発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

水路落下事件②

2月。バレンタインの月という事で、今回もチョコ商品を御紹介。mamemuchiです、こんにちは↓

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Pascoさんのベルギーチョコレートのタルトです。

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タルト生地はザクザク食感でGood。甘味もしっかりついています。フィリングはしっとりずっしり系。味は・・・何だろう、何かのチョコ菓子に似ている気がします。けれども何なのかまでは思い出せない・・・。

高級路線というよりは、大衆向けな味ですね。冷凍した物も食べてみましたが、印象は常温時とほとんど変わりませんでした。某ドラッグストアにて税込み98円でした。453kcalです。

 

さて、前回はシュウが水路に落ちた件について話しましたが・・・実はあの話には続きがあります。あの日から2日後、

 

シュウは再び水路に落ちました。

 

シチュエーションは初回同様登校時、落ちた場所も、ほぼほぼ初回と同じ所でした。懲りずに水路ギリギリの所を歩いていたシュウ。私が「もうちょっと離れて歩いたら・・・。」と声をかけようとした瞬間、シュウは足を踏み外しました。

 

しかし今回は、片足が落ちた時点でシュウは踏ん張りました。耐えました。その為、濡れたのはズボン・靴・靴下くらいでした。怪我もしませんでした。

 

「何故わずか2日後に同じミスをする・・・。」と思いましたが、経験が生きた面もあったようです

 

けれども気持ち的にはやはりダメージを負ったらしい、見かけによらず意外と繊細なシュウ。初日と同じく泣きながら家へと戻り、「今日はもう行けない。」「一人ぼっちになっちゃう。」とグズりました。

 

・・・「一人ぼっちになっちゃう。」・・・。これは、今までになかった新しい不安です。2日前の水路落下時。後始末を終えてシュウが外に出た時には既に、誰も歩いていなかったんですよ。先を見ても後ろを振り返っても、歩いている登校班はひとつもありませんでした。シュウは私と2人で、寂しい道を歩いて学校まで行ったのです。

 

「周囲の事など我関せず。」「他人に全く興味なし。」みたいなタイプの自閉症児もいますが、シュウは割と他の子の事も気になるタイプのようです

 

シュウは歩くのが遅いので、登校班での登校はプレッシャーになっているのではないかと私は思っていました。ですから、一人ぼっちでの登校を嫌がる姿に少々驚きました。それと同時に、「さて。これはどう説得すればいいのやら・・・。」と困りました。

するとその時、外から音が聞こえてきました。子供の声や足音です。シュウの登校班は先に行ってしまいましたが、まだ他の班は外を歩いているようです

「大丈夫だよ。ほら、他の登校班がまだ歩いてる。一人ぼっちじゃないよ。今日は着替えが早く終わったから、みんなまだ外を歩いてるよ。」と私はシュウに言いました。

するとシュウは、家を出る事が出来ました。

 

シュウは、自分の班に追い付こうと思ったのでしょう。歩きも挟みつつ、一生懸命走りました。それで他の班には追い付き、追い越せました。さすがに自分の班には追い付けませんでしたけれど。残念。

けれどもシュウは不機嫌にはなりませんでした。学校に着くと、いつもと変わらぬ様子で校舎に入っていきました。

 

気持ちの切り替えが上手になってきたかな。

 

2回もの水路落下。それ自体は困った出来事でしたが、私はそこからシュウの成長を見る事が出来ました。

ですから、私にとっては決して無意味な出来事ではなかったのですが・・・

 

登校班のみんなは、ただただビックリしたでしょうね。「え?何でわずか2日後に同じ場所で同じミスを?」と思ったでしょう。

 

その驚きを否定はしません。シュウはそういう子です。

 

そもそも、今まで水路に落ちずにいられた事がむしろ幸運だったのかもしれません。シュウの特性を考えればね。

 

これで懲りて、今後は気を付けて歩いてくれる事を願います。

 

それでは今回はこのへんで。