発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

発達障害児、ついに親の付き添い無しで登校する。

5月いっぱいは休校のシュウですが、休校中も何日かは登校日が設けられています。その久しぶりの登校日、シュウは学校で楽しく過ごしたようです。異例の長い休みでしたが、来月からは問題なく登校出来そうで一安心な まめむち です。こんにちは。

 

さて、今回紹介するのはこちら↓

f:id:mamemuchi:20200523104413j:plain

業務スーパーさんの冷凍コーナーで売っていたNAANです。プレーンタイプのナンですね。

f:id:mamemuchi:20200523104441j:plain

1枚あたり100g291kcalのナンが4枚入っています。袋の中でナン同士がくっついているので、とりあえず1枚1枚剥がそうとしたら・・・割れました

f:id:mamemuchi:20200523104536j:plain

ボロボロ割れます。しょうがないので4枚くっついたままトースターへ。1000Wで5分ほど加熱すると、分離できました↓

f:id:mamemuchi:20200523104555j:plain

 

薄いな。

 

ナンって、こんなに薄かったっけ・・・? これまでに食べた事のあるナンは、どれももっと厚みがあってふっくらしていましたが・・・。ただ、味は悪くないです。甘味の中に程良い塩気も感じ、そのままでも美味しく食べられました

 

もちろん、カレーとも合わせてみました↓

f:id:mamemuchi:20200523104611j:plain

前回紹介した、お肉がゴロッとビーフカレーです。うん、合う合う。このカレーは、個人的には辛味が強いのでね。甘めなナンと相性良しです。

 

その薄さを活用し、ピザ生地としても利用してみました。袋にもそう記載されていますし↓

f:id:mamemuchi:20200523110453j:plain

問題ないです。問題ないどころかむしろ「これはナンではなくピザ生地なのでは?」と思ったくらいです。美味しいピザが出来上がりました。

 

f:id:mamemuchi:20200523104511j:plain

税込み429円なので、1枚あたり約107円です。私は日常的にナンを買う習慣がないので、高いのか安いのか分かりませんが・・・味は悪くないので気になるあなたは試してみて損はないのでは。

 

さてさて。シュウが小学校に入ってから2年以上が経過し、彼は3年生となりました。1年生2年生と、朝の集団登校には私が同行していました。新年度はわずか2日間登校しただけで、3月に続き再び休校となってしまいましたが、その2日間も私は付き添いました。

それから1ヵ月以上が経過した先日。休校中の数少ない登校日。その朝食中の事です。私は何となく、「今日もお母さん、登校班に付いて行きましょうか? それとも、もう行かなくていいですか?」とシュウに聞いてみました。

するとシュウは少し考えてから言ったのです。

 

「来なくていい。」と。

 

「だってぼく、頭の中でずっと練習してたから。」と言うのです。

 

ほほぅ・・・シミュレーションしていたと・・・。

 

私はシュウのやる気を信じ、急遽子供達だけで登校させてみる事にしました。

 

本当は、段階を踏んで少しずつ付き添い距離を短くしていくつもりだったのですけれどね。本人も不安そうにしていましたから。

けれどもシュウは、「やる。」と言っていますからね。

 

朝食を終えて準備も整えたシュウは、時間になると1人で元気良く玄関を出て行きました。それを見送ってから少しすると、外から足音が聞こえてきました。シュウ達の登校班が、我が家の前を通過する足音です。

 

私は玄関ドアに張り付き、ドアの隙間から密かに様子を窺いました

 

シュウは普通に皆と歩いていました。

 

とりあえずは大丈夫のようですが・・・どうしよう・・・距離を空けて学校まで尾行した方がいいだろうか・・・

 

・・・悩みましたが、結局私は尾行はせず、子供達だけで行かせました

 

シュウは発達障害ですが、常日頃から妙な言動ばかりとるというわけではありません。普通な時は普通です。どの辺が障害児たる所以なのか、傍目には分からないくらいです。ただ、ひとたび何かトラブルが発生してしまうと・・・尋常でないくらい荒れ狂います

 

ですから「もしも登校中に何かが起きたら・・・。」と不安はありました。けれどもこの2年間の様子を見るに、それは確率としては低いと言えます。色々な経験を重ねる中で、シュウは我慢強さも身に付いてきました。対応力も、入学時と比べたら格段に柔軟になりました。

現在のシュウならば、多少のトラブルには対応できるはずです。

私はそう信じました。

 

結果的に、この日は問題なく学校まで行く事が出来ました。帰宅したシュウに「今日はどうでしたか。何か困った事はありましたか? 次からも大丈夫そうですか?」と聞いてみたら、「大丈夫。」との返事でしたから。

 

ああ良かった。じゃあ次の登校日も子供達だけで行かせてみよう。

 

今回私は、これまでのシュウの成長を考慮して決断しました。ただ、決断の理由はそれだけではありません。

 

付き添いをやめてみようと考えるもう1つの決め手がありました。それが何かと言いますと・・・

 

しっかり者の班長の存在です。

 

今年度の班長は、責任感があるしっかりした子なのです。これまでの登校時、シュウは何度か、転んだり1人で走り出したり立ち止まったまま動かなくなったり・・・等々、困った事態になりました。

しかしその度に、その子は対応してくれていました。その当時はまだ班長ではなかったのにです。

 

そして新年度。昨年度3月に引き続き再度休校となってしまう前の2日間は、その子が新班長となっての登校でしたが・・・安定の班長っぷりでした。

 

何度も後ろを振り返り、下級生達の様子を見ながら歩いてくれていました。他の班の友達が近くにいても、ふざけたり遊んだりする事なく、一定のペースで歩いてくれました。無駄に走ったり止まったりペースを変えたりする事も無く、皆がついて行きやすい先導をしてくれていたと思います。

 

だから私は思ったのです。

 

「この子が班長なら大丈夫じゃない? 何かあっても、多少の事なら何とかしてくれるだろう。」と。

 

ちなみに私は班長さんのお母さんに「急だけれど、今日は付き添い無しで行かせました。本人がそうすると言ったので。何かあったら連絡ください。付き添い再開するなり言い聞かせるなり対応します。今後も付き添い無しで行かせるつもりですが、負担になる様なら遠慮せずに言ってください。」という旨を連絡しました。

 

すると、「そうでしたか。帰ってきた〇〇(班長さん)に『どうだった?』と聞いてみたら、『問題なく歩けてたよ。』と言っていましたよ。お気遣いありがとうございます。」という旨の返事がありました。

 

シュウが成長していくには周囲の理解が欠かせません。それを改めて実感しました。次の登校日も、問題なく行ってくれる事を願います。

 

それでは今回はこのへんで。