発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

私とシュウ、同時に胃腸風邪。(食事時は読まないでね。)

寒い日が続いていますね。体調崩していませんか?私は乾燥に耐えられなくなった手足にひび割れが出来てしまい、痛い以外は元気です。こんにちは、mamemuchiです。

私もシュウも基本的には頑丈に出来ているようで、大きく体調を崩す事は少ないです。でも、たまには病気になります。シュウが産まれてから今日までの7年近くの中で、最も苦しんだのは胃腸風邪ですね。まだシュウが幼稚園にも行っていない時でした。時期はちょうど今くらいでした。

まず症状が出始めたのはシュウです。下痢や嘔吐を繰り返しました。薬を飲む為の水分ですら吐いてしまい、苦しそうでした。この時私が困ったのは、シュウがどこにでも吐いてしまう事でした。言葉が遅く、言われた事はほとんど理解できませんでしたからね。「気持ち悪くなったら、ここに吐いてね。」等と教えても、わからないのです。

それなのに吐く頻度がものすごい。その結果、家中所構わず何度も吐き、私はその事後処理に追われる事になりました。一応熱はあるものの、何故か「グッタリと寝込む」という事がなかったんですよね。チョコチョコと動き回っていたんです。寝ていてくれれば嘔吐被害は一か所で済むし、対策も比較的取りやすかったのですが・・・。

フローリングの床で吐いたから「まぁここならまだマシだね・・・セ~フ・・・。」とか思っていたら、いつの間にか移動して布団に吐いてたりするんですよ・・・。

下痢の方もね、まだオムツが取れていなかったので、何度もお尻を洗わなければなりませんでした。そして、漏れてしまった場合の後処理も当然ありました。

 

そんな風に、シュウの看病に追われながら数日・・・あれ?何か私、ものすごく寒い。普通の寒気じゃないっぽいんですけど・・・。

シュウもまだ回復していないのに、私まで胃腸風邪になりました。

 

もうね、ここから本当の地獄に突入でしたよ。発熱・寒気・頭痛・腹痛・下痢・嘔吐に苦しみながらも、シュウの世話はサボれません。

子供が体調を崩しても、熱があって布団の中で寝ているだけならまだいいんですよ。気を付けるべき事は、水分補給くらいじゃないですか。・・・いや、細かく言えばもっといろいろありますよ?でも、とりあえず最重要課題はそこだと思うんですよ。

けれどもそこに、下痢やら嘔吐やらが加わってくるとね・・・も~~、しんどかった!! こんな経験、2度としたくないと思いましたよ。

下痢や嘔吐って、放置できないじゃないですか。衛生的な意味合いではもちろんですが、対処しないと着る物もタオルも寝場所もなくなります。

 

私だって体調最悪なのに、ゆっくり寝ている事は許されない状況です。シュウがやらかす度に、床や絨毯を拭いたり、シュウをお風呂場に連れて行ってキレイにしたり、服を着替えさせたり、タオルや布団を取り替えたり。これらがエンドレスなんです。

そして、そうなると発生するのが大量の洗濯物です。あの時は、洗濯機回しっぱなし、乾燥機もフル稼働でしたよ。乾燥機に入りきらない分は室内に干してね。

それでも、乾いている服やタオルはどんどん減少していきました・・・。着る物がなくなる・・・次に吐いたら拭く物がない・・・。最終的にはギリギリ間に合いましたけれど、たかが洗濯物とあんなにも緊迫した関係になったのは初めてでした。

 

そんな、精神的にも身体的にも厳しい状態が何日か続き・・・ようやくシュウは回復しました。私自身はまだしんどい状態でしたが、今までの数日間の戦いと比べたら何てことありません。体調が悪い時に寝ていられるって、こんなにもありがたい事なのか!って、感動しましたよ。

ただ、普段通りにシュウと接するのは難しい。私が回復するまではシュウの世話は手抜きさせてもらいました。日中は寂しくならないように、シュウの手の届く所におもちゃを全部出しておき、DVDもずっとつけていました。食事は買ってあったお菓子やパンを渡し、一人で食べてもらいました。

シュウは寝ている私の側に来ては、私の身体によじ登ってきたり、わざわざ私の頭を椅子にしてDVD観たりしていましたが・・・「起きて起きて!遊ぼう!」みたいなのはなかったですね。それは本当にありがたかったです。比較的平和に寝ている事が出来ました。

母(私)がしんどいのを分かってくれていたのでしょうか。・・・いや・・・でも、どうかな・・・。だってシュウ・・・

 

私が猛烈な寒気に襲われてガクガク震えている様子を見て大爆笑してたんですよね。

 

まぁそんなわけでね。私が何を言いたいかといいますと、体調管理には気を付けてって事ですよ。私の場合、自分の体調不良よりも子供の体調不良の方がきつかったです。

自分病気・子供健康だと、子供の世話は最小限にして寝ている事が出来ました。しかし、逆パターンだとね・・・上述のように、やる事が多くなりますし、心配ですし。自分も子供も両方ダウンが一番の地獄なのは言わずもがなですが。

 

私の場合は、シュウがまだ言葉の理解が出来ない時期でしたから、余計に大変だったかもしれません。これが、ちゃんと意思疎通できる子であったならば・・・看病する側の負担は軽減されたでしょうねぇ・・・。

幸いな事にこの件依頼、私もシュウも大きな病気にはかかっていません。風邪でちょっと熱が出たくらいですね。ありがたい事です。

再び胃腸風邪になったとしても、現在のシュウなら多分、「吐く時はここにしてね。」と言えばわかってくれそうな気がします。定型発達の子と比べたらやっぱり言葉の遅れは大きいですが、ジェスチャーや絵を交えて教えれば理解できそうです。わかったところで、間に合うかどうかはまた別ですけどね。下痢の時もトイレで出来ますから、もうお尻洗いは不要です。

どうぞあなたも家族の方も、体調には気をつけてくださいね。健康第一って本当ですよ。まぁ気を付けても防げない場合もありますが・・・。そんな時は無理をせず、ご自愛ください。

それでは!