発達障害の子との毎日

発達障害の子供との日常を綴っています。真面目な話あり、くだらない話ありです。

発達障害児の読書感想文。

ある日突然掃除機の調子が悪くなり、部品を外して内部を確認してみました。大きなガムテープやダンボールが詰まっていました。それらを取り除いたらまた正常に作動するようになり、ホッと胸をなでおろした まめむち です。こんにちは。

シュウはダンボール工作をした後は自分で掃除機をかけ、床をキレイにします。しかしその際、手で拾ってゴミ箱に捨てるべきサイズのゴミまで掃除機で吸ったようです。

 

まあそれはさておき、今回紹介するのはこちら↓

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業務スーパーさんにて購入したあじフライです。パン粉がついた状態の冷凍食品なので、油で揚げるだけです。

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10枚入りで税込み365円なので、1枚あたり約37円。安いです。油で揚げた物がこちら↓

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それほど身が厚いわけではありませんが、めちゃくちゃ薄っぺらいという事もないですね↓

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価格を考えたら問題ない範囲だと思います。身は柔らかく衣はサクサクで美味しかったです。

 

さてさて、シュウが通う小学校では「読書の日」なるものが存在しています。この日は何かしらの本を読み、家族で感想を言い合ったり、簡単な感想文を書いたりします。どうやら月1くらいのペースでやっているらしいのですが、シュウは数か月に1回程度です。

 

彼は長文を読むのが苦手で、長い物語は内容を理解するのに苦戦します。ですから、本人の負担にならない頻度で取り組んでいるのです。

 

少し前、久々にその「読書の日」がシュウに訪れました。彼は必要事項を書き込むためのファイルを持ち帰ってきました。しかし、本はこれといって持ってきていないようです。

ふむ、図書室からは何も借りてこなかったか。

じゃあ家にある本を読んでもらうか

 

私は1冊の本を見繕いました。こちらです↓

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横田雅博さんのフクロウにあいたいです。私が好きで購入した本です。

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物語と言うよりは、フクロウの写真集ですね。写真にフクロウのセリフっぽい文章が添えられた構成になっています。

 

ハッキリ言ってこれは観賞用の本でして、読書感想文に使うような本ではありません。

 

しかし、シュウにはこれくらい文章量が少ない本の方が良いでしょう。

 

私は「これは字の量があんまり多くないから読みやすいと思うよ。」と言い、シュウに本を渡しました。彼はそれを受け取ると、とりあえず音読し始めました。

読むのが終わると、記録ファイルに向かいました。

作者名を書いたり題名を書いたりして、最後は感想です。この感想ですが、ちゃんとした読書感想文である必要は無く、まあ一言感想程度で良いのです

 

しかしシュウは言いました。

 

「また感想。いつもこれ。かならず感想がある。これが一番イヤなんだよ。」

 

あー・・・まあね・・・国語でも道徳でもそうですが、ただ読んだだけじゃ終わりませんからね。絶対に感想めいた発言を要求されますもんね。

 

世の中には「読書は好きだけど読書感想文は嫌い。」という人も沢山いますし、ましてやシュウは読書自体不得手ですからね。それをやっとこさ終えたと思ったら、同じく苦手な「感想」。「またこれか。」と言いたくなる気持ちも理解出来ます。

 

ですから私は「何でもいいんだよ。思った事とか考えた事とか。何を書いてもいいんだよ。」とフォローしました。

 

するとシュウは「この本って最近?」と聞いてきました。私は「いや、結構古いやつだよ。この本を買ったのって、シュウが生まれるよりも前だもん。」と答え、発行日を確認しました

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2004年発行。今から約17年も前です。

 

その事を伝えると、シュウはようやく感想を書き始めました↓

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一言感想:ぼくが生まれる7年前この本がありました。

 

まあそうなんだけどさ。

 

シュウは数字や年号が好きなんですよ。ですから、ついついそういう方向に行ってしまうのでしょうねえ。

 

それにしても、苦手な人にとっては読書感想文って厄介ですよねえ。私も小学生の頃は、読書感想文って苦手でした。そのせいで読書自体も嫌になっていた時期もありましたねえ。

まあ中学生以降は、読書も読書感想文もそれほど苦痛ではなくなっていました。現在も、どちらかと言えば読書は好きな方です。ですから子供時代の読書感想文強要がトラウマになったとかいうような事は無いのですが、それはたまたまそうなっただけだと思います

感想文のせいで読書も嫌いになり、そのまま大人になったという人もいると思いますし、シュウがそういう道を辿ってしまうのは避けたい所ですね。

 

それではまた。

 

↑電子書籍で読めるみたいです。

 

↑フクロウって昔から好きですね。お金持ちだったら環境を整えて飼ってます。