もうすぐバレンタインですね。あなたは誰かにあげる予定はありますか?お店のバレンタインコーナーはいろいろなチョコが並んでいて、見ているだけで楽しくなりますね。こんにちは、mamemuchiです。
発達障害の子を持つあなた、子供は指示をすんなり聞けますか?シュウは聞けない時も多いです。一般的に、発達障害児は耳からの情報の処理が苦手と言いますよね。視覚優位なんですね。
そんな時に役立つ物があります。写真カードや絵カードです。療育でも使っていますし幼稚園でも使っています。ご家庭で使っている方も多いのではないでしょうか。
ただ、家庭でその手の物を使いたい場合、1つ問題があります。どうやって目的に合致した内容のカードを入手するかです。
もちろん書店に行けば、絵カードのセットは売っています。けれどもそれなりのお値段しますよね。しかしそれよりも何よりも・・・自分的に使い道のないカードばかり多くて、肝心なのがほとんど無い場合が困るんですよね。あとは、内容は合ってるけれども絵が好みではないとか。
ネットを見ると、絵カードのオーダーメイドを受け付けている所もあるようですが・・・こちらもお値段がネックになる場合がありますよね。
私も↑のような壁に当たった時期がありました。ですから割り切りました。
よし、必要なカードは自分で作っちゃおう。
そして以下のような絵カードを自作しました。
これらを必要に応じて使いました。シュウはなかなか幼稚園の準備をしない時期や、お風呂歯磨き等をしたがらない時期があったのです。そういう時に絵カードは活躍しました。
例えば「夕食→歯磨き→お風呂→パソコン」というスケジュールの場合。ホワイトボードに、その順番に絵カードを貼っていくんです。ちなみに絵カードの裏にはマグネットシートをつけているので、ホワイトボードへの着脱は簡単です。
そのボードをシュウに見せると・・・やるべき事やその順番が一目で分かるので、スムーズに動いてくれましたね。
絵カードを使いたいけれども気に入った物が手に入らないと言うあなた。あなたも私の様に、自作してみてはどうでしょう?絵が苦手?平気です。↑の絵を見れば分かりますでしょう?この程度の画力でもちゃんと子供に通じますから大丈夫ですよ。
絵カードってね、シンプルな方がいいと思うんですよ。市販の絵カードでも、緻密な描き込みが成された美麗なカードってなくないですか?制作側はきっと、シンプルさを意識してると思います(多分)。
発達障害児は、気が散りやすくて集中しにくい特性を持っていたりしますよね。そういう子に、背景から小物の柄まできっちりと描き込まれた芸術作品みたいなカードを見せたらどうなるか。
おそらく、余計な部分が気になってしまって、肝心な部分が頭に入らなくなってしまう気がします。
例えば↑の「てをつなぐ」のカード。もしもこれに、背景としてビルや信号機、行き交う人々等を細かく描き込んでいたら・・・「てをつなぐ」というポイントがわかりにくくなるのではないでしょうか。
絵カードはポイントとなる事象さえ伝われば良いわけですから、他の余分な情報は載せる必要がないと思います。漫画や芸術展出品作品ではないのですから。伝えたい所を強調して描きましょう。
・・・まぁそんな風に偉そうな事を言っていますが・・・
写実的で美麗な絵なんて要求されても無理なんですけどね。私の画力はこれで限界です。
ちなみに一時は大活躍した上記の絵カードですが、近頃はほとんど出番がなくなりました。シュウも成長してきたので、以前よりも言葉だけで通じる指示が多くなったのです。言葉で「○○するよ。」と言えば理解してくれる場面が増えましたね。
ただ、4月からは小学生。生活パターンが大きく変化します。そうなると、再び絵カードの出番が来るかもしれません。そうなったらまた、必要に応じて自作しようと思います。
ちなみに作り方は簡単です。必要な物は筆記用具・ハサミ・画用紙・カードケース(硬質)だけです。全て100円ショップで揃える事が出来ますよ。画用紙を切って絵を描き、硬質カードケースに入れるだけです。硬質カードケースに入れておくと、持ち運ぶ際にグチャグチャになりません。子供が雑に扱ってもヘタれにくいです。
複数枚の絵カードを同時に使って、スケジュール表みたいにしたい場合は、ホワイトボードとマグネットシート(裏面がシールタイプの物)があれば便利です。これらも100円ショップで売っています。
絵カードを入れたカードケースの裏側にマグネットシートを貼れば、ホワイトボードに付けたり外したりが簡単に出来ます。
子供がなかなかこちらの指示を聞いてくれないって、本当にしんどいですよね。世に溢れる便利グッズや使えるアイディアはバンバン取り込んで、出来るだけラクしましょうね!それではまた!