発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

発達障害児、クリッパーが苦手。

突然ですがあなたは山梨名物の「ほうとうって食べた事ありますか?私、好きなんですよ~。今は関西住まいの私ですが、以前山梨県に住んでいた時期がありまして。その時に食べて好きになりました。コシのある麺がたまりません。そんなmamemuchiです。こんにちは。

ほうとう用の麺って、山梨では普通にスーパーでも安く売られていたので手に入れやすかったです。けれどもさすがに関西では見かけません。しかし・・・業務スーパーの冷凍コーナーにあるこれはずっと気になっていました↓

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ずっと気になってはいたのですが・・・「本当にほうとうの命であるあのコシが再現されているのか?」と半信半疑でした。けれどもついに買ってきました。そして食べてみました。

うん!買ってよかった!ちゃんとコシがあります。しかも、生麺タイプだと結構煮込み時間が長くかかるのですが、こちらの商品は長い煮込みは必要ありません。野菜や肉を煮た中にこの麺を入れて、しっかりとほぐれたらOKです。

普通に食べたら十分に美味しかったので、私はひとつ実験してみました。わざと一晩放置してみたのです。

これが何と・・・美味しかったです。麺は柔らかくなって、ほうとう独特の弾力はなくなっていましたがね。でも「のびて不味い」という感じではなくて・・・例えるなら、伊勢うどんみたいな感じに変化していました。伊勢うどんって、麺が太くて柔らかいのが特徴なんですよ。

これなら作りすぎて余ってしまっても大丈夫!

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お値段税込み192円、一玉あたり236kcalです。5玉入りなので、一玉約38円とお手頃価格です。気になるあなた、是非お試しを~。

 

ところで、発達障害の子を持つあなた。お子さんは、美容室デビューっていつ頃でしたか?まあ、自宅でカットしている方や、出張美容室を利用している方もいるでしょうけれど。

発達障害児にとって、美容室ってハードルが高かったりしますよね。慣れない場所や人が苦手だったり、長時間じっとしていられなかったり。シュウもそういう心配がありました。ですから、シュウが初めて美容室に行ったのは、4歳1か月くらいの時でした。幼稚園の年少になってすぐくらいですね。これって多分遅い方ですよね?それまでは、私がお風呂場でカットしていました。でも私、美容師資格を持っているわけでもない一般人なもので・・・

 

いいかげん面倒になったんですよ。

 

ダメならダメでしょうがない・・・と思いつつ、試しに美容室へ連れて行ってみました。

混んでいたため、結局1時間くらい待つ事になりましたが・・・シュウは意外と機嫌よく待てました。見た事のないアイテムがたくさんなので、それらの物に関心を持ったようでしたね。興味深そうに観察していました。他の人の様子もじっと見ていました。

慣れない事に対する不安感よりも、好奇心が勝ったようです。ラッキー。

 

シュウの順番が来ると、シュウはすんなりと椅子に座りました。ケープをつけて、てるてる坊主みたいになってしまうのも嫌がりませんでしたね。

カットする間も、少し足をバタバタさせたり頭を傾けたりはするものの、泣いたり暴れたりはしませんでした

小さなバリカンのような物で首の後ろを整えられる時は、くすぐったがって逃げるように前のめりになっていましたが。それでも本気で拒否する事はなく、最後まで仕上げてもらえました。

 

ちなみに余談ですが・・・今回の話を書くに当たって、↑の「小さなバリカンのような物」の正式名称を調べてみました。「クリッパー」と言うらしいです。ひとつ賢くなりました。

 

そんなわけでシュウの美容室デビューは、思っていたよりもあっさりと成功しました。「な~んだ、これならもっと早くに連れてくれば良かったなぁ。」なんて思いましたね。

 

そんな初美容室の日から約4か月が経過したある日。髪が伸びてきたシュウを再び同じ美容室へ連れて行きました。運が良い事に、カット担当が前回と同じ人でした。指名ができないお店なので、これはラッキーでしたね。

他のスタッフさんが嫌だというわけではないのですけどね。けれどもシュウの特性を考えると、同じ人の方が安心ですから。

 

今回も前回同様、ケープをつけるのもハサミで髪を切られるのも、問題なく受け入れるシュウ。しかし最後、スタッフさんがクリッパーのスイッチを入れたら・・・

 

シュウはものすごく驚いて、ビクっとしました。そしてギュっと目を閉じて、首をすくめました。

 

え?前回は全く怖がらなかったのに何故?

 

前回、スタッフさんが失敗してシュウに痛い思いをさせた・・・というような事もありませんし。

まあ怖がっているだけで、椅子から降りようとするとか泣くとか暴れるとかはなかったので、無事に終わりましたが。

 

そしてその日からまた4か月後。シュウは3度目となる美容室へ。前回前々回と同じ美容室、担当もまたもや同じ人です。

この日シュウはついに、クリッパーを明確に拒否しました。担当スタッフさんがクリッパーのスイッチを入れたとたん、シュウは「んーー!!」と言って手で防御しました。

 

ああ、ついに・・・。

 

前回怖がっているような感じだったから、想定はしていたけれど。まぁ、クリッパー拒否自体はいいんですよ。襟足のスッキリ感が物足りないなぁ・・・程度の事ですから。全体的には短くなっているから問題なしです。

ただ、クリッパーを段々と嫌がるようになったみたいに、ハサミでのカットも嫌がるようになったらどうしようと。

 

ちなみに今日は、シュウの髪を切ってもらう為に美容室へ行ってきました。シュウは落ち着いて髪を切ってもらい、クリッパーは冷静に拒否しました。

そうです。結局シュウは、ハサミでのカットを嫌がるようにはなりませんでした。クリッパーは相変わらず苦手で絶対に受け入れませんが、髪を切りに行く事自体は嫌がりません。

 

ちなみに今日、クリッパーを拒否する際のシュウのセリフは、

 

「ぼくは1年生なので、これ(クリッパー)はしません。」でした。

 

「1年生」は関係なくね?

 

どういう理屈なのか。普段から「ぼくは1年生だから、なまえはひらがなでかきます。」とか「ぼくはもう1年生だから(体重が幼稚園の時と比べて)おもいです。」とか言ってるんですけどね。

そういうのは分かりますが、クリッパー使用と年齢は関係ないと思いますね、私は(笑)

 

それでは今回はこのへんで。