発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

自分って、知的障害者なんだ。

引っ越しに向けて、新しい洗面器を買ってきた まめむち です。こんにちは。

今使っている奴は汚くなっているので、捨てて行こうと思って。するとシュウは、その洗面器を見てバケツの色、変わったね。今使ってるのは緑なのに、白なんだ。」と言いました。

 

これ、一般的には「洗面器」と呼ばれているんですよ。


やっぱり、物の名前を知らないシュウです。

 

・・・さて、今回紹介するのはこちら↓

敦賀駅のオルパークにて購入したとみつ金時バームクーヘンです。今年3月の北陸新幹線敦賀延伸開業の際に敦賀駅に行き、その時に買いました。

紹介がかなり遅くなってしまいましたが、このバームクーヘンは思い出深い品です。敦賀延伸開業はシュウの小学校卒業目前の時期でしたから、支援学級の子達にもお土産として買って渡したんですよ。「今までありがとう。」の気持ちを込めて。

 

シュウ自身はサツマイモが苦手なので、全く食べていませんけれどね。

 

ふんわり系バームクーヘンで、ほんのりとサツマイモの風味がします。個人的には、もうちょっとサツマイモの主張が強くてもいいんじゃないかなと思いますね。

価格は税込み324円。

期間限定販売ではないと思うので、現在も売っているのではないでしょうか。賞味期限も1カ月半くらいありますし、機会があったらあなたも是非。

 

さてさて。発達障害児であるシュウは、療育手帳を所持しています。これにより様々な場面で障害者割引が適用されるので、ちょっとお得になります。ありがたい事です。

まあ「シュウが所持している」と表現しましたが、普段管理しているのは私です。私が持ち歩き、必要な場面で提示する事が多いんですよね。

 

この療育手帳、障害者割引を設定している施設を利用するときは勿論、鉄道(※適用されない鉄道もあるかも)を利用する際も条件次第で割引が有効となります。軽度判定のシュウの場合、100km以上の長距離利用の時に限り、乗車料金が半額になるんですよ。もっと判定が重い場合はまた違うのかもしれませんけれどね。

 

シュウは鉄オタですから、これは非常にありがたい。小さい頃は療育手帳の存在も効果も知らなかったシュウ本人ですが、現在はそのありがたい効果を認識しています。1人で遠方に行く際は、「療育手帳貸して。」と言って持って行きますしね。

 

ですから彼は思ったのでしょう。「そもそも『療育手帳』って何? 誰もが持っている物ではないようだし・・・。」と。

 

で、彼はネットで検索を開始しました。そして私に言いました。「自分って、知的障害者なんだ。」と。

 

正直、ドキッとしましたね。

 

※参照↓

 

www.syuunoseityou.net

 

ただ、その時はそれだけでした。彼はそれ以上何も、私に言ってくる事はありませんでした。その為、自分が知的障害者であるという事に対し、彼がどういう感想を持ったのかは不明です。

 

ちなみになんですが、私はシュウが検索して出てきた画面を一緒に見ていたわけではありません。ですから、シュウが取り込んだ内容について、具体的な事は分かりません。でもやっぱり気になるので、とりあえず「療育手帳とは」と検索してみました。

すると、「知的障害のある方に交付される障害者手帳」と出てきました。

そこから更に、「知的障害者とは」と検索してみました。すると、「知的能力と社会生活への適応能力が低い事で日常生活における困難が発達期(18歳以下)に生じている状態の事と出てきました。

 

シュウがどこまで調べ、それをどこまで理解したかは分かりませんが・・・さて、どう感じたか。「ええ~?! 僕、そんな事ありませんけど?!」と思ったか、「あ~・・・たしかに・・・。」と思ったか。

 

どちらにしても、必要以上の劣等感は持たずに生きていってほしいです。「得意不得意を認識し、困ったときには助けを請う。」「でも、自分で出来る事は自分でする。」「配慮してくれる周囲に、感謝の気持ちを忘れない。」・・・そういう心構えは大事だと思いますけれどね。腐らずに前を向いてほしいです。

 

今回はこのへんで。