シュウが喋っているのを聞いていて気付きました。「平仮名→ひらがな。」「片仮名→かたかな。」と正しく言えているのに、「漢字」の事を「かんじな。」と言っています。平仮名も片仮名も最後に「な」が付きますからね。ちょっと勘違いしちゃったね・・・(笑) 「漢字うまく書けてるじゃん。」等と話しかけて、さりげなく訂正しているmamemuchiです。こんにちは。
さて、複雑なルールがある遊びは苦手なシュウですが、小学校でフルーツバスケットをしたそうです。懐かしいな、フルーツバスケット・・・。輪になって座って、鬼が「○○な人!」と言ったら、「○○」に該当する人は席を移動しなきゃいけないやつですね。
シュウは最初はルールがわからず、少し離れた所から観察しているだけだったらしいです。しかし見ているうちにルールが理解できたようで。途中からは加わって、楽しく遊べたみたいです。
ただ、「お前ら全員移動だぁ~~!」の意味の「フルーツバスケット!」がわからなかったようで、「ぜんいん!」と叫んで皆を大移動させようとしていたそうです。
ドッジボールで遊ぶ機会もあったみたいです。これもまた難しいルールがある球技ですが・・・よく覚えたなぁと感心しています。
しかしドッジボールの場合、困ったことがひとつ。シュウ、ボールを当てられても外野に行きたがらない場合があるんですよ。毎回ではないようなのですが。その時の気持ちや心構えの問題なのでしょうね。現実を受け入れがたい時もあるようなのです。
しかし当然周囲のみんなは「ボールに当たったんだからシュウ君は外野だよ。」と言います。外野に行きたくないシュウは拒否。しかしルールはルール。みんなはシュウに、外野に行くよう促します。
不当な命令拘束を受けていると感じたシュウは泣いて拒否。
・・・いや、全然不当じゃないからね。言っておくけど。けれどもこういう所がねぇ・・・。何でも障害のせいにして大目に見てもらおうというわけでは決してないのですが・・・発達障害児の難しい所なんですよね。
・自分はこのタイミングでボールに当たるつもりじゃなかった、完全に想定外
・実はルールを完全に把握しておらず、今のはセーフだと思い込んでいる
・周りからワーワー言われてパニックになった
・・・とかですかねぇ・・・。いや、本当に申し訳ない。
結局シュウは特例でセーフ扱いにしてもらい(みんな優しい・・・)、内野に居座ったそうです。そしてその後「シュウ君はボールが当たっても外野に行かないし泣くし。」という、諦めなのか気遣いなのか不明な配慮により、みんなはシュウを狙わなくなったそうです。
その結果シュウは、全然強くないのに最後の2~3人くらいまで残ったそうです。
本人は満足してニコニコしていたそうですが・・・ドッジボールで全く狙われないって、つまんなくない?
シュウは感情コントロールが苦手で言葉も遅いので、何かあると「泣く」という行為につながりやすいです。でも自分が小学生の時の事を思い出してみると、すぐ泣く子ってウザがられていました。今なら、わざと泣いていたわけでもないし、同情を誘おうと思っていたわけでもないという事はわかります。泣きたくなくても泣けてきてしまっていただけなんですよね。
でも当時は、「あの子すぐ泣くよね~。泣いて済まそうとしてるのかな。」なんてクラスメイトと会話していました。
そういう事を考えると、シュウの現状も少々心配になりますね。シュウも決して「泣けば許される」と思っているわけではなく、自然と泣けてきてしまうだけです。けれども周囲の子供たちからしたらねぇ・・・「こいつすぐ泣くからウゼェな・・・。」って思っちゃいますよね。
先生もフォローしてくれているとは思いますが、通常学級の子と接する場合はやっぱり心配事が多いです。支援学級では上手くやっているようですが、今後は定型発達の子たちとの関わり方に要注意です。お互い気持ちよく過ごしたいですからね。
それではまた!
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