発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

エジソンのお箸。

前回、父からアマビエ塗り絵が送られてきたと話した まめむち です。こんにちは。そのアマビエ塗り絵、完成しました

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             ↓

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江戸時代末に肥後(熊本県)の海に出現し、「疫病が流行するので、私の姿を描いた絵を人々に見せよ。」と告げたというアマビエ。ネットを介した画像でもご利益あるよね?! コロナを退けるアマビエの力、みんなに届け~!

 

さて、今回紹介するのはこちら↓

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業務スーパーさんの冷凍コーナーで見つけたぶりカツです。パン粉がついた状態で8枚入っています。油で揚げた物がこちらです↓

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ブリはそれほど厚みがあるわけではありませんが、食べてみると・・・美味しいです。魚を食べてるという実感があります。 味もしっかり付いているので、そのままでも食べられます。好みでソースなり醤油なりかけても良いですが。

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骨も無いので小さい子でも安心です。冷めてもサクサクだし身もパサついていない、美味しいぶりカツです。税込み321円なので、1枚あたり約40円ですね。安い。

 

さてさて。現在小3のシュウですが、食事で箸を使う際は握り箸です。なかなか正しい持ち方が出来ません。「まあそのうち出来るようになるだろう・・・。」とのんびりしていた私ですが、小2も後半になる頃には流石に焦ってきました。

それに関しては昨年、「少しずつ箸の使い方の練習を進めていきたい。」という話をさせてもらいましたが・・・その際の宣言通り始めましたよ。補助箸での練習。

 

これまでは100均の補助箸を使っていたのですが、心機一転新たな補助箸を買いました。これです↓

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補助箸と言えば「エジソンのお箸」ですが、それの小学生~成人女性用です。洗い替えや破損を考慮して2つ購入しました。

お箸をパッケージから出してみました↓

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「いかにも小さい子向け」といったデザインの補助箸とは違って、シンプルな外観です。これは良いですね。外で使っても悪目立ちしませんし、恥ずかしい感じもしません。

この補助箸は小学生用でもありますが、成人女性も使えるとの表記。試しに私も持ってみました↓

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指がしっかり入りません。リングの直径は小さめですね。成人女性でも細い指の持ち主ならば大丈夫なのかもしれませんが、私の太い指ではこの程度でした。

 

・・・まあ、小学生の手と成人女性の手を同様に扱う時点で無理がありますよね。冷静に考えてみれば。絶対にサイズは違うでしょう。

けれども補助箸のリングは、正しい持ち方へと導くためのガイドでしょうからねぇ。指を正しい位置へと誘導する目的さえ果たせれば、そこまでガッツリ指をはめる必要はないのかも。

 

もっと大きい箸が良い人は、ワンサイズ上の物が良さそうですね。エジソンのお箸はサイズ展開が豊富で、8種類のサイズがあるみたいです↓

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連結部分を外して洗う事が可能なので、清潔を保つのも容易です。これは嬉しいですね↓

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このエジソン箸は昨年の12月、シュウが小2の冬から使用を開始しました。発達外来の先生のアドバイス通り、ゆっくりゆっくり進めました。

 

最初は指を通すだけ。次は少し動かしてみる。そうやって新たな箸の持ち方に慣れてきたら、次はいよいよ食べ物を実際に挟む事に挑戦です。

 

初日はラーメンを一口分。2日目は二口分。3日目は焼きそばを三口分エジソン箸で挟み、口に運ぶ事が出来ました↓

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麺類に慣れてきた4日目からはステップアップです。麺より挟むのが難しい食材にも挑戦しました。最初は唐揚げ1個。次はご飯を二口。その後はラーメンの汁に浮かぶベーコンも挟みました。

 

そうやって少しずつ少しずつ、負担になり過ぎないよう注意しながら箸を練習させました。その結果、初めて箸で食材を挟んだ日から3週間後、ついに焼きそば1食分丸々エジソン箸で食べきりました

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更にその日から1か月後には、お稲荷さんも食べる事が出来ました↓

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コロンとしていて嵩張るし滑りやすいし、崩れる可能性があるお稲荷さんですが・・・シュウは上手に箸を使って食べていました。

 

もう補助箸は完璧に使えるようです。

 

ただ、通常の箸を持たせてみると・・・相変わらずの握り箸ですけれどね・・・。

 

「補助箸と普通の箸は違う。補助箸を使わせると、補助箸しか扱えなくなる可能性がある。補助箸は、必ずしも普通の箸の練習になるわけではない。という意見は耳にした事がありましたが・・・シュウの場合もそのパターンなのかなぁ・・・。

 

・・・けれどもいいんです。それならそれでしょうがないです。最終的には普通の箸でも上手に持てるようになってくれれば、それが1番ではありますが・・・無理なら無理で仕方ないかと。

 

仮に、ある程度の年齢になっても補助箸じゃないと上手く持てない場合。「僕、箸の持ち方が下手で・・・。食事中に人様に見苦しい姿を見せるのは申し訳ないので、補助箸を使っているんです。」みたいに言えば良くないですかね???

 

ですから我が家の場合は、補助箸を取り入れて良かったなと思っています。何よりも、シュウの意識が変わりましたから。

 

補助箸に慣れるまでは、「大人が強制してくる箸の持ち方だと、すごく食べにくい。手が窮屈。」という意識だったシュウ。それが補助箸を使いこなせるようになった頃には「握り箸は食べにくい。」という考えに変わったのです。

 

これは大きいと思いますね~。

 

今では学校やデイへお弁当を持参する場合も、自ら「補助箸を持って行く。」と言います。

 

あ、ちなみにこのエジソンのお箸ですが。専用のお箸ケースも販売されているようです。ですが箸を買った際、ケースは買わなかった為・・・缶タイプのペンケースを箸入れとして使用しています

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専用ケースだけ改めて購入する機会がなかなかなくて・・・けれども特殊な形状である補助箸を入れられる物は簡単に見つからない・・・。あれこれ試行錯誤した結果、たどり着いたのが缶ペンケースでした。とりあえず、長さはピッタリです。

 

蓋を閉めるとリングがちょっと潰されちゃうんですけれどね↓

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↑リングが押し潰されて歪んでいるのが分かるでしょうか?

 

まあ蓋を開ければ元に戻りますので。問題ないです。

 

小3現在も普通の箸だと握り箸になってしまうシュウですが、気長に練習させようと思います。

 

それではまた。