以前、めちゃくちゃ不味い唐揚げを紹介させてもらいました まめむち です。こんにちは。業務スーパーさんにて、それの姉妹品っぽいパッケージの唐揚げを見つけたので、勇気を出して購入してきました。こちらです↓
お肉にこだわった唐揚げです。以前紹介した唐揚げとパッケージが激似です。
使用している肉がもも肉か胸肉かの違いはあるようですが・・・味や食感の違いはあるのか・・・?
原材料名を見ると、こちらの衣は「でん粉・小麦粉・大豆たん白・食塩・香辛料」という構成のようです。対して赤いパッケージの唐揚げの衣は、「小麦粉・馬鈴薯でん粉・タピオカでん粉・大豆たん白・パン粉・しょうゆ・食塩・こしょう・ぶどう糖」という構成。
小麦粉・大豆たん白・食塩の3つは共通していますが、緑バージョンの方がシンプルですね。これが吉と出るか凶と出るか・・・?
とりあえず、トースターで温めてみました。こちらは衣が適度な厚みですね。食感にはむね肉っぽさが感じられますが、パサパサと言うほどではないです。表面はそれほどサクサクしていませんが、ベチャッとしてると言うほどでもないですし。
冷めると少々ベチャベチャ感が強くなりますが、食べられないほどではないです。
これ、唐揚げと言うよりはチキンナゲットに味も食感も近いと思いますね。
とりあえず、赤よりは断然美味しいです。味の方向性は一緒だと思うので、やはりポイントは衣の厚さや食感でしょうね。
まあそうは言ってもリピはないですが。お手頃価格でもっと美味しい唐揚げはありますから。
たっぷり1kg入りで税込み591円。赤バージョンは537円なので、「少し美味しい分、少し高い」という感じでしょうか。
話は変わりまして。前回は初めてスケートに挑戦した話をさせてもらいました。その際に少々困った事態に遭遇しましたので、今回はその事を話そうと思います。
スケート初体験の為、壁から手が離せず、離すと転びそうになる私。同じくスケート初体験なのに不用意に壁から離れ、豪快に転びまくるシュウ。
そんな私達の所に一人のおば様が現れました。勿論初対面です。おば様は経験者の様です。「それじゃあ駄目よ。足はこういう形よ。まずは~~してみなさい。」と、有無を言わさず個別レッスンを開始しました。
面倒見の良い人なのでしょう。他にも初心者を見つけてはスーッと近付いて行き、指導をしていましたから。
私はそう理解しましたが、シュウは突如乱入してきてよく分からない事を喋り出した見知らぬ人に、困惑の表情を浮かべていました。そりゃまあそうなりますよね。
おば様の指導のおかげで、私は壁から手を離して歩けるようになりました。安定せず、バランスを崩す事もありましたけれど、それでも大きな進歩です。そこは純粋に、おば様に感謝です。
ただ、シュウは明らかに途中からウンザリした様子でした。
当然です。いきなり知らない人が出てきて、意味不明な事を言ったり厳しい事を言ったりし始めたのですから。
おば様、シュウが理解出来ない言い方ばかりするのです。あちらはシュウを定型発達だと思っているでしょうから、当然ではあるのですが。しかもシュウは大柄な方なので、小学二年生よりも上に見えていたと思いますし。
「足をこうして。違う、そうじゃない。よく見て!こう!」と言われても、どこがポイントなのかシュウは分かりません。
「よそ見しない!」「返事は?!」と言われても、シュウは集中力が長くは続きません。そもそも言われている事が理解できていないのに、何に対して返事をすればいいのか。
「つま先はこうだよ。」と言われても、「・・・つまさき・・・? つまさきって何?」です。語彙が乏しいので、「つま先」という単語の意味が分かりません。
その都度私が「足の形を英語のVの字にします。足を少し開きます。」と解説したり、「手はここに付けておきます。」と手を動かして見せたり、おば様の言っている事を通訳しました。
・・・が、おば様、シュウが理解する前に次々と新しい事を言うので、シュウは混乱してしまいました。シュウの表情を窺うと、疲れ切ったような様子が分かりました。
見かねた私は「あ、シュウ。これを使えばあんまり転ばなくなるよ。これ使ってみようか!」と、努めて明るく提案しました↓
滑走補助具です。便利な物があるんですね。
しかしおば様、「そういうの使っても上手くならないから!」と却下。
上手くならなくてもいいんだよ!!!
滑れるようになる事が目的で来たんじゃないから! やった事が無い事に挑戦して、「まあ悪くないかな?」「自分的には結構頑張れた!」くらいに思ってくれれば、それで大成功だから!
私はついに、「この子、知的障害があるので。言われている事も全部は理解できていませんし、これ以上はもう・・・。」と言いました。これね、本当は言いたくないんです。相手は親切心から行動してくれたわけですから。罪悪感を抱かせる事になったら申し訳ないじゃないですか。
けれどももうシュウが限界だったので、思い切って言いました。
それを聞いたおば様、
「大丈夫!あと3分だから!」
駄目だ。通じない。
最終的に私は「いっぱい頑張ったからもう疲れたよね。転びにくくなる道具を持ってくるから、そこで休憩しててね~。」とおば様にも聞こえるくらいの大声でシュウに言って、強引にリンクサイドに避難させ、おば様にはこれまでの指導のお礼を言い、リンク(おば様)から強引に離れました。
滑走補助具を借りてくると、シュウはそれをうまく利用して氷の上を笑顔で滑り始めました。ヨタヨタと動く私よりも、断然早く動けるようになりました。
分かるんですよ。おば様の「スケートを楽しんでもらいたい。上達して次につなげてもらいたい。」という気持ちは。分かるんですけど!!
初めてで嫌な思いをさせてしまうのは、最も避けたい事なのです。それをしてしまうと、今後二度とそれに取り組まなくなりますし、苦手意識がついてしまいます。
親切心は有難いのですが目には見えない事情もあるので、保護者が「これ以上は無理。」と判断したら引いてほしい・・・。
有難迷惑ってこういう事を言うんだなぁとヒシヒシと感じた出来事でした。
それではまた。
↑スケート施設にて初めて履いたスケート靴の感想は、「普通の靴よりも硬いんだなぁ。」でした。
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↑ウィンタースポーツという括りで言うと、私はスキーの方が少しは上手く出来ます。雪国出身なので。
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