発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

小5時のWISC-IV結果⑨先生に言われた色々な話 後編。

どういう話の流れだったかは忘れたのですが、シュウが「水の泡」という言葉を使っていました。「せっかくの努力が水の泡」とかの「水の泡」ですね。正しい使い方だったので感心した まめむち です。こんにちは。

さて、今回紹介するのはこちら↓

カルビーポテトチップスきりたんぽ鍋味です。イオン系列のビッグにて、たまたま見かけて購入しました。

秋田の味のポテチというと、以前いぶりがっこ味に遭遇しましたが・・・これはどんな仕上がりになっているのか??

開封した瞬間ゴボウの香りがしました。「ゴボウが香る」という表現は伊達じゃないですね。

口に入れてすぐの風味もゴボウでした。きりたんぽ鍋かと問われるとよく分からないな・・・とは思いましたが、ポテチとしては美味しいです。

・・・と、思っていたら。最初はゴボウの印象しかなかったのですが、食べ続けていくうちに鍋っぽい風味も感じるようになりましたけれどもクセが強くて食べにくいとかは無くて。最後まで美味しくいただきました。

価格は税込み83円でした。

 

さてさて、前回の続きです。

 

★怖い人と思われてはいけない★

シュウは大声を出す人が苦手です。以前話した運動会ブチギレ事件でも、「大声で叱責されるのが耐えられない。」と言っていましたし、「怖い。」「嫌だ。」と感じた相手には近付こうとしません。当然心も開きません。

そんな状態では何をどうこちらから働きかけた所で、シュウがそれを受け入れて吸収してくれる事は無いでしょう。

怖さは消して接していかないといけない。絶対に怒らない。」という安心感を与えないといけないのだそうです。

 

★シュウは高度な思考が出来る。一般枠での就職も目指せる★

今回のWISCを受けて、先生からは↑のような言葉をかけてもらえました。ちなみに私も感心した問答がこちらです↓

 

問:科学が発展して困る事は?

シュウ:勉強を続けないといけない。

 

一字一句同じではありませんが、この問いはWISCの問題のひとつです。これって結構難しいですよね。けれどもシュウはしっかりと答えました。シュウの言い方だと言葉足らずですが、要約すると「科学は日々発展していくので、人間の方もそれについていく為に常に勉強をし続けなければならない。それが大変。」という事ですね。彼が言っているのは。

 

これってすごくないですか?そこに着目出来るのかあ~と驚きました。

 

まあそうは言っても、発達障害児は出来る事と出来ない事の差が大きいですからね。一般就職を目指すには、養護学校ではない一般の高校を目指す必要性も出てくるでしょうし、実際は困難が大きいでしょう。

それでも、希望は持っていたいなと思います。

 

★「関係性」は目に見えないし変化するので分かりにくい★

これはシュウの話ではなく、先生が「こういう子もいるよ。」と話してくれた事なのですが。「大きい・小さい」「ただいま・お帰り」等が理解しにくい場合もあるのだそうです。

 

ここに小さいリンゴと中くらいのリンゴがあったとしますよね。この場合、中くらいのリンゴの方が、小さいリンゴよりも大きいですよね。けれどもそこに、中くらいのリンゴよりも更に大きいリンゴを加えると・・・?

 

先ほどまでは「大きいリンゴ扱い」だった中くらいのリンゴが、「小さいリンゴという立ち位置」になってしまうのです。

 

関係性が変わってしまうんですね。

 

「ただいま・お帰り」もそうです。状況によって言う人や言うタイミングが変わるので、分かりにくい場合があるようです。

 

・・・と、このような感じで色々な話をしました。今回の結果を踏まえて将来どうしたいかを真剣に考えていかなければなと思っています。シュウはとりあえず、「大学は行かないけど高校は行く。」と、現時点では考えているようです。その為にはテストもしっかりと受けていかなければならないので、6年生からは全教科でテストを受けるつもりみたいです。

ほら。小学校って、カラーのテストがあるじゃないですか。シュウの場合、それを普通のプリントみたいな感じで使っていたんですよ。それをこれからは、テストとして取り組むと。

あとは苦手な理科も、もうちょっと頑張ってみると言っていましたね。

 

いよいよ小学校生活最後の1年。有意義に過ごしてほしいですね。

それではまた。