私に自分から言っていいのかもわからず、ただただ我慢するしかなかったのでしょう。

 

その結果、外で失敗させてしまいました。完全に私の配慮不足です。シュウには本当に申し訳ない事をしました。シュウに羞恥心というものがあるかどうかはわかりませんが、少なくとも気持ち悪い思いはしたでしょう。シュウは意外と繊細なところがあり、失敗を気にするタイプでもあったので、その失敗は心に重くのしかかったでしょう。

 

一般的な感覚だと、「いやいや。トイレ行きたいならそう言えばいいだけじゃん。」等と考えてしまいがちです。けれどもシュウにとっては、そんな簡単な事ではないんですね。どうして自分から言い出せないのか、その理由は定かではありません。目に見えない事を想像するのが苦手自閉症の特性ゆえ、知らない場所のトイレに考えが及ばない臨機応変が苦手故、通常と違う環境ではどうすればいいかわからなくなる言葉が遅い故、私に何と言えば良いのかわからないおしっこを我慢出来る限界が、予想以上に早く訪れてしまった(シュウ本人は家まで我慢できると考えていた)・・・等が、私が考え付く理由ですね・・・。

 

これ以上シュウに嫌な思いをさせないように、それからの私は更にトイレ間隔に注意を払うようになりました。万が一の失敗の際にも即座に対応出来るように、タオルや着替えは常に持ち歩いていました

 

これらの事は、当然旦那も知っています。「こういう事情で失敗させてしまった。シュウと2人での外出時は気を付けてあげてね。」と注意を促す為に、きちんと話していましたから。私も含めた3人での外出の際も、私がものすごくトイレ間隔に気を付けている様子を目にしていたでしょうしね。

 

それなのに、着替えも持たず、暑くて水分を多く摂っているシュウに声かけもせず、それでシュウが失敗したからと言って一方的に怒鳴りつける旦那。

 

お前、学習能力ないの??

 

怒られたシュウが可哀想です。濡れた服を脱がせる事もせず、そのままの状態で車に乗せて帰ってきたし。ちなみにタオルは車中にあったんですよ。私がいざという時の為に積んでおいたのです。

ですから、パンツやズボンを脱がせてバスタオルをかけてやれば良かったじゃんと思いました。濡れた衣類をそのまま着用し続けるって、気持ち悪いでしょう。その程度の気遣いもできないんですか?しかも、車のシートだって無駄に濡れるし。

ちなみにその日は暑い日でしたから、仮に全裸にであっても寒いという事はありません。下半身裸でも、タオルをかけておけば問題なしです。車中なのですから。途中下車せずに帰ってくればいいだけです。

 

それ以前に、着替え持って行ってれば何の問題もなかったって話ですし。

 

自分の準備不足、配慮不足を棚に上げて一方的にシュウを悪者にする自己中な旦那。こういうの、ウンザリです。この手の事は、この1回だけじゃないんですよ。嫌になります。楽しみを潰された旦那のガッカリ感もわかりますが、いかに快適に子供と外出できるかは、我々大人側の準備次第です。知識も経験も身体的な成長具合も大人には全く及ばない子供。その子供に原因を押し付けるのはどうなんだろうと思います。

 

ちなみに現在は小学1年生のシュウですが、今でもやっぱりこちらの配慮は必要な状態です。トイレが近くにない状況は要注意です。

 

愚痴回となりましたが・・・今回はこのへんで。


 

↑小さい子供がいるが車中はキレイに保ちたい・・・という場合は必需品ですね。シートカバー。好きな色で揃えたい。


 

チャイルドシートを卒業してこういうのになると、車中がかなりスッキリしますよね。