現在小学2年生のシュウ。ようやく未開封のペットボトルの蓋を自分で開けられるようになりました。これでまたひとつ、自分で出来る事が増えました。そんなちょっとした事も嬉しい まめむち です。こんにちは。
さて、今回紹介するのはこちら↓
業務スーパーさんの牛乳パックスイーツシリーズより、チョコババロアです。
開封するとチョコの香りが。スプーンを入れると、しっかりした弾力を感じました。味の方は・・・美味しい。プリンよりも弾力と濃厚さがあり、滑かな舌触りです。しっかりめだけれど甘ったる過ぎないちょうど良いチョコ味です。これは良い!
こんな美味しいものが税込み297円でたっぷり食べられるなんて! 子供のおやつに良し、一度溶かしてキレイな器に移して硬めれば来客用にも良し、嫌な事があった時のやけ食いにも良し、頑張った自分へのご褒美にも良し。チョコ味スイーツ好きにはおすすめです。
レンジで溶かすとトロットロ濃厚なチョコドリンクにもなりますよ。そのままだと飲料としては濃すぎるので、牛乳と一緒が良いかと。100g166kcalなので、1kg全部で1660kcalです。
さてさて。小学校に入ってからは勉強も頑張っているシュウ。知的障害クラス在籍ではありますが、現在までのところは定型発達の子達が学ぶ項目は全てシュウも学んでいるようです。
けれどもやはり大変そう・・・。
①おしょうがつはやすむ。
お車月!!!
読み方も違うし意味も分からない。
②しめりけがおおい。
しめり毛が青い。
文章の意味が違ってきちゃってる。長い青髪の女性が、濡れた髪を梳っている様子を想像してしまいました。
③かいしゃにいく。
貝車に行く。
貝の車・・・想像すると、ちょっと可愛いじゃないか・・・。
④むいかのもくようび。
七火の木ようび。
せめて「六火」と書いてほしかった。
ここまでの4問は、「うっかりミス。」「単語の意味が分からなくて、読み方が合う漢字を適当に当てた。」等でしょうね。
「『しめりけ』って何だろう?」「『かいしゃ』って・・・?」と思ったのでしょう。
こういう事、シュウは頻繁にあります。語彙が少なく、同年代の子供達が当たり前に知っているであろう言葉も知らないんですよね。言葉から、適した状況を思い浮かべるのも不得手です。
↑で紹介した問題以外でも、「ひがつく→日がつく」「かわかみ→川紙」「おがわ→『おがわ』って何?」「こむぎ→来麦」「あまど→『あまど』って?」・・・等がありました。
「ひがつく。」という言葉から、炎がボウボウと燃えている状況が思い浮かばなかったのでしょう。川の上の方を川上という事も知らなかったのでしょう。小さな川を小川と呼ぶ事も知らなかったのでしょう。小麦や雨戸の存在も知らなかったのでしょう。
広い世の中にはシュウが知らない言葉や言い回しが沢山あります。
⑤答えを書く空欄を無視。
読み仮名の横の狭いスペースに漢字を書き込んでいますが・・・。問題下部のスペースの存在意義・・・。
⑥反対語。
1.大きい⇔ちいさい
2.ふとい⇔ほそい
3.ながい⇔ひくい
4.さむい⇔あったかい
5.たかい⇔ひくい
んん~~、惜しい!一問だけ間違ってる。これは冷静に考えれば分かる問題です。長い短いという概念自体はありますからね。
私はシュウに「長いの反対は低いかなぁ?」と聞いてみました。しかしシュウは何が間違っているのか分からない様子。
そこで私は長い紐と短い紐を用意しました。そしてシュウに「この紐は長いよね。この長い紐と比べてこっちの紐は、低いかなぁ?」と再度聞いてみました。
するとシュウは、「短い。」と答えました。
正解。
思い込んだらなかなか考え方を切り替えられないからなのか、目に見えない状況を思い浮かべるのが苦手だからなのか・・・。言葉だけのヒントでは正解にたどり着けなかったシュウですが、目に見える物を用いたら分かったようです。
教え方や導き方にもコツがいるという事ですね。
⑦チューリップのきゅうこんを〇こ うえました。そのうち△こ めが出ませんでした。
めが出たのは何こですか。
算数の文章問題です。シュウはこの問題文を読んで、「きゅうこんって何?」と私に聞いてきました。私は「花の種の大きいやつ。」と答えました。
次に、「めが出ないってどういう事?」という質問がありました。私は「花が咲かないって事。」と答えました。
足し算引き算云々の前に、まずは単語の解読からです。
この問題の場合、「朝顔の種を〇こ うえました。そのうち△こ 花が咲きませんでした。花が咲いたのは何個ですか。」だったらスムーズに計算に入れたのでしょうね。
1年生の時もこの手の苦戦はあったのですが、現在も似たような状況です。
もうすぐ冬休み、宿題のドリルは一緒に取り組んでやらないとなぁ。
それではまた。
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